半次郎の“だんごんがん”

要するに、居酒屋での会話ですね。
ただし、半次郎風のフレーバーがかかっています。
≪安心ブログ≫

寝苦しい夏の夜は怪談噺で涼もう!?

2014年08月08日 12時12分56秒 | Weblog

こんにちは、半次郎です。

毎日、暑いですね。
こう暑いと、冷たいモノばかり飲んで、内臓から冷やそうと考えがちですが、体の為には常温のモノがいいようです。

内臓から冷やすのが無理なら、精神・・・つまり神経から冷やそうと、あるモノを取り出しました。
・・・実際にはPCの中に入っているので、取り出してはいませんが・・・。

それは何かと言うと・・・、そうです、半次郎が子どもの頃、この時期の寄席で必ず聴いた先代林家正蔵師の怪談噺です。
晩年、彦六に改名したあの正蔵さんです。

語り口といい、容貌といい(失礼)、怪談噺に最適な方でした。

大抵、真景累ヶ淵だったりしましたが・・・。
噺の内容はだいたい、似たり寄ったりで、子どもの半次郎には区別が付きませんでしたが、怖さだけは半端でないくらい感じました。

そして、ひとしきり語り終わると立ち上がり、カッポレを踊って締めてくれました。

半次郎は長い間、先代の正蔵師は怪談噺や芝居噺しかしないのかと思っていましたが、どうしてどうして、滑稽噺のCDも残っています。
「天災」や「蒟蒻問答」など、愉しい噺も聴けます。

また「めだか」や「傘と赤い風車」など、新作の人情噺も素晴らしいものがあります。

派手さはありません(かと言って地味でもありません)でしたが、味のある噺家らしい噺家でしたね。

怪談噺で、寝苦しい夏の夜を乗り切るとしましょうか。

From 半次郎


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