まだもう50歳”はと屋164”ブログ

冴えない剥けない(仮性)現在50歳貯金無し💦おっさんの日々を赤裸々に書き綴る令和の万葉集的な感じです

2017年 波佐見陶器まつり~有田陶器市

2017年04月30日 | 日記
さぁ

この季節がやってきました

世間でいう

じーだぶりゅうってやつですよ

たまたま休みだった今日
陶器市のお馴染み相棒

コスモ先輩と行ってきました
陶器市


しかも

今回は波佐見いっての有田と
陶芸祭り攻め攻めです!










イエイ!






朝5時ちょい
歩いて駅まで山を下ります



先輩と待ち合わせ


博多駅7時



少し早く着いたので



朝マックします

人はなぜ朝カフェすると
デキる人っぽく
自分を勘違いしてしまうのでしょうか

今回は
数百円プラスし
朝から特急とばします

博多駅~有田まで
到着時間にして30分差と言わず
時短効果あります



朝は各駅停車の普通列車使ってたんで
こんなに沢山の人が使っているとは
知りませんでした

列車のたびといえば
流れる景色に
冷たいビール





コスモ先輩の中に
あるのでしょうセオリー


「着くまでに空けとけぇよー」


500ml一本ノルマが課せられます

せっかく整えた
ベストコンディション総崩れ

ビール好きにはたまらないでしょう

私はビール嫌いです





「いただきます」


酒は旨い不味いで
飲むだけの物ではありません


ギリ座れた
見知らぬ人の横席で

つまみも無しに
ひとりチビチビ

2席後方
斜め後ろのコスモ先輩を背にし

排水溝があれば
さりげなく流したい
ハトヤです


しばらくすると
中学生くらいか
バトミントンで遠征試合に行くらしき
部活動生徒で通路は満たされる

朝から酒飲むおっさんは
彼らの目にどう映るのだろうか

何とか飲み終え
どう酔いをさまそうか


そう考えていると
後方から肩を引っ張られる



「アレやれ」




預かっていたビニール袋に
もう一本ずつのアレ

そのアレを手にすると
先輩は人混みの中消えていった





「それも降りる前に空けとけよ」


その言葉を残し…





下車まで残り時間30分





























どんだけガチよ



懐かしい

すんだ酒の向こうに
裏ラベルの写真



そんなものはどうでもいい




いやぁ



参った…



バトミントン中学生が
何やらボソボソ囁いている





「怖い人がおる、ほらあそこ…サングラ…」
「あーほんと怖い人やん…」


中学生らの視線は
私の2列斜め後方を
明らかに指している



こら


見た目で人を判断するのは
よろしくないぞ




先輩は君達が思う以上に
もっと怖い人だ



なんと説明していいものやら
キミ達にわかり易く伝えるなら







やから星から来た












ディキュウエヌ星人…


だめだ
アイコンタクトでは伝えようが無い


しかもたちが悪いことに
アルコールを少々含んでいる

もし暴れだしたら

部員全部で
シッポを握れ



いや



前に下がるソレは違うぞ
それだけは言っておく

さぁ
残り20分

飲み干すか
酔いつぶされるか

1合と私のデスマッチ


バトミントン部よ
お前らにこの身をもって教え伝えたい

戦いとは
様々なカタチ状況にて
繰り返される

今日の試合で勝ったと誇るな
次のボールに備え
ラケットを構えよ


そこの君

こっそり預かった
コップの中身
トイレでこっそり流してくれないか

または

ポーチの中の
ナプキンに染み込ませて捨ててもいいよ




手渡す暇なく
部員らは武雄温泉で下車



終了



やるべきことは一つ

有田駅までに
このコップを空にする事だ




口をつけては頬に含み
喉の穴に流し込む

これほど180mlを大量に感じたことは無い

昔、通勤電車で
仲良くなった溶接工の
おっさんの鼻息の味がする

ビールの酔いとゲップが
ぐいぐいと押し寄せる中


コップを逆さにし
席降り返り
先輩に掲げた



「有田駅に到着します降り口は…」



フラフラの足元
もはや何をしに来ているのか


ハト屋164でした!!




