5月4日(月)
最終日前1日であるこの日
会社の先輩に誘われて
有田陶器市へと行く事になった
色々な人に陶器市の
話は何気に聞いてはいたが
行った事は無かった
歩きやすい格好に
リュックサックを背負ってこいと
先輩から電話が入り
子供が使わなくなった
リュックサック(小)と
ウォーキングシューズ
短パンにロンT
ちょっと気品高き中年を気取る為に
ハンチングをかぶるが
ライブに行く
ビギンかぶれにしか見えない
陶器市には朝一から臨もうと
博多駅発7時チョイの
臨時快速
有田陶器市号に乗る為に
先輩と博多駅にて待ち合わせする
5時起床
5時半に家を出て
最寄の駅まで20分かけ山を下る
ファブリーズのような霧雨が
キレ悪い残尿漏れのシミをごまかせる程度に
半端にズボンを濡らす
博多駅で降り
有田行きの切符を買おうとするが
5000円チャージしたばかりのニモカが
プッ…
と機械から吐き出されてしまう
おぃおぃ
まさかカードの磁気部分が
おかしくなってしまったのか
先程
改札口では使えたのだから
それは無いはずだと
何度もチャレンジするが
やはりダメだ
混雑するであろう
帰りの切符を買えないどころか
それよりチャージした
5000円分をどうにかして欲しい
みどりの窓口に駆け込む
涙目のビギン
駅員に問い合わせると
ニモカ(西鉄)の電子マネーカードでの
JR九州(国鉄)の切符を買う上限が1650円までとなっているようだ
共通で使えるようになったものの
一時的にJRが料金を立て替え
後に西鉄側から事になる理由から
そんな上限が設定されるのかはしらないが
とりあえずチャージしてしまった今
最近ご無沙汰な電車カードに
5000円入ったままになるのは困る
とりあえず1650円をニモカで購入
残り区間を乗り越しで清算する事にした
買ってホームに上がる
距離にして96.4km
乗車時間2時間23分となかなかだ
まぁいいさ
買ったサンドイッチをつまみに
先輩が買ってきたビールを
揺られながら車窓をつまみに
長旅を楽しむとしよう
座席がコレもんですが…
これってどうなのだろう…
食べていいのか悪いのか…
遠くに座る女子が
パンをあけて食べ始めたので
少し隠し気味に朝食を済ませる
早朝
朝から2本目の陶器市快速列車
まだまだこの時点での乗客は少ない
目的の駅である有田駅には
9時半着と朝一に買い物を楽しむとしては
丁度いい感じではないかと
お薦めしたい
現地に近ずくにつれ
乗客は増えてくるものの
席は埋まるが立つ人は居ない程度だ
2時間を越える乗車時間
心配になったトイレは
4両編成の一番前の車両にある
「事故にあったら死ぬっちゃけん」
先輩こだわりの最後尾の
車両から歩くには
連結部分が歩きにくく
走行中車両を歩きまわると
乗客からも少し変な注目を浴びる
これはトイレの滞在時間が
少しでも長いと
ウンコとバレてしまう
そそくさと済ませ
ウンコじゃありませんよ
アプローチを狙うも
揺られる電車での尻拭きは難易高く
ウォシュレット文化に
甘えすぎた自分に反省
膝曲げ中腰
揺られる体
まさに
ロック尻拭き
ウィシュ
ストライダースタンドが
100万台売れたら
oゾーンの永久脱毛を
心決めたハト屋です
列車に揺られる事2時間半
のんびりとした風景に
飽きと疲れを感じた頃に
上有田駅に到着
あれ?
上有田?
