バンバンUPしているうちに
いつの間にかもう第8話。
まだまだ続くと思っていましたが一回のUPが長かったのか
次回、最終話でした。ははは・・
ここまで暖かく応援してくださった皆様ありがとうございました。
ほぼ1週間お楽しみいただけましたでしょうか。
あっさり過ぎてだめかしら。ちょっと自信がないんですが。
最後までお楽しみいただけるといいなぁ~
ではどうぞ
第8話
数日後、ユリとテジはテプンとチェリムの立ち会う中再会した。
ユリは事情があってテジを手放したことを詫び、テプンが父親だと嘘をついていたことを詫びた。
本当の父親については死んだと言っていたが。
テジはただ冷静に聞いていた。
いったい12歳の少年はどんな気持ちでこんな大人の勝手な言い分を聞いているのだろう。
そう思うとテプンもチェリムも悔しくて涙が出てきた。
すると、テジは二人に近寄って言った。
「パパ、ママ泣かないで。僕は大丈夫だから。」
3人は抱き合ってこれから来る別れの日を思った。
テジがユリの元に旅立つ前日、チャンジュの家で皆で食事をすることになった。
久々に家族全員が集まった。
チャンジュ・パッカ・ジソク・スハ・ムンジュ・ピルドゥ
ユンジュそれからテプンとチェリムとハヌル。
それとテジが呼んであげてというのでシニョプ。
皆が一同に会うのは久しぶりだったので話は弾むはずだったが
テジが明日からいなくなると思うと寂しくて食事も喉を通らなかった。
そんな大人たちを見てテジは言った。
「この会は送別会じゃなくて壮行会だよ。僕はここから出発するんだから。皆悲しい顔しないで明るく見送ってよ。」
ジソクは涙をこらえながら
「テジはやっぱり賢いなぁ。きっといい検事になれる。あっちに行っても一生懸命勉強だけは続けろよ。」
「うん。」テジは元気に返事をした。そして
「シニョプおじさん、僕が何のためにおじさんを呼んであげたかわかってる?ほら、場を盛り上げて!」というと
号泣していたシニョプは「わかってるよ~」といいながら涙を拭き拭き踊りだした。
その踊りがおかしかったのでみんな大笑いした。泣きながら、大笑いした。
その後壮行会は異様に盛り上がった。
テプンは久しぶりに手品をやった。
テジは幼稚園の参観日に来て手品をしてくれたテプンの姿を思い出した。
テプンはきらきらした目で自分を見ていたテジの顔を思い出していた。
そして、その場にいたスハは二人の気持ちを痛いくらいに感じ涙が止まらなかった。
宴もたけなわになった頃チェリムはテジがそっと立って部屋を出て行くのに気がついた。
ついていくとテジは軒下に座って星空を見つめていた。
「疲れた?大丈夫?」チェリムがそう尋ねるとテジは
「全然。今日もとっても楽しかった。」と答えた。
「僕はお母さんのところに行くと決めてから、今まで毎日自分がどんなに幸せだったのかずっと考えていたんだ。
パパのところに来てから大変なことも多かったけど、とっても楽しかった。
ママと結婚してハヌルが生まれてからはもっともっと楽しかったよ。」
テジはそういって笑った。
「私もテジがいてくれてとっても心強かった。ありがとうね。」
チェリムはそういうとテジを思いっきり抱きしめた。
「ママ、パパとハヌルのことよろしくね。僕はもう傍に居られないから」
チェリムは泣きながら
「任せといて。大丈夫。テジの分まで頑張るから。テジは安心して自分のことを考えるのよ。」と言った。
「もし、面倒見切れなくなったら連絡していい?」チェリムが聞くと
テジも泣きながら黙って頷いた。
いつの間にかもう第8話。
まだまだ続くと思っていましたが一回のUPが長かったのか
次回、最終話でした。ははは・・
ここまで暖かく応援してくださった皆様ありがとうございました。
ほぼ1週間お楽しみいただけましたでしょうか。
あっさり過ぎてだめかしら。ちょっと自信がないんですが。
最後までお楽しみいただけるといいなぁ~
ではどうぞ
第8話
数日後、ユリとテジはテプンとチェリムの立ち会う中再会した。
ユリは事情があってテジを手放したことを詫び、テプンが父親だと嘘をついていたことを詫びた。
本当の父親については死んだと言っていたが。
