ここしばらく、春の嵐の感じがする。風も強く、花粉や黄砂も飛び乱れている。さて、そんな強風の折、ほっこりすることがあった。
50親父はマンション住まいのため、バイクは共用駐輪場に停めている。そこはバイクだけが止まるスペースで、周りも原付から大型まで様々なバイクが並んでいる。数台は、カバーがかけられており車種さえわからないものも多い。ちなみに、多くの人がチェーンロックもしっかりつけている。通勤等で使うであろう、原付でつけている人は少ないが…50親父的に、このチェーンロックが面倒。もともと面倒くさがりなのに、しゃがんでチェーンをつける/外すって、かなり面倒。。。防犯意識が低いのだろう、、、一度盗難にあえばわかるんだろうな。
さて、そんな強風が多いこの頃であるが、先日もかなり強めの風が一晩中吹く日があった。木々は大きく揺れ、バサバサを音を一晩中鳴らしていた。朝起きて外を見るとちぎれた枝や葉っぱが地面に無数に転がっている。やっぱりかなりの強風だったのだ。ただ、その日は朝から風も落ち着き、絶好のバイク日和、ということで準備をしてバイクへ。
「え~~~~~!?」
相棒Ninja400に隣のカバー付きバイクが寄りかかっているではないか!瞬間的に、「やばい!これはカウルくらいは割れたか!?」とショックを受けた。しばらく、といってもせいぜい1~2分だが、茫然としてどうするか頭の中がぐちゃぐちゃだ。気を取り直して、まずはNija400をそーっと動かしてみる。すると、寄りかかっていたと思っていたバイクとは接触しておらず、すんなり動いた。よかった…
次に、その倒れていたバイク。どうするか?とりあえず、引き起こしてみる。が、カバーがついており、どこをどう触ってよいかがわからない。また、ひとのバイクだし、万が一起こしてる最中に再度倒したり二次被害を出さないと限らない。所有者が一緒にいれば「手伝う」ことはできるが、何かあると面倒。ということで残念ではあるが、そのままの状態でプチツー出発。
帰宅するとお隣さんのバイクは元通り駐車していた。ふとよく見ると、、
こんな付箋がお隣さんのバイクに貼ってある。
逆の立場なら、もちろん同じことをするだろうし、申し訳ない気持ちにもなる。でも、当たり前のことが気持ちをあったかくしてくれた。自分のバイクが壊れていないか気になるのと同じくらいに、周りに気を遣うこと。見習いたい。。。
50親父、ちょっと嬉しい気持ちになった。
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