たしか有田駅なハズであるが
陶器市臭プンプンの駅に
先輩がおりるぞと慌てて下車する
駅を降り
人の流れについてゆけば
すぐそばに
有田焼のデパートを売り文句に
有田焼陶賓館
丸兄(まるけい)があります
2億円の額皿駐車場をかわきりに
1億円の間
3億円の間
5億円の間
と下品で優雅なショールーム
有田焼最大の体験工房をもつ
老舗のようです
※注 キレイめの奥さんは
付属致しません
デパートを名乗るだけに
品揃えも豊富
4000万なら買っていたのに
何を入れるのか
3億円の壷がお出迎え
今なら
半額の1億5000万にて購入可能です
長旅の疲れも忘れ
目がとびウロウロと回廊する
買いもしない私がいました
300円の陶器クジ
まさかの赤球がコロリ
「6等です、コチラの中から…」
先に受け皿に落ちていた
緑の玉(5等)より下の最下賞
普通
赤は上位じゃないの?…
そうでも無い枠の中から
渋々薬味入れを選んだ
サラリと置いてある福袋
基本
シールが貼られている
値段の半額ですよ
スーパーで見る馴染み深いペタ貼りシールに
桁違いのマルが並ぶ
確かにデパートで買うよりは
安いだろう
物珍しい器が並び
見るだけでも面白い
まさに
有田焼の陶賓館
古いお城造りの館内は
まるで忍者屋敷のように複雑で
その3階には
例の5億円の間なる部屋がある
「案内してさしあげて」
私達を先導する
ジャガイモ頭の
もとい
教養溢れる賢そうな
お坊っちゃま
いずれ跡継ぎに
なるのであろうかこの子
コンビニに連れて行き
ガリガリ君(nonリッチ)でも
買ってあげ
夢あるこの子の将来への投資をするが
宝クジより率がよいのだろうか
今の君に意地悪する子より
心汚い
優しいお友達とハト屋です
2000万の品が399万の福袋に
もちろん袋に収まる訳無い
大きな品々が陳列されている
「置く所が無いもんねぇ…」
本当に置く場所が問題なのか?
「売れる訳ないんですけどね」
何とも高価な自虐の店員のやり取り
10万の器や40万の壁掛けが
安く感じてきてしまう
おかしな世界に引きずり込まれる
四千万円のついたてです
数多の美術品に
数少なき有田エロスを見つけたり
これを買った暁には
嫁子供に梅ヶ枝餅を持たせ
二日ほど実家に帰ってもらうだろう
丸兄を後にし
有田陶器祭りの
メイン通りに流れ込みます
人が多くて歩きづらい
そんなイメージがありました
最終日では無い為もあるかと
思いますが
人は沢山いますけど
そう思うほど混雑はしていません
なんせ
メイン通りは
かなりの長距離を左右両端
時より枝分かれに
隙間なく連なり商店が並んでいます
その距離は
上有田駅~有田駅迄と
一駅を繋ぐ長さです
まずは左側の店を覗いて歩き
折り返し右側の店を覗いて戻ってこようと
そう決め店を覗いて歩きました
お祭りとあって
露店も色々とありました
食後持って帰る事の出来る
有田焼きの器に入ったお弁当が
人気との事でしたが
見つける事はできず
有田 焼カレーならぬ
有田焼 カレーに出会いました
もちろん有田焼に入ってますが
焼カレーではありません
カレーだけに熱くないといけないので
買うとチンしてもらってました
私達は買いませんでしたが
食べていたお姉さんが
食後の器をテッシュで拭き持ち帰ってました
電車の中で拭き損ねた
私のお尻も拭いて持ち帰って欲しい…
基本
100円、200円など
カゴに詰め込まれた
客引き商品を手前に
1000円オーバーの棚商品が並べられ
黄色の値札~半額ですよと
気に入れば値段交渉も可能な流れの感じです
物によっては店により
同じ物が安かったり高かったり
チェックし
戻ってきて買うのもアリですが
売れてしまっている場合もあります
最低でも
その商品が置いてあった
店を覚え忘れない事が大事です
高価なものほど
欲しいという気持ちと買う意思があれば
意外とそれ以上に
マケてくれるみたいですよ
私は基本
100均では買えないような
100円、200円ではあるけど
一品物や訳アリ商品などを買い求めていきます
ネットの世界だけではありません
テッパンの
ネコ
ねこ
ねこちゃん
天気もすっかり良くなった頃
人も増えてきました
賑やかな音色が
後ろの方から近づいてきます
どっかの国の鼓笛隊が
バグパイプを演奏しながら
過ぎてゆきます
しばらくパレードをお楽しみ下さい
有田焼とはひとくくりに
いうものの
ゴテゴテに土土したものや
ツルリと透明感ある真っ白な物や
窯元、ブランドにより素材感は様々
陶芸の世界はよく分かりませんが
手に取れば
この器で御飯を食べてみたいという
気持ちが感じられます
見入る事に気をとられ
軽く袖振り合うこともありますが
「ごめんなさい」
誰一人と荒々しい人はおらず
言葉優しいお上品な客層です
「20万なら買うばい、いくらね?」
「21万です」
アメジストの小山に
キラキラムラサキに尖る断面をみせた
よくある商品をはさみ
店主らしき人と客が
やり取りをしています
しかし
ごめんなさい
客も店主も
見分けつかぬこわモテ系の兄貴同志
まさかのサクラ?
