タマラ・ド・レンピッカの絵は一度見たら忘れない。
強烈な色彩(たいていは単色)の衣装を身にまとった挑発的な女性像。
おそらくは当時最新のモードを取り入れている。
作品は1930~40代だがいかにも現代風の女性。
人物が平面から浮き出て来るような気がする。
彼女の回顧展をみたのはたぶん10年は前のことで新宿あたりのデパートの美術館だった(ような気がする)。
挑発的刺激的な作風だが私は好きだなと思った。
今回は彼女の初期から晩年にかけての作風の変化がよくわかった。
ご本人も積極的で刺激が好きで常に最先端が好きな感じがしたが、一方で柔らかい色使いやモチーフの絵もあることを知った。
体調の変化から宗教的な又は古い巨匠たちの影響もとりいれてモチーフが変わっていく。
作風が変わることは彼女の成功も手放すことになったようで(恐慌で絵の注文も途絶え)、後半は模索する様子が伝わって来る。
戦争に恐慌も挟み、美術界の流れは急激に変わっていったことだろう。その流れをつかみ続けるのはたやすいことではなかったはず。時代の流れと自分の作風を模索しつづけたのは彼女だけではなかったのではないか。
変わらず絵の中の女性たちはパワフルだった。
…それにしても絵はがき一枚160円は高くないか?
強烈な色彩(たいていは単色)の衣装を身にまとった挑発的な女性像。
おそらくは当時最新のモードを取り入れている。
作品は1930~40代だがいかにも現代風の女性。
人物が平面から浮き出て来るような気がする。
彼女の回顧展をみたのはたぶん10年は前のことで新宿あたりのデパートの美術館だった(ような気がする)。
挑発的刺激的な作風だが私は好きだなと思った。
今回は彼女の初期から晩年にかけての作風の変化がよくわかった。
ご本人も積極的で刺激が好きで常に最先端が好きな感じがしたが、一方で柔らかい色使いやモチーフの絵もあることを知った。
体調の変化から宗教的な又は古い巨匠たちの影響もとりいれてモチーフが変わっていく。
作風が変わることは彼女の成功も手放すことになったようで(恐慌で絵の注文も途絶え)、後半は模索する様子が伝わって来る。
戦争に恐慌も挟み、美術界の流れは急激に変わっていったことだろう。その流れをつかみ続けるのはたやすいことではなかったはず。時代の流れと自分の作風を模索しつづけたのは彼女だけではなかったのではないか。
変わらず絵の中の女性たちはパワフルだった。
…それにしても絵はがき一枚160円は高くないか?
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