(後半に続く)


博多もつ鍋 宗家 赤門屋

2017年04月28日 | 日記
皆さんお元気ですか?

はと屋です

先日実家に行きますと


まりばばお手製の
孫ルーム


どこかで見た複製キャラの数々


!?
















孫が喜ぶであろうと
気持ちが一人歩きしてしまった


















残念なツムツムが…





私も孫が生まれた時の為に
練習をしておこうかなと思います






怠ってはいけません
ラマン活



久々に水着を買い
水泳を再開





決め手は立体カップ

別売りで
盛りパットなんてのもあればいいなと



目指すは
昼下がり奥様と
プールサイドでランデブー


近くの市民プールへヒューイーGO!!


残念ながら
奥様の姿は見当たらず

幼稚園児くらいかしら
子供が水泳教室を習っている

まぁ
こんな日もあるさ
おしっこはちゃんとあがってしなさいよ

一張羅のクロールで泳ぐ
25m泳ぎ戻ろうとしたその時

息継ぎ見上げた
2階通路のガラス越しに人影がパラパラ


忘れていた

子供が居ればそれに付き添う
ママたちが居た事を


友達のママともの話では
お母様方の間で

先生の腹筋だのもっこりなど
けっこう話が盛り上がると
聞いたことがあった

時間もてあます奥様
一度は私にも
その視線はあてられているはずだ

張り切り早く泳ぎ

若さをアピール






ナンセンス

ナンセンス




たわむ水面に
所々浮かびあがる背筋

ゆっくり水をかき
しなる身体

それはまるで

力任せに快楽を欲求してくる
若者とは違う

大人の男のセックスを感じさせるものだ


乾いたルージュを舌なめずり
さりげなく吞み込んだ
生唾の音

世界地図には記されない
パンテーィースに
親指大のオアシス


ママ友は気づかないだろう







でもね




よく聞こえるよ







水の中の僕にはね






それに応えるんだ






まるで身体(キミ)の
バイウ”に感じてるかのように


時折
息継ぎ

ゆっくりと観客席に顔上げる


「あぁ…」


低く小さく
のど奥から吐息を零すかのように
悶絶し少し苦しげな悦楽の表情

少し離れたガラス越し
そのもどかしさが
彼女の興奮と想像を揺さぶり高める












うーーーん











大人セクシー

(息継ぎイメージ)



買い物ついで
嫁さんと外食に行きました

おいしかったと聞き
前から気になっていた

持つ鍋屋さんに
行ってみようという事で

博多区竹丘町にあります



赤門屋に行ってきました

うれしい無料駐車場完備



(100P に停めてしまいましたが)



怪しい地下へと降りてゆきます



まずはお通しの小鉢を
一人ひとつ選択し



とりあえず
モツ鍋を何人前と注文してからの
席案内となります




(唐揚げとサザエ)


お通しといえど
しっかりとした一品に

別店のちゃちな小鉢が
あほらしく思えます

鍋が目の前の卓上コンロに
火を据えられ



店員さんがふたをとり
混ぜて貰ってからのタイミングで
食べ始めます



大きくプリプリなモツに
びっくりします


柔らかく口残ることの無い
モツの美味しさを堪能し
〆のちゃんぽんに行きたいとこですが




かなりのボリュームに
卑しい夫婦も泣く泣く断念

明朗会計さも
気持ちよく安心して呑めます


人気あるお店のようです
予約された方が
間違いないかと思われます

博多もつ鍋

宗家 赤門屋


是非お勧めなお店です














逃げ出しかけますが
強制送還

最近な木工具合


エステティシャン
(舌噛みそうです)な友人から
依頼受けました



蒸気あてたり
顔吸ったりするアレの台



無事納めることが出来ました




世に溢れる
その美しい女性たちが

運命の悪戯に
図書館で私164と同じ本を手にし
恋に落ちる事を期待し

これからも
美を追求する女性たちを
応援します

ありがとうございました!!



ストライダースタンドもパテ埋め工程中


(なるべく急ぐっす


はとや164でした!!




カルビーピザポテトはいずこへ!!

