信州塩尻発 田舎暮らし日記

生まれも育ちも埼玉県飯能市。現在は移住して長野県塩尻市民です。 田舎暮らしや趣味の事、居合道の事等々を書いております。

釣行…もとい山菜採り…

2018年03月24日 | 釣り


土曜日…夜明けと共に出発するはずが、しっかり寝て11時…いつもの川へ行ったら風が強くて釣りにならず、仕方なく奈良井ダム上の羽渕から釣り上がりました。

先行者がいて水温も低く、モチベーションも低く…今回もボウズで納竿…






車の近くまで戻り、川原で昼ご飯。
単なるインスタント麺ですが、外で食べると何でこんなに美味しく感じるのでしょうかね?




川縁には先週よりフキノトウが出ていたので、今日も山菜採り。
今回は蕗味噌が出来るくらいには収穫できました。



7瓶分の蕗味噌が出来ましたが、いつも使っているマルコメの料亭の味ではなく、その半額くらいの袋入りの味噌を使ったら、しょっぱさの角が立ってしまい、みりんとザラメで無理やり味を整えたためイマイチ…
それでも冷奴や焼いた厚揚げなどに乗せたら美味しいかも。





いつもは川にばかり目が行くのですが、全く釣れずに飽き飽きしながら釣り上がったため、山の方向にも目を向けていたので、今回初めて気付きましたが、国有林の境界標識を発見。

長野営林局は平成11年に中部森林管理局へ改組されていますが、旧組織の金属製標識の方が、新組織のプラ製標識より退色せずにはっきり見えるのが、興味深いです。
もちろん金属製標識の方がコストがかかるのでしょうが、一度設置すれば数十年使えるのが金属製、プラ製はその反対で、どっちが良いのか微妙なところですけど、現代の「物」に対する考え方の違いが現れているように感じます。
昔は高かったり若干の使い勝手の悪さがあっても、とにかく永く使える物が「良い物」と考えられていましたが、今は安価で耐用年数まで持てば良いといった感じですから。

薮漕ぎや枝打ち、河原の葦刈りに使っている愛用の山刀、土佐鉈、造林用鎌もかつて営林署に勤めていたおじいさんに貰った物ですが、今の金物屋で手に入る刃物より切れ味が良く 、ましてやホームセンターのソレとは比べ物にならない物ですから。

それ以前に、平成11年ってもう20年近く前なのですね…




川沿いの石垣は以前から気になっていましたが、昭和30年代半ばまで奈良井駅から「木曽森林鉄道黒川線」なる林鉄が走っていた跡だったのですね。
そう言われてみれば、鳥居トンネル手前の橋の下に謎の橋台跡がありました。
林鉄が現役の頃は、もっと山深く、魚影も濃かったのでしょうね。
今では護岸工事がされているうえ、権兵衛トンネルを通る車から投げ捨てられた大量のゴミが渓相を悪くしています。


ネットで調べたところ、キャンプ場跡のずっと奥までかつて林鉄が走っており、橋脚などが見られるそうです。
今度見に行こうかな…

2018年の初釣行(ボウズ)

2018年03月11日 | 釣り


本日は陽射しが暖かく、今年初の釣りに出掛けました。
出掛けました…

が、風が強過ぎて釣りにならず、5回ほど流したところで中止。

風の心配が無い沢も先行者がいたため諦め。
また、風の影響が少ないルアーは、「解禁1匹目は必ずエサ釣りで」のポリシーで自主規制。

アタリも無く、フキノトウも生えてなく、何も持ち帰るものが無いまま帰宅。
そんな時もあります…。
大丈夫。釣れる時はドカッと釣れるから。

結構増水していたので、暫くは水量が多く楽しめる渓相だと思います。


まだ渓流も始まったばかり。のんびり釣りましょうか。

2018年の渓魚解禁

2018年03月03日 | 釣り


待ちに待った解禁を迎えましたが、皆様は既に釣りに行かれましたでしょうか?

