あすにゃん日記

500字程度のエッセイを書きます。

合唱サークルの話:カエルの解剖

2019-09-03 13:36:57 | 日記
8月30日の話。
 合唱サークルで、カエルの解剖について、雑談したことがありました。会員のひとり、Dさんは、小学校の時に解剖のために、ひとり一匹ずつカエルを用意していたそうです。みんなが驚いて、
「ふつうは先生が用意するでしょう?」
「わたしは生きものが苦手だから、カエルをつかまえるのが苦痛だったわ」
 Dさんは、顔をしかめます。
「解剖のとき、先生がカエルの頭をこづいて気絶させて腹を切ったんだけど、途中で起きて大変だった」
 Kさんは、少し笑っています。
 帰って夫にその話をすると、
「おれはフナの解剖だった。気色悪かった」
 顔を伏せて吐きそう。
「わたしはへっちゃらだったわ。実家で魚を料理するときに、肝を取り除くのはわたしの仕事だったもの」
 わたしは、ニッコリ笑って見せました。
カエルを料理することは、たぶん今後もないけれど、解剖なんて、イマドキの子はやっているでしょうか。
「カエルのお尻にストローをつけて、ぷくっと膨らませたこともあるわねえ」
 思い起こすとKさんがそんなことを言っていました。
 お尻から糞を吸わなかったのか、ちょっと気になってしまった今日のサークル日記でした。