三文芝居で客足をとめようとする
その姿がおかしくてたまらない
笑いたいがバレると怖いので
すぐその場を後にした
歴史と伝統だけでは
時代の流れに押し流されてしまう
技術とアイデアセンスの融合
陶器のスマホ立てに
陶器枕
形は自由に変えれる粘土ではあるが
物には相応しい
素材というものが
ある程度限られている
何でも作ればいいと
いうものでも無さそうだ
思いつきで作っては
ボツを産み出し繰り返す
どこかのネットオークションの
木工職人を思い出す
雨曇り空は
すっかりと晴れ
暑過ぎず寒すぎず
過ごしやすい気温となった
入っては出て入っては出て
10時くらいに歩き始め
片道終わった有田駅の時点で
14時を過ぎ
予想以上の時間を要した
高い電車代を払い
はるばる遠くに来たからには
ほぼ全ての店舗を見潰す
それも中々の大仕事だ
日差しが少し強くなり
先輩がビールを差し入れてくれる
せっかくのお心使いですが
ビールのゲップリ感と
並んだ陶器のグチャグチャ具合は
どうも合わない気がする
ぬるくなって
気持ち悪いだけの
水分となっては困るので
そそくさと飲み干すと
飲んでしまえば
すこしほろ酔いながら
陶器を見てまわると楽しく感じる
トイレは各店というより
仮設されたトイレをメインに
使用する事となる
特にご婦人用は
長蛇の列と並んでいる事が多い
余裕を持って行った方がいいだろう
案ずる事なかれ
3000回揉めば
ネピアに変わります
(伊東家の食卓ヨリ)
あ…(;´д`)
なんとか往復し
上有田駅へと戻ってきた事
16時過ぎ
8時間以上歩いた足は
さすがに疲れをチラホラさせる
後は列車に乗って帰るだけか
さぁココで新たなる問題が…
走る電車の数が少ないのだ
それに重なり
祭りの終わりに押し寄せる来客
博多まで2時間30分
乗れるであろうが
座れない恐ろしい状況になりかねない
陶器市を跨ぐ
有田とココ上有田
列車が先にとまる
有田にて客が沢山乗れば
この駅で先に並んでも
座る場所は確保できない事は確実だ
「歩くぞ」
先輩が言い出した
私もついてゆくしかないだろう
地元の老人いわく
有田駅迄3~4キロを歩き戻る
大半の客は車できているようだが
例え残り僅かでも
その客数の多さは半端では無い
何とか駅にたどり着き
ドアが開く場所を先頭に陣取る
ただコレで安心出来る訳ではない
列車は
あのハウステンボスの客を乗せ
この駅にやってくるのだ
ホームに列車が入ってきた
目の前を過ぎる客席は
やはり人影に埋まっている
ポッターボケした
乗客に杖を振りかざす
エバネスコ(Evanesco)
(消えよ)
魔法効かず
チラリと見えた
唯一空きの2コ席をゲット
疲れた乗客を満員乗せた列車は
静かに走る
「これ事故ったらモロやんかー」
1両目車内に響く
先輩の声
大丈夫です…たぶん…
有田陶器市
動きやすい服
歩きやすい運動靴
リュックサック
折り畳み傘
サンダルハイヒールなどもっての他
お出かけと思うな
お宝探しのハイキングと心得よ
家族でお出かけがてらに見に行くもいいが
買い物重視で行くなら
少なくとも子供は預けてお留守番させた方がいいだろう
出店でごまかすもいいが
しょせん子供の体力と気力
茶碗、茶碗ばかりの光景に
飽きと疲れが生じ
