馬車道を登り切ると視界が開けます。ここは離宮なので中は広々としています。そして中から外側がみえる、しかし外から内側は見えない工夫があります。
樹木も様々植えられているのですが、目を引くのがヤマモモ。歴史の先生によると、須磨区白川のヤマモモは昔、朝廷に献上されたそうです。須磨区では強いヤマモモの木が、造営時に裏山から移植されたようです。食べても美味しいんですね。
広場の主はクスノキ。凄い枝ぶりですね。クスノキは枝と木じぐらいの根が地下を這って支えているので、こんなに枝が張り出していても木は倒れないそうです。二つの枝が一つになった「連理の枝」も、結合部分のコブは大きいです。
オリーブの木もあります。今では小豆島で有名になったオリーブ園はそもそも神戸が発祥の地だそうです。
中に入ると、またもや亀甲形の石を使った塀、賀川県産花崗岩の堀です。デザインが古びません。
そして、潮見台。どこかのお城のテラスのようです。
ここに座って海を見るのは気持ちよかったでしょうが、今では樹木が茂り、海までの土地に高いビルやマンションが立ち並び、当時の面影はかなり薄いです。残念ながら「花月」から見る景色にはかないません。
さあ、王侯貴族のバラ園へと進みましょう。(続きます)
【公式】神戸須磨の会席料理ランチ・ディナー │ 味と宿 花月
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おさしん、タイムスリップしたみたいです(*^^*)
離宮、なんて京都くらいしか思いつきませんが、良い場所にあるんですね。
空気が違うのがよく伝わってきます(≧∇≦)
実は運動が嫌いです。おねーちゃんみたく、かなりテニスをやっていたこともありますが、肘が痛くなってサッサと止めてしまいました。未練はありません(笑)ラケットもあげてしまいました。
しかし身体のためにも運動が必要・・・ということで歴史散歩です。離宮公園や舞子ビラは元は公家の別荘ですから空気感違うかも。写真もステキに撮れます。いつか来てくださいね!