梅雨も開けましたね。
ガラスの器も爽やかに、夏の八寸をいただきました。以前も書きましたが、八寸は宝石のよう、夏の宝石がちりばめられ「どれを食べようかな」とワクワクします。
紹介したいのは「丸十(まるじゅう)」。丸十とはサツマイモのことです。薩摩の家紋が丸に十の字を書いたものなので、サツマイモのことを丸十と呼ぶそうです。今回、丸十はレモン仕立て、サツマイモの甘味とレモンの酸味が良く合って、さっぱりといただきました。
今回夏の八寸は、お酢を使ったものが多く、「キュウリとしまあじの砧巻(きぬたまき)」や昆布巻きなども爽やかでした。トマトの煮込みを「ほおずきの実」に見立てたしつらえも、酸味をやわらげた味付けで上品でした。
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