テジはただ冷静に聞いていた。
いったい12歳の少年はどんな気持ちでこんな大人の勝手な言い分を聞いているのだろう。
そう思うとテプンもチェリムも悔しくて涙が出てきた。
すると、テジは二人に近寄って言った。
「パパ、ママ泣かないで。僕は大丈夫だから。」
3人は抱き合ってこれから来る別れの日を思った。
テジがユリの元に旅立つ前日、チャンジュの家で皆で食事をすることになった。
久々に家族全員が集まった。
チャンジュ・パッカ・ジソク・スハ・ムンジュ・ピルドゥ
ユンジュそれからテプンとチェリムとハヌル。
それとテジが呼んであげてというのでシニョプ。
皆が一同に会うのは久しぶりだったので話は弾むはずだったが
テジが明日からいなくなると思うと寂しくて食事も喉を通らなかった。
そんな大人たちを見てテジは言った。
「この会は送別会じゃなくて壮行会だよ。僕はここから出発するんだから。皆悲しい顔しないで明るく見送ってよ。」
ジソクは涙をこらえながら
「テジはやっぱり賢いなぁ。きっといい検事になれる。あっちに行っても一生懸命勉強だけは続けろよ。」
「うん。」テジは元気に返事をした。そして
「シニョプおじさん、僕が何のためにおじさんを呼んであげたかわかってる?ほら、場を盛り上げて!」というと
号泣していたシニョプは「わかってるよ~」といいながら涙を拭き拭き踊りだした。
その踊りがおかしかったのでみんな大笑いした。泣きながら、大笑いした。
その後壮行会は異様に盛り上がった。
テプンは久しぶりに手品をやった。
テジは幼稚園の参観日に来て手品をしてくれたテプンの姿を思い出した。
テプンはきらきらした目で自分を見ていたテジの顔を思い出していた。
そして、その場にいたスハは二人の気持ちを痛いくらいに感じ涙が止まらなかった。
宴もたけなわになった頃チェリムはテジがそっと立って部屋を出て行くのに気がついた。
ついていくとテジは軒下に座って星空を見つめていた。
「疲れた?大丈夫?」チェリムがそう尋ねるとテジは
「全然。今日もとっても楽しかった。」と答えた。
「僕はお母さんのところに行くと決めてから、今まで毎日自分がどんなに幸せだったのかずっと考えていたんだ。
パパのところに来てから大変なことも多かったけど、とっても楽しかった。
ママと結婚してハヌルが生まれてからはもっともっと楽しかったよ。」
テジはそういって笑った。
「私もテジがいてくれてとっても心強かった。ありがとうね。」
チェリムはそういうとテジを思いっきり抱きしめた。
「ママ、パパとハヌルのことよろしくね。僕はもう傍に居られないから」
チェリムは泣きながら
「任せといて。大丈夫。テジの分まで頑張るから。テジは安心して自分のことを考えるのよ。」と言った。
「もし、面倒見切れなくなったら連絡していい?」チェリムが聞くと
テジも泣きながら黙って頷いた。
堪能いたしました。今回は両方の目から涙が・・・
あまりに描写が上手で、画面を見ているかのようにテジやテプンの姿が目の前に浮かんできます。
本当にありそうなお話の続きでした。
これを読み終わってしまって、私明日からの楽しみが・・・
本当に韓国ドラマを見るより、楽しみにさせていただいていたので。
また、機会がありましたら、お話を書いてくださいませ。心待ちにしております。
この1週間、おつかれさまでございました。それから、ありがとうございました。
最終回は明日です。
何か終わりみたいに書いちゃったから。
明日の最終話も読んでくださいね~
「パリ恋」TVで見ました・・、その感想はharuさんが全話制覇したとき致しまーす。明日の最終話、正座して待ってマース(笑)
大丈夫って強がる人好きなんです。
明日、最終回です。お楽しみに。
私もここ数日いつもコメントしていただいてとっても嬉しい毎日でしたよ~
本当にありがとうございましたっ!
妄想小説は私の愛の結晶ですので熱いですよ~(笑)
是非感想聞かせていただけると嬉しいです。
「パリ恋」は単純に面白い。
でも、ミンチョルに落ちた時のような気配はないかな。
あの役がめちゃ美味しいのかな。
ああ・・続きが観たい。
連ドラは長くて危険です。
この話は今度。