それは、１０月２日のお昼頃だった。

それは、１０月２日（日）のお昼頃だった。

友人の百太郎くんからメールが来た。

百太郎「悪い、ツーリング行けなくなった」

半吉「…」

…
…
そう、僕らはその翌週の連休に、日帰りツーリングに出掛ける予定でいたのだ。

百太郎くんが、今まで持っていた大型バイクから、２５０ｃｃのスクーターに買い換えたことをキッカケに、僕ら二人はツーリングに行く話をしていた。

場所は、毎冬行く新潟のスキー場。
いつも見る雪景色ではなく、鮮やかな赤や黄色に染まった秋の山景色を、ロープウェーに乗りながら眺め、その後は、いつもの温泉＆美味しい定食屋さんでご飯を食べて帰ってくる、という計画をたてていた。

まぁ、冬場に行く道のりを、車でなくバイクで行って来ようというものであるが…。

…
…

半吉「どうしたんだい？」


百太郎「怪我した。今、病院。左肩脱臼骨折。」

半吉「（子供の）運動会でか？野球でか？」

百太郎「野球…。」

…
…
その日の夕方、入院先が家から近かった事もあり、お見舞いに行ってみる。


いくつかある病棟の本館。日曜という事もあり非常用の出入り口から入る。

エレベーターで３階に行き、降りると直ぐにナースステーションがあった。

そこで受付を済ませ、百太郎のいる部屋を探す。

探しながら廊下を行くと、病室の構図が窺えた。

各部屋ベットは４つ、窓側に２つ・廊下側に２つ。

人がいるベットは、淡いブルーのカーテンで覆われていた。
廊下を奥に向かって右側はブルーのカーテン、左側はピンクのカーテン……どうやら、男性・女性の部屋で分かれているようだ。

廊下を先に進むと、一番奥の突き当たりに、車椅子やら椅子やらが置いてあるのが見えた。

そしてその手前、右側に彼のいる病室があった。


入ると、窓側のベットは空いていた。

廊下側の２つの内、右か左か…

と、入り口で確認している内に、左側のカーテンから百太郎が覗いた。

そう、メールでこれから行くから！と連絡しておいたのだ。

彼はＴシャツに短パン姿で、左腕を首から布で吊していた。

話を聞くと、早朝野球でライトをやっていたそうな。（百太郎は、草野球を３チームもやっている。その内一つは、半吉も入っている。）

試合は僅差で、緊迫した状況の中、ライトにボール行った。
百太郎は走るが、ボールに追い付くか追い付かないかという中、最後に飛び付いて捕りに行ったそうな。

そして、その時に左肩から落ちたようだった。



病室で話をしていると、僕も入ってチームの故障者の話となる。

同い年のチャベスくんは、仕事だかなんだかで、アキレス腱を切って療養中である。


３人とも同じ学年で、順番だと次は半吉だな！…などと言われる。


いやいや！半吉は、ケガしませんよ～！

でも、体はかなり鈍っている。

今年の冬から春にかけて体が丸くなり、飲み物を水に変えて、かなり絞った。

夏に健康診断をしたら、体重は以前と同じだった。

…(-"-;)

膨らんだ分が戻ったたけじゃねぇ～！＼(゜□゜)／


次は僕の番か？……ちがぁ～う！(｀へ´)

てな訳で、半吉はトレーニングを始めました。

浅い腕立て４０回＆微妙な腹筋・数十回。


ぇ～長々と何の話かというと、半吉がまたトレーニングを始めました、というお話しでした。…(^_^;) おしまい。



写真は、秋にも咲いた大株のダリア・乙女の星です。

（本日の独り言）
本読み終わった。読んで良かった。 ナメクジとの戦い。 ありがとう。