2017年04月20日 | 日記
北海道を直撃した台風の影響で




スーパーの陳列棚より
姿を消した

カルビーのピザポテト

同じくチップスで有名な
湖池屋も



台風による大雨の影響で
工場が浸水し
3月末をもって

ポテトチップスの
「リッチコンソメ」などが販売終了

カルビーは輸入物で対応予定

100%国産にこだわる湖池屋は
そのつもりはないようだ



それより多少焦げ気味多いのをなんとかした方が…



チップスロスに一攫千金





本気か冗談か



ヤフオクもピザポテトに



市場は荒み荒れ
我々の口に届く日迄







しばらくの時間を要しそうだ








でも心配しないで奥さん






本当にありませんか?




よく探してくださいよ?







あったでしょう?












トローリチェダー
ほんのりチーズ香る
ギザ波カット
パンツの中にピザポテト2枚
(アシンメトリー〕






がね





先週

エステを営むお友達より
棚を作って欲しいとの
依頼を受け訪問



お客様の顔に
スチーム当てる機械が
少し遠く
蒸気が顔にあたりにくいとの事

奥様のデコルテに機械を
置くわけにもいかず
これはどうにかしなければ

お任せください

創作造作インテリアショップ
ハト屋です



コの字型ジャンプ台式採用



奥さんのシッコ音より
静かな
優れた消音技術




フローリングに優しい
ゴムキャスター採用



耐加重テスト実施


























シーサー2匹分👍


塗装したら完成です
もう少々お待ち下さい

サムを諦め



マークパンサー目指し
シルバーグレー&ブリーチ購入











結果















グレーに何故か染まらず




小春師匠



ハト屋164でした

あなたはだるま派?行ってきました”てんぷらひらお”

2017年04月13日 | 日記
先日
久々の”ひらお”に行ってきました



入り口には販売機



ここでお目当て定食の食券を購入



壁に沿い横一列のながーく伸びた

ベンチに座り
2人減っては2人分横ずれ

まるで台に吸い込まれる
パチンコだまのよう
徐々に前進み
順番がまわってくるのを待ちます

いつきても客で溢れる
繁盛振りなので
並ぶ間
外のすばらしい風景でも眺め待ちます











そーでもありませんね

そんな

長蛇の列に並ぶ待ち客に背を向け



調理場を囲うように
長く延びるカウンター席

揚げたてをテンポよく提供し
それを食するが目的の為

くつろぎ喋る
テーブル席などはございません


横一列が故

2名様

3名様と

空き席次第で
順序が前後する場合があり

6名様ともなれば
それなりに時間を要することにもなります


可能であれば
少人数に別れ

さっさと食し
別場所でゆっくりと話すが
いいかと思われます


さぁいよいよ
テーブルにつきます


高級店っぽさも味わえる



抹茶塩
カレー塩
ごま塩?(たぶん)が備え付けてあります

一番の楽しみでもあります
しおからを筆頭に
日替わりで漬物の食べ放題



ここの塩辛はゆず風味の
あっさりしたやつです



それをどっさり
白飯にのせ

まだかまだかと

腹空かせ
恨めしく眺めてくる
待ち客に見えるよう


ゆーーーーくり口運び


むしゃーーーー
むしゃーーーー


う~~~ん


と堪能する


これがひらおの
流儀というものです



熱々のてんぷらが
次々と届きます



小鉢で調子に乗り食べ過ぎた芋が
てんぷらとなって
かぶり出るという


これは何か代わりのネタを揚げてもらおうか


























あのお姉さんが落とした

先湿る割り箸でも…









らしいです…








お勧めは
青物含まれない

お好み定食がお勧め

貝塚店はパーキングゲートが設置
駐車券を持ち込み
店員さんにスタンプを貰いましょう

てんぷらの”ひらお”

福岡の

博多区東平尾の本店

東区”貝塚店”にあります

(こっちがまだ少ないかも)

是非いかれてみてください



久々の木工具合ですが



丁度イイ棚が無いからと
カズヤからの依頼



いつかは桜坂を
ダウンヒルを攻めるという
夢を託し
(キャスター使いまわし)





NEW
はとや号で送り出します



真っ白なボディ
三段棚



美を目指す
世の女性たちの為に
貢献して下さい

(脂肪燃焼の機械っぽいです)



(大人のオモチャでは無いようです)

ロゴの入った裏面を
あえて表に使ってくれた
その気持ちありがとう(涙)

















邪魔な
そのコード切りませんか?


