「若狭焼」とは若狭の甘鯛を酒焼きしたことに由来して、その地名が使われているそうです。酒焼き ・・・そういえば料理長は「たれに酒の量が多い」と説明してくださいました。
酒または酒にしょうゆを合わせたたれを若狭地と呼ぶそうです。若狭という地名、何となくお魚が美味しそうなイメージが湧いて来ますね。焼き方は、甘鯛等、うろこの細かい魚をうろこがついたまま焼くのですが、魚自体は塩をあてた物でも干物でもいいようです。 若狭地を皮にかけながら、うろこが逆立たないようにこんがりと丁寧に焼き上げ、仕上げます。
甘鯛若狭焼
食べ方はもちろん皮ごと・・・最近、魚の皮を食べられられない人も多いですが、若狭焼なら丸ごと美味しくいただけます。今回は皮もきれいに細工されていましたので、美味しさUP!!でした。
若たけのこ、ワカメを添えて更に春らしく、鯛のピンク、若タケノコの黄色、わかめ青緑、これもまた春の色合いと言えましょう。はじかみ生姜 もきれいですね。
日本料理の味わいを更に高めるのは「盛りつけ・配色・器」等ですね。盛りつけや配色は料理長の腕の見せどころ、花月の和食が素晴らしいのは言うまでもありません。
片口皿に盛りつけられた花月のお造里
さらに忘れてならないのが器。花月自前の器はとても上質です。先日、閉店直前の「太閤園」へ行きました。特別な器の展示なども見て回りましたが、花月の器がいかに優れているか、よ~く分かりました。工芸品の優劣を比べているのではなく、普段使いの器のことを言っているんです。花月ではランクの高い器をランチメニューにも使っているのですよ。
焚合の器も素敵です
太閤園の元の持ち主でいらっしゃった藤田男爵は晩年、須磨にお住いを移し、よく花月を利用されました。「藤のお椀」等、藤田男爵お持ち込みの漆器類・食器類もたくさんありますが、花月ではこれらの名品を会席コースの普段使いとして使用しています。太閤園のように大規模の料亭でないからこそできることがあるのです!
名品も置いているだけではもったいない、日々、料理に使ってこそ器も生きる!いつも最高級のおもてなしが花月の心意気です。
かくれんぼ中
【公式】神戸須磨の会席料理ランチ・ディナー │ 味と宿 花月
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コロナ禍も長くなってだんだん疲れてきたので、美味しいものに癒されます。味はもちろん、眼にも鼻にも心地よいです!
この器たち、洗い場さん泣かせですね、でも一番泣かせてくれるのは石焼用の四角い石さんだそうです。牛肉の脂がなかなかとれないようで・・・石も重いしね。
どんな名器も使ってこそ生きる(*^^*)
素敵な器を見ると、こんな器に料理を盛り付けてみたい!と思うのですが、そこつ者なので絶対割る!(笑)
花月のお料理は器もステキ❤
お腹が空いてきました。食べた〜い!!!
d(≧▽≦*)
小さいときから贅沢ができる人は少ないけど、子供の時いい食材や愛情たっぷりの料理を食べることができた子供は、大人になって自分のお金で美味しいと分かる料理を選ぶ力がもてると思います。
テルさんご夫婦の手を抜かない子育て、いつも気持ちよく拝見しています。子供達がみんな可愛いですね。みーちゃんも。素晴らしい家族の基礎には食あり・・・テルさんのご家族から学びました!
いつも変わらず美味しいそう(*^▽^*)
以前のコメントに
書いてくれましたが、
小さな時から
美味しい物を食べることは
大切ですよね☺️
今日一日お疲れ様でした😊
テル