信州塩尻発 田舎暮らし日記

生まれも育ちも埼玉県飯能市。現在は移住して長野県塩尻市民です。 田舎暮らしや趣味の事、居合道の事等々を書いております。

(予告)田宮流居合術演武 於:塩尻東地区公民館まつり

2018年09月30日 | 武道


10月14日(日)に開催される塩尻東地区公民館まつりにて田宮流居合術の演武を行います。
時間は12時半頃から20分程度を予定しております。

長野県下では松代藩文武学校と塩尻市でしか見られない田宮流居合術です。



また、このお祭りでは、農産物の販売やうどんのサービス、その他団体の展示、発表もあります。

是非とも、足をお運び下さいませ。

レタスと安塚精肉店のお肉

2018年09月28日 | 信州の暮らし


有難い事に、大量のレタスを頂き、毎回サラダにしていたのですが、やはり飽きますよね…

ということで、ホームセンターでジンギス鍋を買い、洗馬の安塚精肉店でマトンを買ってきてジンギスカン。そしてトンホルも…



マトン100グラム160円、トンホル500グラム800円と、なかなかリーズナブルなので、マトン1.5キロとトンホル1キロ購入しました。
これでおひとりさま室内BBQが数回出来る?

甘めのタレに漬け込んであるマトン、ピリ辛のタレに漬け込まれたトンホルは非常に人気が高く、県内外から大勢の来客があるようです。
日によっては駐車場に車を停められず、行列が出来ている事もある人気ぶりですからね。

頂けるレタスの量も2箱分だったり半端ない量なので、いつも対レタス戦後半になると葉の端が傷み出してしまい、勿体ない気持ちでしたが、これだったら毎日ジンギスカンで大量のレタスが食べられる。
今回も3玉頂きました。

札幌ビール園でジンギスカンに惹かれ、移住した長野県でもジンギスカンのお店はそこかしこにあり、塩尻で食べたくなったら東山食堂へ行っていましたが、精肉店のジンギスカンも良いですね。

犀川殖産でデカいニジマスなどを釣った後に信州新町でジンギス…というのもベタな釣行ですが、自宅でジンギスカンを食べる場合でも、松本平では安塚精肉店以外に丸中精肉店、ジンギス舘など、色々な精肉店があるため、色々と試してみるのも面白いかもしれないです。

ところで、ジンギスカン…
かつてモンゴル帝国のチンギス・ハンが遠征の折、兜で羊肉を焼いて食べたことが始まりと聞いたことがありますが、実は日本発祥の料理だったようです。
明治の開国以来、軍や警察、鉄道係員などが着用する制服を誂えるウールは殆どが輸入品だったものの、第一次世界大戦後の欧州方面のウール需要増加等によって輸入量が減り、国内生産に切り替える必要に迫られたため、羊の養殖が国策として推められた結果、羊肉を有効利用する方法としてジンギスカンが発案されたということなんだとか。


そして問題が…スカイパークのBBQ広場で勤め先のBBQなどのイベントがあり、そこで安塚精肉店のお肉を知ったのですが、その時は何の問題も無かった…。
何かと申しますと、室内で…殊に換気装置が完璧ではない所でトンホルは絶対に焼いてはいけない…

めちゃくちゃ臭い…

トンホルは屋外で焼きましょう。
自然界って凄いですね。全く臭いなんか気にならなかったのに。
もちろん1キロのトンホルは外で焼いて美味しく頂きました。

霧わけ昇る

2018年09月22日 | 武道


学生の頃から、居合道の稽古前や試合前に心を奮い立たせるため、母校国士舘大学の舘歌、第一応援歌、第二応援歌を口ずさんだり、頭の中で歌っております。
特に第一応援歌は軍歌「艦船勤務」の曲を用いているので、学生時代から好きな歌でした。

