口カミ族か顎ハサミ族か？

こんにちは、半次郎です。

男性がトイレで手を洗う時、よく見かけるのが、ハンカチを口にくわえている光景です。

通常、ワイシャツの胸ポケットかスラックスのポケットに仕舞ってあるハンカチを、洗った後の濡れた手で取り出すのは、衣服が濡れて非常に不快です。
そこで、件の行動をとる男性が多くいる訳です。

しかし、半次郎はどうもこの“ハンカチをくわえる”という動作に、物凄く抵抗があります。
ハンカチが汚いとか、トイレで口にくわえるのが汚いというのではないのですが、何故かしっくり来ないものを感じます。
駅で切符をくわえている人を見かけても、同じように感じますから、“口にくわえる”という行為自体が好きでないのかも知れません。

ところが、意外なほどこの手の男性が多いのです。
殊更、駅のトイレでよく見かけます。
理由は簡単で、エアー・タオルやドライヤーが備わっていないからです。

・・・で、トイレでハンカチを噛んで手を洗っている人を見ると、どういう訳か“口カミ族” という一族に見えてしまい、ちょっと恐怖を覚えます。

半次郎は、噛みたくないので顎に挟みます。
“顎ハサミ族”です。

ところが、ここに大きな落とし穴があるのです。

ハンカチを顎に挟んだことを忘れて、つい顎を上げてしまうのです。
そうすると、自然にトイレの床に落ちてしまいます。

オゾマシ～ィ　
あの汚い駅のトイレですよ　

あぁ、何という不幸、何という試練。
“顎ハサミ族”には、厳しいイバラの道が待っているようです。

from 半次郎