はと屋164でした!!



馬に乗ってみませんか?乗馬クラブ クレイン福岡

2017年04月03日 | 日記
事の発端は数週間前の
イオン多目的ホールに始まった



置いてあった
大きい馬のオブジェに
惹きつけられ捕まった

乗馬クラブ
クレイン福岡の乗馬体験会のお誘い



普段、触れ馴染みのない
乗馬という高貴な趣味を

乗馬スクール料金
5千円免除の

1200円で体験できるというではないか

馬の用意が関係するらしく
日付と時間だけは
しっかりと決めなければならないが

(キャンセル変更は連絡すれば可能)

たまたま出くわした
いい機会である

不定休な職業柄、
予約というものがおっくうな私だが

変更も可能との事で

4月2日午前10時
乗馬予約を
お願いする事にした



そして乗馬前日、
本職の作業は夜中を超え
早朝を回る



集合時間まであと4時間チョイ

間違いなく疲れきった体を
馬に揺られている
自分を想像するが




市中引き回しの刑にしか思えない

キャンセルも考えたが

ネタになろうものなら
どんな小さなきっかけにも
駆け寄り首を突っ込んだ
そのハングリーさを失いつつある
最近の自分に
あえて鞭打った

予定である睡眠時間2時間を
プチオーバー
目覚ましが聞こえなかった

時の流れに何も意味無い
言い訳を心に

男は熱いシャワーを浴びて

(洗濯機稼動のため水圧弱し)



前日の雨が
嘘の様な晴天の中



時短のため
なくなく620円を払い
都市高速を上がる

貰っていた案内状を
走る車内で確認する

長袖、長ズボン、手袋
忘れ物は無いか


⁉︎



何故かしら必要な
ハンコを忘れてしまった

時は既に遅し
いまさらどうしよう





西戸崎に先輩がいたから借りよう

名前は
















宮本…



苗字違うか






終了






まぁしょうがない
とりあえず行くしかないだろう


場所は
福岡市東区西戸崎

志賀島手前である



西戸崎交差点という
数少ない信号機を
左斜めに流れ

西戸崎駅を越えた
二つ目の信号を左折すれば

こんな住宅街の中に
馬がいるのかと不思議な位の場所に


乗馬クラブ
クレインがそこにある



大富豪になり
愛人を囲うという
はとや営業目標を
達成する事ができず
3月という
しょっぱい決算を結果する

そして4月という
再スタートを迎え




理不尽に愛しくも切ない
不倫生活を送る



ラッキーパンチ要素満載の
スローガンを胸に



2017年























乗馬クラブ、クレイン福岡にて
今はじまろうとしている!!