國士舘大學舘歌
一、 霧わけ昇る陽を仰ぎ
梢に高き月を浴び
皇国に殉す大丈夫の
ここ武蔵野の國士舘

二、 松陰の祠に節を磨し
豪徳の鐘気を澄ます
朝な夕なにつく呼吸は
富嶽颪の天の風

三、 区々現身の粗薪に
大覚の火を打ち点し
三世十方焼き尽す
至心の焔あふらばや

第一応援歌
一、 人混沌に迷う世に
   松陰祀畔の大丈夫が
   高打ち鳴らす陣太鼓
   いざ響かせよ國士舘

二、 熱血溢るる若人の
   清澄大気の旗風に
   向かうるところ皆伏して
   衝天の意気我にあり

三、 惑星清し黎明に
   金鼓の響き堂々と
   常世の勝を示しつつ
   いざ響かせよ國士舘

第二応援歌
一、並木照る白銀に
  玉かじしめて
  敵取らば血みどろの
  その名ぞ國士

  駒の怒涛凱旋の覇者
  天下に誇るは我母校
  その名ぞ國士 押忍
  その名ぞ國士

二、秋風の唯中に
  紅葉を踏んで
  意気つくや猛り立つ
  その名ぞ國士

  駒の怒涛凱旋の覇者
  天下に誇るは我母校
  その名ぞ國士 押忍
  その名ぞ國士

改めて歌詞を見ると、益荒男ぶり…凄まじい大学ですね。
舘旗も「國士富士」と呼ばれる、旭日をあしらった、非常に勇ましい旗です。

※「国士舘」なので「校歌」ではなく「舘歌」、「校旗」ではなく「舘旗」と呼びます。

学生大会の団体戦では、待機椅子に腰掛けた時、他大学は携刀で待機しておりますが、母校の居合道部だけ刀を「捧げ銃」の形にとって待機するという、試合前から腕がパンパンに張る方法で待機しておりました。
ましてや私の持ち場は大将戦だったため、約20分捧げ銃…帝国陸軍の観兵式でも、そんなに長くは構えなかったのではないでしょうか?

同期や先生、先輩、後輩が真剣であったからこそ、自分も真剣に 学生時代を送れたものです。
今の自分は果たして真剣なのか、常に省みつつ、より強く、より優しく一人の日本人として、武道の指導者として自身を錬り上げて行きたいと決意するものであります。

大会まで一ヶ月を切る

2018年09月20日 | 武道


第53回全日本居合道大会まで一ヶ月を切りました。

開催日:平成30年10月20日(土)
場所:茨城県立武道館

自分自身、人に負けじと稽古をしてきた筈ですが、当然他県の選抜された選手の方々も勿論同様に稽古を積まれて来ている事ですから、日々向上心を持ち、翌桧の精神で大会前まで励めたらと思っております。
そして勿論、体調万全で試合に臨む事が第一ですので、風邪や仕事中の怪我、交通事故等には十分注意ですね。

ご安全に!

蜻蛉柄の風呂敷

2018年09月18日 | 武道


茶色の蜻蛉柄風呂敷…道着を仕舞うのに愛用しております。

私が国士舘大学居合道部へ入部した直後、町田の東急ハンズで買ったものなので、もう10年以上前になるのですね。
とても丈夫で、もちろん若干退色していますが、ほつれや傷などは全くありません。

トンボは、雄略天皇の周りを鬱陶しく飛んでいた虻を捕まえた名誉、そして前にしか進まない不退転の虫として「勝虫」とも呼ばれています。
従って菖蒲に並び、縁起柄として和小物でもよく見かけますね。

子供の頃からこの蜻蛉柄が好きで、刀袋や巾着でも愛用しています。

日本の雅称「秋津洲」の「秋津」も蜻蛉を意味しており、日本は田畑や至る所に蜻蛉が飛び回っているから…という理由ではなく、神武天皇が高い山から日本を見たら、蜻蛉が交尾している形に似ていたから「トンボの島」になったそうです。あまりロマンチックではありませんね。だいたい『古事記』とか『日本書紀』はこんなものですが。


一方、私もつい最近知りましたが、西洋で蜻蛉は「dragonfly」と呼ばれ、コウモリやタコのように不吉な生き物と考えられているそうです。

民族や国が変われば、言語や政治観、宗教のみならず、自然を見る目も大きく異なることは実に興味深いですね。