今月の言葉（２０１０年３月）

こんにちは、半次郎です。

春の陽気が訪れたと思ったら、思いもかけぬ雪が降りまた冬に逆戻りしたりと、気を許すことが出来ない毎日が続いています。
今日も、昨日から降り続いている雨が雪に変わるとの予報も出ているようです。
街角の隅々にまで春が訪れるのは、もう少し時間が掛かるようですね。

さて、今月の言葉です。


『　自分の人生を楽しめるのは

　　　　　　他でもない

　　　　　　　　　　 自分自身なのである　』



人はみな、与えられたこの人生を楽しむ権利を持っています。
生れ落ちた国家の勝手な都合で、そんな自由すら与えられていない人たちも少なくありませんが、少なくとも今の日本では、何人も自由に生きる権利が保障されています。

そんな日本に生まれ育って、労せずに自由を手に入れた状態で、当たり前のように人生を送っていますが、感謝の念を持って自分の人生を楽しんでいる人は少ないのではないでしょうか？
大病を患ったり齢を重ね若い頃の体力を失ったことに気付いた人くらいなのかも知れません。

改めて言います、『今の若い方には、自分の人生を思う存分楽しんで貰いたい』のです。

そもそも、自分の人生を楽しめる人は、自分しかいないのです。
歌手やコメディアンなどの周囲を楽しませてくれる人も、決して下僕ではなく、周りを楽しませる自分自身を楽しんでいるに違いありません。

自分自身の人生を楽しんではじめて、他人を思いやる気持ちが芽生えるのではないでしょうか？

お年寄りのバッグをひったくったり、騙してお金を振り込ませたりと、優しさの欠片もない事件が後を絶ちませんが、きっと自分自身の人生を楽しんでいないからではないかと思います。

精一杯楽しんで、楽しみ過ぎて飽きてしまったら、ほんの少しだけお年寄りや子どもたち、障害を抱えて生きている方たちに分けて上げませんか？
そうすれば、とっても素敵な国になると思うのです。

まだまだ日本も捨てたものじゃないと、世界の人たちに見せつけましょうよ、ねェ

from 半次郎