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好きなものや気になることについていろいろ語ってみようと思います。

京都モダン建築祭に行った話①

2022-11-21 11:12:00 | たてもの

京都モダン建築祭

京都モダン建築祭

「京都モダン建築祭」は、京都で大切に守り継がれてきたモダン建築が、日時限定で特別に公開される、建築一斉公開イベントです。京都市、観光協会、まいまい京都など、官民...

京都モダン建築祭

 
年月を経過した美しいたてものには目がない私。
ひょんなことからこちらのイベントを知り、
同じく建築好き、写真好きの友人と京都に行ってまいりました。

この季節。
京都は紅葉も見頃を迎えます。
全国旅行支援も手伝って、安くお得に行けるけど激混みは必須。

なんでこの時期になのか、
嬉しくもあり悲しくもあり。
とにかく、建築旅行の覚書。
興味がある方はお付き合いください。

早起きは三文の徳。
京都に10時前に到着予定の新幹線でいざ出発です。

なんせ今年から始まったイベントとのことで、運営も手探りなご様子。
例年の口コミなどもありませんので、参加するこちらも手探りです。

今回のお宿はこちら。

3人女子旅。
京都駅八条口すぐ。
八条口は空いてるし、
新幹線乗降口の小回りきくし、
地下鉄烏丸線の乗り口近いし。
今回のベストポジション。
大変快適な基地となりました。

京都到着後
早速、荷物を預かって頂き、いざ街歩きに出発。
【公式】MIMARU京都 STATION | アパートメントホテルミマル(MIMARU)

【公式】MIMARU京都 STATION | アパートメントホテルミマル(MIMARU)

京都駅の目の前にある便利な立地。大阪・奈良・琵琶湖など近郊都市を巡るにもアクセス抜群。京都を拠点に、関西エリアを心ゆくまで楽しみましょう。

 
まずは地下鉄乗り放題一日券を800円で購入。この季節のバスは時間が読めないので地下鉄&足で稼ぐ作戦です。
とても残念ですが、申し込んでいた特別ツアーは全て外れてしまったので自力で回ることに。

1日目
・旧寺江家住宅店舗及び母家
 にお邪魔しました。


有形文化財。
昔ながらの京町屋の立派な座敷やおくどさんがあったことを想像できる長細い台所とモダンで洋風な外観が共存する建物。
洋間や家具も可愛いです。

こちらに向かう道すがらも
可愛い韓国料理屋さんや




京都モダン建築祭連携企画に参加されていた



などが普通に街中にゴロゴロ。😍
歩いているだけで眼福です。

・京都芸術センター(元明倫小学校)





向かいの幼稚園も可愛い。
そして、三条通りの近代建築はしご。

・文椿ビルヂング
ここはレストランや雑貨店が入った複合ビル。



・みずほ銀行京都中央支店
明治39年 辰野金吾設計のレプリカとのこと。
銀行はどこに行っても立派だわ。



・Ace Hotel Kyoto(旧京都中央電話局)

大正15年(1926)竣工。
設計は東京のKITTEと同じ吉田鉄郎氏。
1983年には京都市指定登録文化財に。
2001年には外観を生かしたまま増築。
「新風館」として親しまれ。
2020年にあの隈研吾により新しい複合施設としてリニューアルとのこと。
これがまたカッコいい。


中庭から見える姿は素人目にも隈研吾。
あの国立競技場の従兄弟的な。(笑)



こうやって古いものと新しいものが美しく繋がっている様子をみるととても贅沢な気持ちになります。

そしてまた明治に戻って
・明治35年生まれの中京郵便局



・京都文化博物館別館
  (旧日本銀行京都支店)
明治39年竣工 
設計は辰野金吾と長野宇平治





(この辺り、どれも東京駅の辰野金吾ぽさが強くて、正直、にわかな私には区別がつかない。)
などを観ながらテクテク進みますと
ちょっと小ぶりながら存在感半端ない物件に出会いました。

・家邊徳時計店

明治4年創業の老舗時計店
この建物は明治23年築造で日本最古の煉瓦造洋風店舗でもちろん文化財。
奥は京町家ってところがこれまた渋い。
現在は雑貨屋さん入居。

三条通りの締めくくりはやはり
1928ビル(旧毎日新聞社京都支局)
前にも一度来ておりますが、やっぱりここモダンだわ。




中は商業施設が入っていて見られませんでしたが、帰ってきてからこんな記事に出会いました。
建物を残す方の熱意を感じます。
残していくことの大変さも。
見学できることに感謝。

三条通りには


こんなレトロな看板があったり


モザイクタイルの床も素敵。

次は市役所前に移動。
ジャーン!
京都市役所 
昭和2年 設計は武田五一。
改修もほぼ終わったご様子で
立派なお顔を見せてくれました。

エントランス


階段周りのレリーフも凝ってる。


この日は正庁の間と



市議会場を見学。



今回の改修工事では、天井のステンドグラスの落下防止や緞子張りの壁の復元などが行われたよう。
当時の姿を復元しつつ、バリアフリー化などの現在の使い方にあった整備もされているご様子。
見どころをまとめたガイドブックも頂き、さすが観光都市という印象でした。

さて。
お昼時。
ランチの予約をしたこちらへ。


ガイド見学付きランチの予約はすでに満席だったため、とりあえずランチだけ予約しました。




到着するとびっくりするような長蛇の列が。特別公開の順番待ちで、並んでも案内は16時くらいとのこと。
ランチの時間もあるので、行列に並ぶのは断念してとにかくランチを頂くことに。
中に入れるならま、いっか。
2800円コースランチ大変を美味しく頂きました。






もちろん、建物もお許し頂いてちょっと拝見できました。


照明がとても美しい。
ゆっくり拝見出来なくてとても残念。

あれ、もう夕刻だ。
慌てて次の目的地に向かいます。

東山駅近く白川沿いにある
時忘舎(旧竹中精麦所)さんへ
こちらは現在カフェやレンタルスペースとしてご利用とのこと。
精麦所だけに水車跡も。
少し陽が落ちて来たこともあって
ノスタルジック感アップ





そして、同じ岡崎地区にある
京都市京セラ美術館(京都市美術館)に急ぎます。


こちらは貴賓室が特別公開でしたが
他にも見どころ満載。
大きな階段や照明、ステンドグラス、床のタイルなどなど眼福。







そして、お隣の京都府立図書館へ。
こちらは外階段が特別公開とな。






可愛いデザインの扉や壁の装飾を拝見。
室内のオレンジ色の灯りがちょっとノスタルジックで歴史ある図書館風なのがたまらない感じでした。



何度か京都に来ていて、平安神宮の目の前なのに、こんな建物群があるなんて気づかなかった…。
こんな感じで1日目の行程は終了。

夕食は京都に詳しい同僚のおすすめでこちらに。
京野菜とおばんざいが食べたくて。
酒場トやさい イソスタンド|五十家グループ

酒場トやさい イソスタンド|五十家グループ

 
どれも大変美味しかったー。
いちじくと生ハムとマスカルポーネ?のサラダ

時価生で食べられるアジフライ(バカうま)

京町家を改装したお洒落なお店が軒を連ねてる。


夜の街歩きもよし。
初日は25000歩。

2日目に続く。


















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