乗馬という高貴な趣味に

居ないハズ無い

令嬢、貴婦人、

暴れる馬の背中にしがみつき
助けを求める

観衆が呆然とする中
危険をかえりみず

飛び込み助ける
はとやCEO164

豊かで何一つ不満が無い
はずではあるが
何か
物足りないという
彼女らの平穏な日々に


あぁ欲していたものは
これなんだ


気がつく頃に既遅し


とまれない
とまりたくない









恋のダービー




駐車場に車を停めると
柵の向うに馬が一頭

勇ましい足音をたて
駆け回っている

長くつながれた綱の先に
長い髪を束ね
凛とした表情で馬に声かける
美人な調教師



あぁ

そうきましたか♬




高まりはじけそうな
期待まじりの緊張感



身分丈少し

いや

2、3段高い敷居を跨ぐと



フロント受付向こうには
テーブルと場内を見渡せるカウンター席



テーブルにて
人当たりのいい担当のお兄さん
(Tさん)が
これからの流れを説明してくれる



これからの流れに
少し躊躇う自己申告



今流行りの略奪愛をプリーズ❤︎



日曜早朝
少ないかと思われたが
結構の賑わい

規模は思った以上に大きく立派である

分け仕切られた場所で
歩く馬、早足の馬、駆ける馬

数多くのお客さんが
乗馬を楽しんでいる


気のせいか


いや


間違っていない


馬に跨り歩き回る
騎手のほとんどが女性である

聞けば大人から子供まではもちろん
30代~40代の女性が
趣味、多忙なる毎日な癒しの一環として

乗馬をやっている人が多いとの事

確かに同世代の男は
ギャンブルか車バイクにはしる
競馬は好きだが乗馬ではない

しかも会員は
友人とくるよりは
一人で来て

乗馬中話すことは無いが
乗る前
乗り終えた後のひと時に
知り合い友達になる事が多いらしい


おぃおぃ
これは出会いの巣屈を
発見してしまったのかもしれない

へーそうなんですね

聞いたものの
そういう目的では
ないんですけどね

紳士に微笑み返すも

口にするほうじ茶が
緩んだ口角を滴りこぼれる


歩き回るホース達

競走馬として目指し生まれ
引退やチャンスをいかせず
競走馬としての障害を終えた
80頭いるここの馬の生い立ちや

(オスはすべて虚勢済み)

まぁ
去勢せずとその機能を
モテずいかせきれてない

ここにいる
おっさんも去勢されたもどうぜんだが…



じゃぁ
乗馬の準備をしてきます
少々お待ちください




置かれた一冊


それっぽく開くも


あまり意味がわからない…






あれ?






室内の片隅にあれが!?






まさかの乗馬体験!?





格安の秘密はここにあったのか?




よぎる不安をよそに


ヘルメット
ベスト
ブーツを借りる場所に
案内される



靴のサイズは?









24.…






25で




何故か0.5センチ大きく
見栄張る自分が居る


履いたブーツは


ちょっとタイトで
丁度いいような窮屈のような感じ

もう1サイズあげようかな


「イギリスの人の足より日本人の足は横広なんですよ」

担当の説明にワンサイズあげる事を決めたその時






「それほんまなん?」




背中合わせ
靴を履き替えていた30~40の女性が
話にくわわってきた


ひょんな事から出会い
きたぁぁぁぁぁぁぁ~



これは通えばアルな





(ウデとハンサム具合、要審査)


ヘルメット
エアバック入りのベスト
ブーツ
持参の手袋

身にまとった気品溢れる
その姿は






























まるで
チャールズ皇太子

(non.ATMの回収警備)



それではここでお待ちください
担当のお兄さんが
無線で乗馬の手配をする
「準備お願いしますジェントルマン何とかかんとか…」


少し気取ったその口調は
ラウンジでテーブル&ホステスを手配する
ボーイそのものだ

しかし

かすかに聞こえた
ジェントルマンって…

やめてくださいよ
ただのイチ港湾作業員ですから(照)

ほめられたのか?
少し気分がよくなってしまう


いよいよ乗馬体験か

まさかコレで



アレに連れていかれるっていうのも

それはそれでオイシイものだが…



乗馬は一人に一頭
そしてサポートする調教師





調教師!?







繰り返される愛の出逢い
シーズン1
調教師と初心者ジョッキー


いよいよ開幕か



どきどきワクワクの
その背中に
近寄ってくる人の気配












「さぁ行きましょうか小林さん」





小林さんから



ひろしさん



そして

ひーくんへ



余所余所しくも
初々しい

恋の醍醐味三段階


それも悪くないだろう


「はいお願いします」



振り向けば
















担当のTさん






お前かい!!!!




残念な気持ちと緊張にプチ放心

すれ違う馬の大きさに感動を覚える

場内は思っていた程
馬糞臭さは無い

わいわいガヤガヤでは無く
馬の吐息と足音
インストラクターの声が聞こえる位だ

凛々しい白馬の前にやってきた



おぉぉぉ
憧れの白馬に乗れろうとは


写メりたいがポケットの中身は
全てサイドの籠の中に…残念










「じゃあこちらが今日乗りますジェントルマン(♂25歳)です」






おまえかい!!(恥)







