9回にわたってUPしてまいりました「HappyTogetherよ永遠なれ」も本日いよいよ最終話となりました。
ここまで読んでくださった皆様本当にありがとうございました。
「HappyTogether」は最後まで「HappyTogether」らしく。
では最終話。ごめん、あれっ、短い。
最終話
次の日の朝、ユリがテジを迎えに来た。
皆は思い思いの餞別を用意してテジを見送った。
チャンジュとパッカは空港で食べられるように美味しそうなお弁当を作り
アメリカで使うための銀のスプーンとお箸のセットを持たせてくれた。
ジソクは電子辞書。
スハはテジが絵を描くのが好きなのを知っていたので水彩用色鉛筆を。
ムンジュはカッコイイ洋服を。
ピルドゥは現金。
ユンジュはテジのために作曲した歌を録音したMP3を。
シニョプはテジの好きなマンガ本。
チェリムは腕時計を。
ハヌルはテジの似顔絵を。
テプンは・・・グローブとボール。
テジは皆の想いを痛いほど感じた。
ひとつひとつ大切に受け取ると丁寧にお礼を言った。
テプンはテジに言った。
「元気で頑張れよ。ちゃんとメシ食えよ。風邪引くなよ。歯を磨けよ。それから、それから・・」
そういいながらテプンはまた泣いていた。
テジは笑っていった。
「パパ、泣かないでって言ったでしょ。僕は大丈夫だから。パパも元気でね。また必ず会えるんだから。」
それを聞くとテプンはウンウンと頷き空を仰いだ。
そして思いっきりの笑顔でテジを送り出した。
テジは振り向かなかった。前を向いたまま右手を振って歩いていった。
その日テジはアメリカに旅立っていった。
テジが出て行ってから数ヶ月後のとある土曜日。
テプンとハヌルは今日も朝からそわそわしていた。
郵便が届いた音がした途端、二人は競争するようにポストめがけてダッシュした。
そう、今日は月に2回テジから手紙が届く日だった。
今日はハヌルが勝ち。
すねたテプンはチェリムに泣きついた。
「ハヌルはずるいんだ。急に玄関でお腹が痛いとか芝居なんかしちゃってさ」
チェリムはそんな二人を呆れ返りながらも微笑ましくみていた。
テジはここには居なくなってしまったが今でも間違いなく家族の一員だった。
「ハヌル、お兄ちゃんなんだって?」テプンがふてくされながら聞くと
「パパ、ファイティーン!だって」そういうとハヌルはにっこり笑った。
END
ここまで読んでくださった皆様本当にありがとうございました。
「HappyTogether」は最後まで「HappyTogether」らしく。
では最終話。ごめん、あれっ、短い。
最終話
次の日の朝、ユリがテジを迎えに来た。
皆は思い思いの餞別を用意してテジを見送った。
チャンジュとパッカは空港で食べられるように美味しそうなお弁当を作り
アメリカで使うための銀のスプーンとお箸のセットを持たせてくれた。
ジソクは電子辞書。
スハはテジが絵を描くのが好きなのを知っていたので水彩用色鉛筆を。
ムンジュはカッコイイ洋服を。
ピルドゥは現金。
ユンジュはテジのために作曲した歌を録音したMP3を。
シニョプはテジの好きなマンガ本。
チェリムは腕時計を。
ハヌルはテジの似顔絵を。
テプンは・・・グローブとボール。
テジは皆の想いを痛いほど感じた。
ひとつひとつ大切に受け取ると丁寧にお礼を言った。
テプンはテジに言った。
「元気で頑張れよ。ちゃんとメシ食えよ。風邪引くなよ。歯を磨けよ。それから、それから・・」
そういいながらテプンはまた泣いていた。
テジは笑っていった。
「パパ、泣かないでって言ったでしょ。僕は大丈夫だから。パパも元気でね。また必ず会えるんだから。」
それを聞くとテプンはウンウンと頷き空を仰いだ。
そして思いっきりの笑顔でテジを送り出した。
テジは振り向かなかった。前を向いたまま右手を振って歩いていった。
その日テジはアメリカに旅立っていった。
テジが出て行ってから数ヶ月後のとある土曜日。
テプンとハヌルは今日も朝からそわそわしていた。
郵便が届いた音がした途端、二人は競争するようにポストめがけてダッシュした。
そう、今日は月に2回テジから手紙が届く日だった。
今日はハヌルが勝ち。
すねたテプンはチェリムに泣きついた。
「ハヌルはずるいんだ。急に玄関でお腹が痛いとか芝居なんかしちゃってさ」
チェリムはそんな二人を呆れ返りながらも微笑ましくみていた。
テジはここには居なくなってしまったが今でも間違いなく家族の一員だった。
「ハヌル、お兄ちゃんなんだって?」テプンがふてくされながら聞くと
「パパ、ファイティーン!だって」そういうとハヌルはにっこり笑った。
END
堪能いたしました!!ありがとうございます。
チェリム・・・顔が苦手でした(すみません・・笑)
「ハピツゲ」の劇中、テプンが「ミス・コリア」みたいな容姿だって形容するところがありましたね?
