2021年、夏の家族旅行は長野県へ…。
中山道の宿場町、奈良井へ行きました。
街並み散策とB級グルメの旅です。
車を使わず、JRのフリー切符で…。
今回使ったのは、”木曽路フリー切符”
…という、とてもお得な切符です。
目的地までの特急の往復指定乗車券に、
JRフリー区間区乗り放題の特典が付き、
タクシー券またはレンタカー券4000円分、
お買物券または、喫茶お食事券2000円分、
観光に使えるチケットも付いていました。
名古屋市内から4人用の切符がなんと、
18780円でした。大人、子供同額です。
名古屋駅から特急列車”しなの”に乗って、
乗り換えで降りた木曽福島駅までの
大人1人の特急往復乗車券が9400円…。
(×4)と考えると、驚きのお値段です。
これにタクシー券、お買い物券などが
付いてくるなんて、”超”お得かも…。
「たまには、電車旅もアリかな~。」
まず名古屋から木曽福島までは、
特急列車”しなの”に乗車しました。
木曽福島で普通列車に乗り換え、
無事、奈良井駅に到着…。
駅の周辺をちょっと歩くと宿場町の
面影を残す町並みが続いています。
朝早い時間なので、ひっそりしていました。
絵にかいたような街道の宿場町です。
ひとまず古い街並みを散策しました。
漆器のお店あり、民芸品のお店あり、
山からの清水がひかれた水場もあり、
歴史を感じる建物もたくさんありました。
お土産屋さんも情緒を感じる店構えです。
近日オープンする新しいお宿もありました。
地元の方向けの内覧会をやっていました。
「奈良井に行ったら、”こでまり”っていう
カフェに行くといいよ。」、と聞いていたので
”こでまり”を探しましたが、お休みでした。
ちょっと残念…。代わりに道を隔てて向かいに
あった、古民家カフェ”松屋茶房”に入ります。
ここは昔、櫛を売るお店だったそうです。
お店には昔の道具が飾られていました。
宿場町らしい雰囲気のお店です。
居心地のよいお店…。初めてなのに
常連さん気分(?)でくつろげました。
”木曽路フリー切符”に付いてきた飲食&
お土産に使える2000円分観光チケットは、
さっそくこのお店で使いました。
さて、木曽路の宿場町の名物というと、
”五平餅”と”おやき”に”おそば”です。
でもいつもそれなので、今日はパスです。
敢えてランチは、話題のB級グルメ、
”山賊焼き”にチャレンジすることに…!
宿場町にある”山賊焼き”のお店に
入ってみました。賑わっています。
”山賊焼き”はこの地方の郷土料理です。
では、”山賊焼き”ってどんな料理かな…?
”山賊”って言葉から連想して、ワイルド…。
バーベキューみたいなものだろうか…?
登場したのは、大きなチキンの揚げ物です。
一枚肉のチキンのから揚げが、ど~んと…!
付け合わせは、大量のキャベツでした。
チキンには、好みで塩をかけていただきます。
隣のテーブルの人達も盛り上がってます。
「私、鳥のから揚げでいいわ~。」
「いや、これは鳥のから揚げやないで~。
”山賊焼き”と言うもんやで~。」
「鶏肉をニンニクだれに付けといて、
片栗粉まぶして、かりっと揚げるのを
”山賊焼き”というんやわ~。」
「揚げ物なのに山賊”焼き”なんて、
変な名前やなぁ~。それに、この料理って
どう見ても”山賊”っぽくないやない~。」
確かに言われてみると、揚げ物なのに
”焼き”という名前が付いていますね。
このボリューム感が、”山賊”っぽいかな~。
名前の由来は謎でしたが、お値打ちで
ボリュームたっぷりの郷土料理でした。
さて、”木曽路フリー切符”には、
タクシー券、またはレンタカー券が
付いていますが、どう利用しようか…?
午後からはタクシー? レンタカー…?
まず、これからの時間を使って、どこを
見たいかを考えることから始めましょう。
私としては、せっかく奈良井に来たなら、
お寺とか神社とか、名所は1つは見たい…。
みんな、「デザート、食べた~い。
ソフトクリームがいい…!」と、言うし…。
相談しましょ、そうしましょ…。
ではこの続きは次のブログ記事で…。