物珍しさに触ろうとすれば
落ちて割れる数万、数十万円の物が
沢山目線に並ぶ
時より道端の日陰に
買い物苦手な
力尽きたお父さんも
ポトポト落ちていたのも事実
列車であれば尚更
座れない数時間ほど
子供にとって可哀相な事は無い
そしてやはり
上有田駅にて下車
有田陶器市の
メインともいえる丸兄を
最初に見てしまうのも
何ではあるが
道はさみ左右交互に
有田駅方面へと歩み
時間は遅くとも16時前
有田より乗車し
席を確保し祭りを後にするがいいだろう
有田陶器市
町の老人、子供が一体となり
祭りの案内やサポートを務め
1000円出せば珍しく面白い
いい物が買えそうなお祭り
いつかはこんな食器で
食事が楽しめるように頑張ろう
そんな気持ちになれる
イイお祭りでした
お土産に買った陶器の数々
わかっているさ
人とは少しズレた164センス
安物の中からも
色々と選びました
ニュアンスに添って
選んだお土産茶碗
さぁ嫁さん
★いくつ?
「無いよりはマシ」
エバネ…
な…
無いよりはマシ
頂きました(まちゃあき風)
もう一度
陶器市では無い
普段の有田を見て周りたい
後から聞いた話
4枚切符というお得なセットもある事を知った
ハト屋164でした
最終日前1日であるこの日
会社の先輩に誘われて
有田陶器市へと行く事になった
色々な人に陶器市の
話は何気に聞いてはいたが
行った事は無かった
歩きやすい格好に
リュックサックを背負ってこいと
先輩から電話が入り
子供が使わなくなった
リュックサック(小)と
ウォーキングシューズ
短パンにロンT
ちょっと気品高き中年を気取る為に
ハンチングをかぶるが
ライブに行く
ビギンかぶれにしか見えない
陶器市には朝一から臨もうと
博多駅発7時チョイの
臨時快速
有田陶器市号に乗る為に
先輩と博多駅にて待ち合わせする
5時起床
5時半に家を出て
最寄の駅まで20分かけ山を下る
ファブリーズのような霧雨が
キレ悪い残尿漏れのシミをごまかせる程度に
半端にズボンを濡らす
博多駅で降り
有田行きの切符を買おうとするが
5000円チャージしたばかりのニモカが
プッ…
と機械から吐き出されてしまう
おぃおぃ
まさかカードの磁気部分が
おかしくなってしまったのか
先程
改札口では使えたのだから
それは無いはずだと
何度もチャレンジするが
やはりダメだ
混雑するであろう
帰りの切符を買えないどころか
それよりチャージした
5000円分をどうにかして欲しい
みどりの窓口に駆け込む
涙目のビギン
駅員に問い合わせると
ニモカ(西鉄)の電子マネーカードでの
JR九州(国鉄)の切符を買う上限が1650円までとなっているようだ
共通で使えるようになったものの
一時的にJRが料金を立て替え
後に西鉄側から事になる理由から
そんな上限が設定されるのかはしらないが
とりあえずチャージしてしまった今
最近ご無沙汰な電車カードに
5000円入ったままになるのは困る
とりあえず1650円をニモカで購入
残り区間を乗り越しで清算する事にした
買ってホームに上がる
距離にして96.4km
乗車時間2時間23分となかなかだ
まぁいいさ
買ったサンドイッチをつまみに
先輩が買ってきたビールを
揺られながら車窓をつまみに