毎年、奈良井川の解禁が待ち切れず、2月15日解禁の犀川や天竜川へ行っていた私ですが、インフルにかかってモチベーションが下がり、何やかんや用事で釣りに行けず、3月1日の奈良井川解禁を迎えてしまいました。

さて、そんな奈良井川解禁後初の休日…
見事にダウンして釣りに行けませんでした…

土曜日に仕事から帰ったら、直ちに釣行の準備を始め、準備万端!
…となったものの、朝起きたら頭がボーッとし、体温を計ったら37.8℃…
その後も38.6℃…39.9℃とみるみる体温が上がり、病院へ行ったら急性胃腸炎…

幸先悪い解禁になりましたが、まだシーズンは半年以上あるので、そこは割り切りましょう…

奈良井川の放流の日程が配られましたが…毎年すぐに釣り切ってしまいますし、放流した場所は、足が弱いお年寄りが釣りを楽しめる所とした方が良いような気がするので、まだまだ川の中を余裕で歩ける私はあまり行かないのですが、変なところに良型の魚がいるので、奈良井川はなかなか侮れない川であります。

出遅れてしまいましたが、今年はどんな魚と巡り会えるか、とても楽しみですね。

2017年の奈良井川鮎

2018年01月09日 | 釣り
今年の奈良井川の鮎釣りは最悪だったと、周囲から聞きました。
斯く云う自分は、友釣りを解禁翌日と8月上旬に1回友釣りをしたきりなので、「まあまあ」としか評価できませんが…
自分自身、生まれ育った高麗川流域の地域が網打ち文化の所だったうえ、父親が投網打ちをしていたので、2017年は念願の奈良井川での投網打ちを楽しめました。
※奈良井川で投網を打つ場合は、奈良井川漁協の組合員になるか、網打ちの年券(1万円らしい)が必要になります。(自分は組合員になっています)

故郷高麗川の網打ち衆では普通の出で立ち…水中眼鏡を装備して背中とシャツの間にヤスを差し投網を打つ姿が奈良井川では異様であったようで話題になりました。



だいたい23~25センチの鮎が捕れました。



焼くために塩をまぶしてしまいましたが、丸くて体高もあって良いですね。

香りも味も最高でした。


なぜ、こんな良いサイズで綺麗な追星が付いた鮎が捕れるのに、釣り人には評判の悪い年だったのか・・・?


自分なりに考察するに、一つ目として種が原因なのか、魚が散らばらずに固まっていたため、追わなかった?
「絶対いる」と思ったところに打っても、全くかからないか、6~10匹もまさに一網打尽でき、魚の分布の濃淡が極端な印象でした。

二つ目として、やはり川鵜ですね。(これに尽きます)
淵には雑魚が一匹もおらず、すごく気味が悪かったです。
また、平瀬にも川の中心に食み跡が無く、葦の際や、葦の下の石が綺麗に食んであった所が多かったです。
葦の際や葦に少し掛かる位置に打つと結構取れた時もありました。

今期最大の31センチの鮎も、葦の奥50センチほどの所に隠れていた所をヤスで突きました。

やはり魚も馬鹿ではないので、知恵を絞って生き抜いているのですね。

葦の下に隠れられたら、友釣りもコロガシもましてや投網も歯が立たないですからね。。
試しに鮎が隠れている葦際に拳大の石を落としてみても、見事に葦下を上流、下流と行き来するだけで、出てきてくれなかったですし。

諸悪の根源は、川鵜、そして元々川鵜の棲家だった干潟を荒らし、そして銃猟などで間引きしない人間がいけないのですがね。


以上、2017年の奈良井川の鮎は、釣りでは渋いようでしたが、逞しく生き抜いてました。
このサイズが友釣りで掛かれば一番面白いのですがね・・・

2018年の鮎はどうなるのか気になるところですね。

人生初のワカサギ釣り

2018年01月08日 | 釣り
渓魚の記事からワカサギのネタになってしまいましたが…。
昨年末、人生初のワカサギ釣りに挑戦しました。



今まで「こんな小さな魚を釣って何が面白いの?」と、正直馬鹿にしていましたが、凄く奥深くて楽しい釣りですね。
タナゴ釣りと同様、緻密なもの、繊細なものに興味を唆られる日本人らしい対象魚とでも言いましょうか。


夏の諏訪湖のイメージが強く、地元では諏訪湖虫と呼ばれているらしい大量のユスリカ、ザリガニの水槽のようなニオイ、某入浴剤のように綺麗な緑色をした釜口水門から流れる水の色…。
そんな暑い季節とは裏腹に、冬の諏訪湖は至って普通の湖だった事に安堵しましたが、それでも釣れた魚から跳ねた湖水が顔に付くことには、若干の抵抗があります…。

肝心な釣果の程は…



初めてにしては、まあまあ…といったところでしょうか?
どうやら地元の人たち曰く、以前ワカサギが大量死した時に芦ノ湖などから魚を持ってきたため、かつての諏訪湖のワカサギより大きいそうな。

釣って楽しく、食べて美味しく…
冬の渓魚も鮎も狙えない時期の暇潰しと考えていましたが、コレは気をつけないと、どっぷりはまり込んでしまう…と思った釣りでした。