まず初めに
「輸気」というのは、
人が誰にでも持っている”氣の力(自然な力です)
これを昔の人は「手当て」と、言っていました
↓
お腹が痛いときや頭が痛いとき、
無意識に手を痛い所に手を当てると、
痛みが和らいだという方も
いらっしゃるのではないでしょうか?
その力を少し強めたものを
「輸(愉)気(ゆき)」と呼びます
*<輸気を高める方法/整体の手のつくり方>
合掌行気法(がっしょうぎょうきほう)
という方法で行います
1、正座(または、椅子に座る)をして軽く目を
閉じ、手を合わせたまま頭上からゆっくりと
下ろしていきます
顔の真ん前で、手の平を3~5cmほど離して
その中央を見つめていると手が吸い付くような感じがしたら、手をゆっくり合わせます
↓
吸い付く感じが分からない場合は、そっと息を吹き掛けてみましょう
ろうそくの火をそっと吹き消す感じで!
何か感じませんか?
その後 手を合わせます
上半身の力が抜ける位置に持っていき、
ゆったり手の平を合わせます。
(半紙を1枚間に挟んでいるイメージです)
「上半身の力が抜けないよ」という方は、
手をバンザイして更に天井にグッと突き出してから、脱力というのを1~2回するのも手^^♪
・肩や上半身の力を抜き鳩尾(みぞおち)に
やや意識を持っていく
(意識だけ…)身体に力を入れないでください
・膝は揃えず、拳(こぶし)3つ分位あけ
(体勢が楽な)、お尻をクッと持ち上げるように
すると、丹田(=おへそから指幅3本分下)が立ち
自然と腰が真っ直ぐになり姿勢を保つことが
大切です
また恥骨を前に出して、腰を落とすと良いでしょう
その方が体が安定し、長時間正座が出来るようになります
2、また「合掌行気」に入る前に、
「漏気法(ろうきほう)」という 呼吸法を行います
これは「最初と最後」に行います
↓
*大きく鼻から息を吸いこみ、その息を下腹(丹田)
に落として、 鼻の骨を震わせて
「ウーム」 (心の中で「大丈夫」と 唱える)と
声に出し3秒止め、ゆっくり
「手のひらと指先から吐き出すイメージ」しながら
息をします
*『ウーム』と唱えるとき
下腹に息が入った状態を保つための重要な身体技法となります
* 「ウ~」と言うとき
鼻の奥の骨に響かせてから、最後の「ン」を丹田で止めます
♪3秒止めます♪
最初だけここで止めた息をゆっくり(鼻から)吐き出したあと、自分のペースで呼吸をしましょう
「ウーム」は、サンスクリット語で「絶対」の意味
丹田に気力を満たして、
「大丈夫」とお腹の中で燃焼すると、
『安心と希望と財福と健康』が訪れます
↑
♪口角をやや上げるように、意識しましょう♪
(幸運は、笑顔や感謝の心をいつも持っている人が
大好き・大好物です)
*鼻から息を吸い込んでも、口から吐き出すと、
“腰の力が抜けてしまう”ので、
鼻で呼吸をしましょう*
(最後は、口から吐き出すと、一気に弛む)
“体勢は、
お尻をクッと上に持ち上げると、腰が伸びるので、
その姿勢をキープし続けます”
3、その後、「手のひらや指先から呼吸」を吐き出す
つもりで、 『丹田→腕→手のひら・指先』の
順に意識だけ持っていき、息を吐き出します
息を吸い込む時は、逆になります。
『手のひら・指先→腕→丹田』に、息を通すように意識しながら、「手のひらや指先から呼吸」を
吸い込むつもりで行います
・自分のペースでゆったりとした腹式呼吸をしていくと良いですよ
・唇の上に羽根があると、イメージしてその羽根が
吹き飛ばないないくらいのゆったりとした
呼吸です
(鼻息は荒くなくて良いのです)
指先から息を吐き出すとき、上に上に“気”が上がるように意識しましょう♪
~★☆~★☆~
☆腹式呼吸とは☆
息を吐きだしながら、「お腹を凹(へこ)ませ」
息をゆっくり吸いながら、 「お腹を膨らませて」
する呼吸法です
~★☆~★☆~
合掌行気法では、鼻呼吸で行います
(雑念、煩悩は、捨てましょう‼)(’-’*)♪
↑
モンキートレインに乗らないというのは、
余計なことは考えない…今日のご飯は何にしよう?とか😁
*野口先生談
【無心というのは、何も考えないことでない
頭が働いている以上、考えるのは当然だ
考え(雑念)が浮かんだら、浮かんだで良い
浮かんだ考えに囚われず、
考えがまた 次の考えを産む方向に至らなければ
それでよい
心が澄んでくると 雑念が浮かび上がるもので、
その雑念を抑えようとすると心が乱れるのである
野口先生がいう天心というのは
空のカラッと晴れたような心を言うのだが、
雲があっても一向に差し支えない
雲の上の空の如きをいうので、
人間は元来天心である
本来の天心を会得すれば、
雲は雲、
降っても曇っても 空は晴れている如く、
心は澄んでいるのである
澄んだ気を保つことこそ、
触手療法の心得であり、健康の自然法、
人間本来の在り方といえるのではなかろうか】*
4、しばらくすると、「手の平がじんわり、
汗ばんで来るような感じ」になるまで気持ちを
集中させます
頭の中で手の平を合わせているイメージができると、尚 いい!