そうかな~って思ってたんです。
でも・・・考えてみると、チェリムって、いい女なんですよねぇ。
マジでジソクが好きだったし・・・スハに負けないくらいに。姑息な手段は使わなかったし、最後はキレイに別れてあげたし
そんな彼女が幸せになっても良いよね、haruさんの小説で(笑)
テジ、大好きでした。賢いけど、かわいげがする子。
「おじさん」と「パパ」を使い分けるとこもニクイ!
多分、私なら可愛い子に旅はさせられないので、テジはずっと側にいさせると思う。だけど、haruさんが書くテジがホントのテジらしい(笑)
haruさん、たくさんの方に感動を与えて凄いな~!!
表現力はさすがですが、それにも増して、物語への愛情が溢れていることに私も感動しましたよ。
絶対にまた、続けてくださいね、創作小説
そして素敵な終わり方にです。
約束どおり、テジを幸せにしてくださって、ありがとうございます。
韓国ドラマって家族を大事にするな~と漠然と思っていたのですが、haruさまの書かれたこのお話はただ、家族は大事、というだけではなく、どう言う風に大事なのか、家族の何を大事にしなくてはいけないのかを教えてくださったような気がします。離れていても、貧乏でも、血縁がなくても、もっと大事なものがありますね。
今一度、ありがとうございました。を言わせてください。そして、次も待っています。
このストーリー私のお気に入りは
・男前(男ならきっと!)チェリムと結婚まで至った テプン。(いつの間にか・・ていうところがスキ)
・チャンジュとパッカがゴールイン!(これ気になっ ていたのですっきりー)
・NEWキャラ「ハヌル」(きっとこの先があったらか なり濃い女性になりそー数年後テジとの再開に期 待!だって兄弟じゃないんだもの
でも一番はこのドタバタファミリーをとても淡々と且つスピーディに展開し各々の登場人物を裏切られないセリフや行動で再登場させてくれたことです、とても楽しめました!
またいつかharusさんの妄想が形になったもの見てみたいです。(過去のは今週のお楽しみっ)
楽しい時間を頂けて感謝、感謝です~
チェリムの顔ね。
「風の息子」でキム・ヒソンがあんなメークだったでしょ。
で、悲しき恋歌みたらこれがナチュラルで結構可愛いじゃないですか。
これなら意外と可愛いかもとチェリム見て思いました。彼女のナチュラルメーク見たいです。
テジはちょっと大人に書きすぎたかなとも思いましたが、テプンの子どもっほさを出すためにはあれぐらいじゃないと難しくて。
だってテプンもちょっと成長したから(笑)
いや、妄想小説は奥が深いです。
また、karinさんの作品読んで研究させて頂きま~す。
ホントありがとですっ!
韓国ドラマ見ていると恋愛にもサクセスストーリーにも必ず家族が絡んでいて日本のドラマとは切り口が違うものが多い。しかも熱いっ!
家族の存在の大きさをヒシヒシ感じます。
これも国民性でしょうか。
本当の「Happy・・」は家族は5兄弟だったわけですが
今回私が書いた小説はそこから一歩進んで「テプンの新たな家族」を中心に書いてみました。
書きながら、家族は成長し進化しその輪は広がっていくけれど家族への想いは変わることがないのだとあらためて気付きました。それを教えてくれたのは7年後のテプンでした。やっぱり奴はいい男です。
テプンに感謝
読み解いてくれたkoさんにも感謝です。
こちらこそ、
楽しみに読んで下さる方がいてくれるというのがすっごい励みになるわけで・・本当にとっても感謝してます。
お気に入りポイント。私もお気に入りです。(笑)
テプンが惚れるというよりはチェリムに惚れられた・・というのがポイントですね。
チャンジュとパッカは・・そうですよね~
3番目・・・クックック
やっぱ、それアリですよね。フフフ・・じゃ、15年後ってことで。
登場人物はちょっと出番としては少なかったんですけどそう言っていただけるととっても嬉しいです。
またいつか書けたら皆さんに是非読んでいただけると嬉しいです。感想待ってますねっ!