不便。

地元で何年もかかってすすめてきた再開発があと数日で完成をみる。
商店街からこじゃれたお店がいくつも入った駅ビルへと変身。

商店街のお店は再開発が完成するまでの暫定的なビルに入っていた。
暫定的な、といっても22億もかけているだけあって、またテナントを入れれば使えそうな完成度のような気がする。
いまはその中もシャッターだらけで、駅までの通路と化している。
入っていたお店は新ビルに移るための準備で閉店している。
暫定的なビルに入ったのに、新ビルに移らず閉店してしまうお店もある。

この数年、不便さもそこそこ感じていたが、この数日が本当に一番不便だ。
だって駅を降りてもやってるお店がないのだ。
地の利のいいところにあったスーパーも、移転のためしまってしまった。
きょう生姜を買おうと思って、はたと気づいた。

もとの商店街のお店それぞれのたたずまいを覚えているだけに、新ビルでの様子を見ていると、納得しないだろうなぁ～と勝手ながら思ってしまう。
戸建てで持ってたお店と新ビルのテナントではやはり広さが違う。
反対派が強くて工事に取り掛かるのに何十年もかかったと聞いたけれど、建ってしまえばあっというまだ。

よそで、駅ビルが新しくなったんだって～と聞くといってみようかとワクワクするが、地元だとフクザツな気持ちがしてしまうのはなぜなんだろう。

桜が咲いたというのに、きょうは雪が降ったらしい。
明日の朝は１℃とか。