そして丹田も温かくなれば、そこで終了となります
(時間はあくまでも目安です)
3分~30分(3分ずつ10回小分けしてもいい)程
毎日行うと、だんだん手が敏感になってきます
*手の平が、 膨らまないように気をつけましょう*
身体が途中で動いたりするのは、緊張が取れて、
良い姿勢を取ろうとする表れなので、
気にせずに体勢を変えても
構いません
*どうしても手が膨らんでしまう場合は、
合掌をする前に、キリスト教のお祈りをする
ように、手をギュッと組み合わせてからするか、
手の甲側に意識を持っていき手を屈伸すると、
膨らまなくなるようです*
5、最後に、鼻の骨を震わして、
「ウーム」と言い、
左目を開けてから、右目を開け、
合掌を解き膝の上に置きます
それから
ゆっくり息を口から吐き出し、瞑想の余韻を
楽しみましょう
~★☆~☆★~★☆~
腹式呼吸の感覚が、よく分からないよという方
↓
仰向けに寝転んで、お腹に手を当てゆっくりめに、
呼吸をする
寝転ぶと自動的に、腹式呼吸になります
この感覚を掴むといいですよ(’-’*)♪
~★☆~★☆~★☆~
<瞑想の仕方>
☆『目をつむって行う「瞑想」
または
★目をつむると、眠気が出てしまう方
↓
「目を開けたまま、鼻の頭を見ながら行う瞑想」
をするのも良いでしょう
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
*”輸気”の確認
1、合掌を解き、左手の平を右手方向に向け、
右手の人差し指と中指をピストルの形にして、
指先を左の手のひらに向ける
*距離は、20~30cmほど離す左の手のひらで、
気を感じる
人によって感じ方異なります
「冷たく細い空気砲のような流れ」
「温かいもの」
「電気のようなピリピリした感覚」…などなど
どういう感覚かは、人それぞれです
*気の種類ですが、
強い気とか、弱い気ではなく、
『澄んだ濁りのない“気”』が理想です
これがこの整体で扱う 輸(愉)気(ゆき)となります
気を感応するには、
“手の平や指先を敏感にするのこと”が目的となります
丹田(たんでん)がしっかり充実すると、
丹田で動けるようになります
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
*人の体は「気」が通ると、敏感な身体になります
*逆に 薬(外の力を借りる)などを多用して
身体に負担をかけると、どんどん鈍感(弱い)な
身体になってしまいます
・「敏感な身体」というのは、
痛みやシビレを感じる
知覚神経(体の防衛反応)に対して、
敏感(きちんと感じることができる)である
例えば、
身体に合わない食べ物を食べた時、
・嘔吐する
・湿疹が出る
・アレルギー反応が出る
・下痢をする…などの症状が出ることを言います
↓
医学ではこの症状が出るとほとんどの場合、
胃腸薬などを処方されてしまいますが……
・「鈍感な身体」というのは、
痛みや痺(しび)れという知覚反応に対して
何も感じなくなるということです
↓
例えば、
同じ場所で食事(調理人は同一)をして、
同じものを食べた(賞味期限切れや腐ったものなど)時、一人が嘔吐しているのに、
顔色一つ変えず平気な人がいたとします
原因は、何か?です
もちろん人それぞれその時の体調の良し悪しがあるので、一概には言い切れませんが……
身体が敏感であればあるほど、
良くないものが、体内に入ればそれを
排除(拒否反応)しようと、働きかけるのが普通です
それが嘔吐・下痢・熱などの症状にあたります
鈍感な身体は、それすら出ないことが問題なのです
だからそれが蓄積して、病気になり慌てるのです
・痛みあるから、
「どこか悪いのでは?」と何かしらの行動に移せます
・鈍感で鈍い身体は、
危険信号に気づかないまま、
病気が進行してしまう恐れがあります
これが 、一番怖いのです
「敏感な身体」だと、傷や病気の回復力は、
早く強く働きます
ですから出来るだけ「敏感な身体」にしておくと、
症状が良い方向に経過しやすいのです
“腹式呼吸をすると体温を上昇させる効果がある”
赤ちゃんは体温が高いですよね♪
(腹式呼吸をしているからなんです)
不自然なことをすれば、
必ず不自然なことが体に帰ってくる
輸(愉)は、
体にとってプラスに働きそれが
1年後、5年後、10年後と、年を追うごとに
燃費の良い体になっていく
今まで薬浸けだったのは何のためだったか?
考えさせられます
そろそろ医療と病気を切り離して
みる時期ではないでしょうか?
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