寒い季節の、海の幸である『牡蠣』ですが・・・
夏も食べれるようになっているんです!!!
といっても、昔から夏季に食べられる『岩牡蠣』といって、手のひら位の大きさのある、すんごいクリーミーな大きな『牡蠣』ではなく、牡蠣フライや、お鍋で冬に出でくる、よく目にする『牡蠣』が夏に取れるんです!!!
というか、食べれるようになったのです!!
ちなみに、はるちゃん指の挿している左の『牡蠣』が、自然の、この時期の『牡蠣』です。
そして、右の少し大きな『牡蠣』が、新種の牡蠣なんです!!!
大きく違うのは、自然界にいる通常の『牡蠣』は、この時期、『卵』をもっているんです!!!
見難いでしょうが・・・
左の牡蠣は、お腹が少し黄色く、膨らんでいます!!
それに対して、右の牡蠣は、普段よく目にする、ちょいと緑かかったお腹ですけど・・・
わかりにくいですよね・・・
要するに・・・
『卵』のために、身に栄養がいかないので、『牡蠣』の旬は、産卵してから後の、寒い時期に食卓に届いていたのですね!!
ですが・・・
ナゼ、産卵をしない『牡蠣』が・・・
そ・れ・は・・・
人工的に、産卵しないように作られた『オカマちゃん』の牡蠣なんですよ!!
『産卵』しないから、身の栄養が取られないので、この産卵時期に出荷されるんですね!!!
そして、この『夏牡蠣』いったい、一ついくらするでしょうか??
なんと出荷される時に、すでに¥700位するみたいです!!!
今は、生産も少量でごく一部の料亭さんが、提供しているだけなので、知名度も少ないので、これからに期待したい、一面もありますが・・・
何事も、『旬』という言葉が今や、無くなりつつありますね・・・
食生活の多様化や、外食産業の発展に伴い、四季を問わず調理するようになり、次々と『旬』が無くなり、いつでも食べれるようになったことは、この時期だけという、『待つ楽しみ』とか、『栄養』の点など、失っている事も実はたくさんあるんです!!
つい先日も、母さんのお誕生日に、ケーキを買ったのですが、もちろん『ショートケーキ』には、『苺』が付きものですよね。
そう、『いちご』が・・・
たしか、『苺』は寒い時期から、ちょい温かくなる前の『旬』でしたよね・・・
だから、ものすごく『すっぱい』んです!!!!
けど、『いちご』の入っていない、お誕生日のショートケーキは、イメージが・・・
というふうに、もう、はるちゃん自身も『旬』から、外れていますよね・・・
ということは・・・
将来、この『夏牡蠣』も、当たり前になるのかな・・・
『旬』って一体なんなんでしょうね??
線路は続くよ・・・
どこまでも・・・
長い長い旅路のように・・・
人間の『欲』は、どこまで行くんでしょうね??
すごいんだか、怖いんだか・・・
改めて、人間のすごさを感じる、はるちゃんなのでした!!