須磨観光ハウス~花月と猫の物語

1937年(昭和12年)に神戸市迎賓館として誕生した須磨観光ハウス「花月」と猫ちゃんたちを応援するブログです。

離宮公園(2)~中門・潮見台

2020-11-08 20:50:37 | 日記
馬車道を登り切ると視界が開けます。ここは離宮なので中は広々としています。そして中から外側がみえる、しかし外から内側は見えない工夫があります。



樹木も様々植えられているのですが、目を引くのがヤマモモ。歴史の先生によると、須磨区白川のヤマモモは昔、朝廷に献上されたそうです。須磨区では強いヤマモモの木が、造営時に裏山から移植されたようです。食べても美味しいんですね。

広場の主はクスノキ。凄い枝ぶりですね。クスノキは枝と木じぐらいの根が地下を這って支えているので、こんなに枝が張り出していても木は倒れないそうです。二つの枝が一つになった「連理の枝」も、結合部分のコブは大きいです。



オリーブの木もあります。今では小豆島で有名になったオリーブ園はそもそも神戸が発祥の地だそうです。



中門の獅子はどちらも「阿形」、後に「二楽荘」を作った大谷光瑞率いる大谷探検隊が持ち帰ったものでしょうか。阪神淡路大震災で壊れた部分は補修してありますが、もちょっと上手に直してほしいかな~。



中に入ると、またもや亀甲形の石を使った塀、賀川県産花崗岩の堀です。デザインが古びません。



そして、潮見台。どこかのお城のテラスのようです。



ここに座って海を見るのは気持ちよかったでしょうが、今では樹木が茂り、海までの土地に高いビルやマンションが立ち並び、当時の面影はかなり薄いです。残念ながら「花月」から見る景色にはかないません。



さあ、王侯貴族のバラ園へと進みましょう。(続きます)


【公式】神戸須磨の会席料理ランチ・ディナー │ 味と宿 花月
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2 コメント

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Unknown (くれあ)
2020-11-09 19:25:26
こんばんわ(*^^*)

おさしん、タイムスリップしたみたいです(*^^*)
離宮、なんて京都くらいしか思いつきませんが、良い場所にあるんですね。
空気が違うのがよく伝わってきます(≧∇≦)
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Unknown (hanayukiay)
2020-11-09 22:23:06
コメントありがとうございます。

実は運動が嫌いです。おねーちゃんみたく、かなりテニスをやっていたこともありますが、肘が痛くなってサッサと止めてしまいました。未練はありません(笑)ラケットもあげてしまいました。

しかし身体のためにも運動が必要・・・ということで歴史散歩です。離宮公園や舞子ビラは元は公家の別荘ですから空気感違うかも。写真もステキに撮れます。いつか来てくださいね!
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