長旅を楽しむとしよう
座席がコレもんですが…
これってどうなのだろう…
食べていいのか悪いのか…
遠くに座る女子が
パンをあけて食べ始めたので
少し隠し気味に朝食を済ませる
早朝
朝から2本目の陶器市快速列車
まだまだこの時点での乗客は少ない
目的の駅である有田駅には
9時半着と朝一に買い物を楽しむとしては
丁度いい感じではないかと
お薦めしたい
現地に近ずくにつれ
乗客は増えてくるものの
席は埋まるが立つ人は居ない程度だ
2時間を越える乗車時間
心配になったトイレは
4両編成の一番前の車両にある
「事故にあったら死ぬっちゃけん」
先輩こだわりの最後尾の
車両から歩くには
連結部分が歩きにくく
走行中車両を歩きまわると
乗客からも少し変な注目を浴びる
これはトイレの滞在時間が
少しでも長いと
ウンコとバレてしまう
そそくさと済ませ
ウンコじゃありませんよ
アプローチを狙うも
揺られる電車での尻拭きは難易高く
ウォシュレット文化に
甘えすぎた自分に反省
膝曲げ中腰
揺られる体
まさに
ロック尻拭き
ウィシュ
ストライダースタンドが
100万台売れたら
oゾーンの永久脱毛を
心決めたハト屋です
列車に揺られる事2時間半
のんびりとした風景に
飽きと疲れを感じた頃に
上有田駅に到着
あれ?
上有田?
たしか有田駅なハズであるが
陶器市臭プンプンの駅に
先輩がおりるぞと慌てて下車する
駅を降り
人の流れについてゆけば
すぐそばに
有田焼のデパートを売り文句に
有田焼陶賓館
丸兄(まるけい)があります
2億円の額皿駐車場をかわきりに
1億円の間
3億円の間
5億円の間
と下品で優雅なショールーム
有田焼最大の体験工房をもつ
老舗のようです
※注 キレイめの奥さんは
付属致しません
デパートを名乗るだけに
品揃えも豊富
4000万なら買っていたのに
何を入れるのか
3億円の壷がお出迎え
今なら
半額の1億5000万にて購入可能です
長旅の疲れも忘れ
目がとびウロウロと回廊する
買いもしない私がいました
300円の陶器クジ
まさかの赤球がコロリ
「6等です、コチラの中から…」
先に受け皿に落ちていた
緑の玉(5等)より下の最下賞
普通
赤は上位じゃないの?…
そうでも無い枠の中から
渋々薬味入れを選んだ
サラリと置いてある福袋
基本
シールが貼られている
値段の半額ですよ
スーパーで見る馴染み深いペタ貼りシールに
桁違いのマルが並ぶ
確かにデパートで買うよりは
安いだろう
物珍しい器が並び
見るだけでも面白い
まさに
有田焼の陶賓館
古いお城造りの館内は
まるで忍者屋敷のように複雑で
その3階には
例の5億円の間なる部屋がある
「案内してさしあげて」
私達を先導する
ジャガイモ頭の
もとい
教養溢れる賢そうな
お坊っちゃま
いずれ跡継ぎに
なるのであろうかこの子
コンビニに連れて行き
ガリガリ君(nonリッチ)でも
買ってあげ
夢あるこの子の将来への投資をするが
宝クジより率がよいのだろうか
今の君に意地悪する子より
心汚い
優しいお友達とハト屋です
2000万の品が399万の福袋に
もちろん袋に収まる訳無い
大きな品々が陳列されている
「置く所が無いもんねぇ…」
本当に置く場所が問題なのか?
