半次郎の“だんごんがん”

要するに、居酒屋での会話ですね。
ただし、半次郎風のフレーバーがかかっています。
≪安心ブログ≫

相撲界に一般人の理屈は通じません!?

2010年06月29日 15時34分06秒 | 理解できな~い!
こんにちは、半次郎です。

角界が揺れています。
野球賭博に関与している力士や親方が続々と出てきました。
彼らがやっていたとされる野球賭博は、麻雀などの単なる身内で楽しむ賭け事ではなく、ちゃんと胴元のいる大々的な賭博です。
その胴元は、○○組などのその筋の方です。

それだから問題になっているようですが、ここでちょっと相撲というものを考えてみたいのです。
昔から相撲の世界には谷町(タニマチ)と呼ばれるスポンサーがいて、それで成り立っている世界です。
そのスポンサーはその土地の名士だったり、興行師だったりもしますので、興行で身を立てている歌手なども同じような仕組みがありました。
角界はそれが特に顕著だった訳です。

元々、『一年を十日で暮らすいい男』と言うように、10日間しか土俵の上に上がらなかった関取が生きていくためには、スポンサーが必要な訳です。
そして、タニマチの方も、用心棒のように強い関取を周りに侍らせておいて、危険から逃れる、あるいは自分の力を誇示する等々に利用したのでしょう。

今回の件は、その角界に連綿と続いてきた“常識”を、一般人の見地から“非常識”と切り込んだことが問題なのだと思うのです。

ただし、何人も“法律”の下に暮らしている訳で、その法律を犯しているのですから、違法には違いありません。
違いありませんが、角界では、今まで公然とやってきたことだと言うだけです。
法律よりも歴史が古いのですから・・・。

つまり、本来は、角界だけの“特例”があってしかるべきなのに、それがなかったと言うことが問題なんだと思うのです。

大相撲を一般のスポーツ(格闘技)にしてしまうのか、それともその歴史を尊重し、独自の法律で守るのか、それを問題にした方が良いと思うのです。

本来は、国技にする時点で議論すべきことだったのでしょうが・・・。

・・・えっ、国技が相撲だって法律で決まっている訳じゃないんですか?

それだからややこしくなるんだな、きっと。

先ずは、法律を整備し、角界だけの特例法を設けませんか?
そこから始めないと、日本から相撲が消えてしまいますよ。

from 半次郎


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