カメラを買ったから…に違いない。
一昨年の冬にカメラを買った。ミラーレスの一眼レフ。
何が撮りたいのかわからないのに、買ってしまった。…そして今ではほとんどスマホで済ませる。
どんなに簡単なカメラでも少しは勉強しないと使い方がわからないのです。たくさんのボタンは苦痛でしかなかった。
だから手っ取り早くスマホで撮影しているのだけど、カメラマンじゃないからこれで十分なのだ。
カメラを買ったから外に出るようになった。
撮影したいものを探す。
ファインダーを覗いて見た世界は、直接見る世界より鮮やかで素敵なものだった。
カメラに映る花も鳥も虫も、今まで見ていた…見ようとしなかった現実を打ち消してくれた。
なんて素敵なデザインなんだろう。
なんて素敵な色なんだろう。
この花は何て名前だろう?この鳥は?生息地は?虫の種類、捕食するのは?なんて、人生がめっちゃ豊かになってきた。
そうだなぁ~。虫が嫌いだったのは、はっきり彼らを知らなかったから。
例えば隣人とうまくいくかうまくいかないかは、その人と付き合いがあるかどうかにもよると思う。…そんな感じかな。
スマホを新しいものにしてからは、カメラを持ち歩くこともなくなったけど、スマホの方が手軽に彼らと向き合えるんだ。
今日もリハビリの行き帰りにどんな虫と出会えるのかをワクワクしながら期待をしている。
ほとんど電話のかかってこないスマホを私はカメラと呼んでいる。
カメラどこに行ったけ?あぁ充電してた。
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