「売れる訳ないんですけどね」
何とも高価な自虐の店員のやり取り
10万の器や40万の壁掛けが
安く感じてきてしまう
おかしな世界に引きずり込まれる
四千万円のついたてです
数多の美術品に
数少なき有田エロスを見つけたり
これを買った暁には
嫁子供に梅ヶ枝餅を持たせ
二日ほど実家に帰ってもらうだろう
丸兄を後にし
有田陶器祭りの
メイン通りに流れ込みます
人が多くて歩きづらい
そんなイメージがありました
最終日では無い為もあるかと
思いますが
人は沢山いますけど
そう思うほど混雑はしていません
なんせ
メイン通りは
かなりの長距離を左右両端
時より枝分かれに
隙間なく連なり商店が並んでいます
その距離は
上有田駅~有田駅迄と
一駅を繋ぐ長さです
まずは左側の店を覗いて歩き
折り返し右側の店を覗いて戻ってこようと
そう決め店を覗いて歩きました
お祭りとあって
露店も色々とありました
食後持って帰る事の出来る
有田焼きの器に入ったお弁当が
人気との事でしたが
見つける事はできず
有田 焼カレーならぬ
有田焼 カレーに出会いました
もちろん有田焼に入ってますが
焼カレーではありません
カレーだけに熱くないといけないので
買うとチンしてもらってました
私達は買いませんでしたが
食べていたお姉さんが
食後の器をテッシュで拭き持ち帰ってました
電車の中で拭き損ねた
私のお尻も拭いて持ち帰って欲しい…
基本
100円、200円など
カゴに詰め込まれた
客引き商品を手前に
1000円オーバーの棚商品が並べられ
黄色の値札~半額ですよと
気に入れば値段交渉も可能な流れの感じです
物によっては店により
同じ物が安かったり高かったり
チェックし
戻ってきて買うのもアリですが
売れてしまっている場合もあります
最低でも
その商品が置いてあった
店を覚え忘れない事が大事です
高価なものほど
欲しいという気持ちと買う意思があれば
意外とそれ以上に
マケてくれるみたいですよ
私は基本
100均では買えないような
100円、200円ではあるけど
一品物や訳アリ商品などを買い求めていきます
ネットの世界だけではありません
テッパンの
ネコ
ねこ
ねこちゃん
天気もすっかり良くなった頃
人も増えてきました
賑やかな音色が
後ろの方から近づいてきます
どっかの国の鼓笛隊が
バグパイプを演奏しながら
過ぎてゆきます
しばらくパレードをお楽しみ下さい
有田焼とはひとくくりに
いうものの
ゴテゴテに土土したものや
ツルリと透明感ある真っ白な物や
窯元、ブランドにより素材感は様々
陶芸の世界はよく分かりませんが
手に取れば
この器で御飯を食べてみたいという
気持ちが感じられます
見入る事に気をとられ
軽く袖振り合うこともありますが
「ごめんなさい」
誰一人と荒々しい人はおらず
言葉優しいお上品な客層です
「20万なら買うばい、いくらね?」
「21万です」
アメジストの小山に
キラキラムラサキに尖る断面をみせた
よくある商品をはさみ
店主らしき人と客が
やり取りをしています
しかし
ごめんなさい
客も店主も
見分けつかぬこわモテ系の兄貴同志
まさかのサクラ?