自ら手綱を引き
練習場に向かう
大きな生き物を連れ率いる
その所有感が半端ない

たまに
横ならぶ大きな顔が
こちらに興味なくそっけなくも
生命感満ち溢れるのをオーラと感じる

まるで電車の隣席に
知らないお姉さんが座ってきたような
心地よい緊張感が体をくすぐるアレだ

いよいよ乗馬だ
映画のようにカッコよく
飛び乗りたいが
なんせ座面が170cmを超える
高さとあって
足の届かないバイクとはわけが違う

踏み台を使い
それでもコツを教えてもらいながら
鞍に跨った




おぉぉぉぉ


白馬に跨る自分
写メとは言わない
姿見でもあれば…




このまま
中学時代フラれた女の元へ
迎えに行ってみたいものだ

おへそを気持ち突き出し
肩をはる
手綱はたるまない程度に引き持ち
腿と膝で馬から離れないほどに
ニーグリップ


つま先を外にかかとで
おなかの側面を


ぎゅ…


っと


ゆっくり挟む


すると馬はゆっくり歩き出す





おぉぉぉ



よじれ動く
馬の背骨と筋肉
若干暖かい体の体温を
鞍越しに感じる不思議な感覚

これは乗ってみないと
わからないものだ

歩いている途中
かかとで挟むことを繰り返せば
馬はスピードを増す合図らしい

手綱を右に開き少し引っ張れば
馬は右に曲がり
左に開けば左に曲がる

そして手綱をゆっくり引き寄せれば
馬は静かに止まる

これが基本操作という
シンプルなものだ

あなたという一人の人間に
一匹一匹に個性がある馬の組み合わせ

そのフィーリングは千差万別

ただ乗り飽きるということは無いだろう



それでは少しスピードを上げてみましょう


少し早足になった馬の背中で
首の据わっていない
赤ちゃんのようにグニャグニャと
崩れゆれるジェントルマン(勘違い)


競馬ジョッキーの凄さを思い知る


ただ感じたのは

生き物の背中にのり
なおかつ手綱で命令するそれ自身

なんかこう



ごめんね的に申し訳なく


しゃべる訳でもない馬の気無垢さが


おこってるんかな?

おこるかな?


勝手に気まずさを感じる(笑)


乗らなくていい
手綱をひっぱり散歩するのが
私はめちゃくちゃ好きなようだ


体験終わり
納屋にジェントルマン(本物)を収め終了





少し寂しい(半泣き)




そしてロビーに戻る


ありがとうございました

そう終わるわけも無い

立派な施設とたくさんの馬
もちろん維持費というものがかかるもので
当然会員勧誘というものがある

その会費は
決して安くは無いが
手の届かないものではない

様々な趣味あれど
この感覚は乗馬にしかない
独特のものである
一度でもいい
絶対に体験してほしいものだ

昔、乗馬した事のある人が
言っていたらしい事を
聞いたことがあったのを思い出した


「馬に乗ったら価値観が変わる」と









私から言わせて貰おう










それは帽子をかぶりベストを着て
気取った自分が
少し金持ちな気分になった勘違いだと




現に私がそうなった












しかし入会見積書を見て
現実に引き戻される


どうですか?


い、、いやぁ、いいですけど


金額的に…



先ほどの豪快さはなくなる
はとやCEO164


その横で
二人の子供を入会させるお母さん


出来ることなら
その子供に生まれてきたかった



さすがにそれは無理として













せめて授乳体験だけでも…










おまえら子供たち
その境遇を当たり前と思うな
感謝しろよ




無言涙目
説教する負け組みおっさん一人

丁重にお断り

日差し眩しいテラスで乗馬を眺める



そこに居たのは
ジョッキーではない

牧場の経営不振に
泣く泣く馬を手放した
疲れた馬主



(寝不足)

馬の跳躍にあわせ揺れる
女騎手の小ぶりなオパイ




もっとこう


激しくユサユサと



馬にだけ聞こえないか
「ハイヤ!ハイヤ!」


遠隔操作を試み


小さく囁いてみる






それはまるで
会員でもなく乗馬せず
女性会員に近寄っていっては
迷惑がられつつ
通いつめる近所の出逢い厨なおっさん

入会は出来なかったものの
乗馬を通じ

馬という生命体に

触れること自体をお勧めしたい


ハトヤCEO164でした‼︎