三文芝居で客足をとめようとする
その姿がおかしくてたまらない
笑いたいがバレると怖いので
すぐその場を後にした
歴史と伝統だけでは
時代の流れに押し流されてしまう
技術とアイデアセンスの融合
陶器のスマホ立てに
陶器枕
形は自由に変えれる粘土ではあるが
物には相応しい
素材というものが
ある程度限られている
何でも作ればいいと
いうものでも無さそうだ
思いつきで作っては
ボツを産み出し繰り返す
どこかのネットオークションの
木工職人を思い出す
雨曇り空は
すっかりと晴れ
暑過ぎず寒すぎず
過ごしやすい気温となった
入っては出て入っては出て
10時くらいに歩き始め
片道終わった有田駅の時点で
14時を過ぎ
予想以上の時間を要した
高い電車代を払い
はるばる遠くに来たからには
ほぼ全ての店舗を見潰す
それも中々の大仕事だ
日差しが少し強くなり
先輩がビールを差し入れてくれる
せっかくのお心使いですが
ビールのゲップリ感と
並んだ陶器のグチャグチャ具合は
どうも合わない気がする
ぬるくなって
気持ち悪いだけの
水分となっては困るので
そそくさと飲み干すと
飲んでしまえば
すこしほろ酔いながら
陶器を見てまわると楽しく感じる
トイレは各店というより
仮設されたトイレをメインに
使用する事となる
特にご婦人用は
長蛇の列と並んでいる事が多い
余裕を持って行った方がいいだろう
案ずる事なかれ
3000回揉めば
ネピアに変わります
(伊東家の食卓ヨリ)
あ…(;´д`)
なんとか往復し
上有田駅へと戻ってきた事
16時過ぎ
8時間以上歩いた足は
さすがに疲れをチラホラさせる
後は列車に乗って帰るだけか
さぁココで新たなる問題が…
走る電車の数が少ないのだ
それに重なり
祭りの終わりに押し寄せる来客
博多まで2時間30分
乗れるであろうが
座れない恐ろしい状況になりかねない
陶器市を跨ぐ
有田とココ上有田
列車が先にとまる
有田にて客が沢山乗れば
この駅で先に並んでも
座る場所は確保できない事は確実だ
「歩くぞ」
先輩が言い出した
私もついてゆくしかないだろう
地元の老人いわく
有田駅迄3~4キロを歩き戻る
大半の客は車できているようだが
例え残り僅かでも
その客数の多さは半端では無い
何とか駅にたどり着き
ドアが開く場所を先頭に陣取る
ただコレで安心出来る訳ではない
列車は
あのハウステンボスの客を乗せ
この駅にやってくるのだ
ホームに列車が入ってきた
目の前を過ぎる客席は
やはり人影に埋まっている
ポッターボケした
乗客に杖を振りかざす
エバネスコ(Evanesco)
(消えよ)
魔法効かず
チラリと見えた
唯一空きの2コ席をゲット
疲れた乗客を満員乗せた列車は
静かに走る
「これ事故ったらモロやんかー」
1両目車内に響く
先輩の声
大丈夫です…たぶん…
有田陶器市
動きやすい服
歩きやすい運動靴
リュックサック
折り畳み傘
サンダルハイヒールなどもっての他
お出かけと思うな
お宝探しのハイキングと心得よ
家族でお出かけがてらに見に行くもいいが
買い物重視で行くなら
少なくとも子供は預けてお留守番させた方がいいだろう
出店でごまかすもいいが
しょせん子供の体力と気力
茶碗、茶碗ばかりの光景に
飽きと疲れが生じ
物珍しさに触ろうとすれば
落ちて割れる数万、数十万円の物が
沢山目線に並ぶ
時より道端の日陰に
買い物苦手な
力尽きたお父さんも
ポトポト落ちていたのも事実
列車であれば尚更
座れない数時間ほど
子供にとって可哀相な事は無い
そしてやはり
上有田駅にて下車
有田陶器市の
メインともいえる丸兄を
最初に見てしまうのも
何ではあるが
道はさみ左右交互に
有田駅方面へと歩み
時間は遅くとも16時前
有田より乗車し
席を確保し祭りを後にするがいいだろう
有田陶器市
町の老人、子供が一体となり
祭りの案内やサポートを務め
1000円出せば珍しく面白い
いい物が買えそうなお祭り
いつかはこんな食器で
食事が楽しめるように頑張ろう
そんな気持ちになれる
イイお祭りでした
お土産に買った陶器の数々
わかっているさ
人とは少しズレた164センス
安物の中からも
色々と選びました
ニュアンスに添って
選んだお土産茶碗
さぁ嫁さん
★いくつ?
「無いよりはマシ」
エバネ…
な…
無いよりはマシ
頂きました(まちゃあき風)
もう一度
陶器市では無い
普段の有田を見て周りたい
後から聞いた話
4枚切符というお得なセットもある事を知った
ハト屋164でした