2011ゴールデンウィークツーリング開催
2011.5.2 今年もGWツーリングを行いました。
今年もGW七連休を会社から頂きましたので、恒例のGWツーリングを企画しました。
お題は 『爆走体力勝負ツーリング』 です。
今回のコースは 紀伊半島一周日帰り です。
走行距離は約620kmと目算しました。
いつものように気ままに走ることがあるので実際にはもう少し長くなる予定です。
紀伊半島といえば各所の温泉宿かキャンプ場を利用するバイク旅が一般的ですが、高速を上手く利用すると一日で廻れそうな気がしたので、やってみる事にしました。
体力勝負のツーリングです。
立ち寄る名所は下記3項目。
・那智の滝
・橋杭岩
・串本にある2ヶ所の灯台
当日はAM6:00出発予定。
参加者は4名の予定でしたが、前日夜に突然の腹痛で休日診療を受ける事になった1名を除いた3名での出発となりました。
MAがジャケット取替で少し遅刻し、出発はAM6:17でした。
(冬→春装備に急遽変更しましたが、後から思うと冬装備の方が良かったかも・・・)
天気は快晴。
気温は朝が低く10℃、日中は24℃の予報です。
いきなり高速走行なので、合羽を羽織っての出発です。
5月2日はGWですが平日の月曜日。
名神高速道路も平日より少し乗用車の量が多い程度で快適に走れました。
新名神の土山SAで1回目の小休止。
手洗いと腹の虫を押さえるためのおにぎりを食して早々に出発。
2回目の休憩は紀勢道奥伊勢PAで冷え切った身体をもみほぐし、太平洋ご対面に備えました。
ここでTKさんがカイロを貼っているのを発見したのでパチリ。
両腕・両肩にペタンと貼られていました。
紀伊大内山ICに到着したのが9:05
休憩取りながら2.5H位で着けました。
渋滞無く走れたので快適に走れました。
この辺から日差しもだんだん強くなってポカポカしてきました。
いつもなら国道を何本も渡り走るのですが、今回はR42メインです。
ツーリングで標識を見落としてミスコースすることが良くありますが、今回はその可能性も少ないと思います。
高速下りて 9:30に道の駅紀伊長島マンボウに到着。
他のバイカーも沢山いました。
ゴロンとしてしまうと昼まで爆睡してしまいそうです。。。
屋台でマンボウの串焼きが・・・。
滅多に食べることが出来ないので、行列が切れたタイミングで1本注文。
マンボウは柔らかく豚に似た触感でした。
味は豚より鶏に近かったかな?
休憩後R42太平洋岸を走ります。
所々に出没してくるこの看板
『熊野古道』に興味津々。
OFF車でないと行けないかも知れませんね。
尾鷲からは更なる湖岸を走りたいためにR311を走ります。
そのちょうど分岐点で、平服姿の方がこんな電子機器を道端に置いて何やらされてました。
太平洋の一本釣りならぬ、R42の鉄車・鉄馬一本切りです。
これだけ露骨にあると判りますよね・・・。
(でもしっかり捕獲されてました)
R311は3桁国道です。
素晴らしい光景が見れることを期待して走ります。
ほれほれ・・・。
絶景です!
海と岩・山が綺麗に調和した絶景です。
今回はメンバー的に 中高年ツーリング になったので後半バテバテにならない元気なうちに記念撮影。
のんびりした田舎道。
大好きですこの風景。
出ました・・・。3桁国道名物の離合できない区間。
標識で『8m以上のトラックは通行不能』と赤字で記されていましたが、途中10㌧級のトラックと遭遇しました。
よっぽどの通い道だから出来るんでしょうね。
とても綺麗で楽しいR311を抜けて再びR42を南下。
亀がお出迎えしてくれる道の駅紀宝町ウミガメ公園に到着です。
この時点で12:00。出発して約6時間が経過しました。
普段の日曜日もこんな感じなんでしょう。
四輪駐車場はほぼ満車。
但し出入りが結構あったので、国道に溢れるようなことはありませんでした。
腹が空いてはこの先体力が持たないので道の駅2階の食堂で昼食となりました。
TKさんはきつねうどん、TDさんはしらすひつまぶし丼。
MAは しらす丼。(0.065諭吉)
ペロリときつねうどんを食べ終えようとした頃にカウンターからお声が掛かり、メインの丼を無言で食しているTKさん。(人間燃費が相当悪いTKさんです)
一息ついた後に土産物を物色。
最近少なくなってきた くじらの煮付け を発見して買い込み。
(後方の黒飴は本場の那智で買うのでここではパスです)
こんな水槽が併設。
ウミガメ公園なので当然ながらウミガメです。
悠々と数匹泳いでいました。
その隣は・・・。
お商売も亀一色です。
TDSのタートルトークみたいな喋る亀はありませんでした。
マッタリと昼を過ごしたあとは一路和歌山へ。
ちょうど県境の新宮に入るところです。
この橋が結構な渋滞。
突然 『大きなブロッコリが左にある』 とTKさんが無線で飛ばしてきました。
確かにブロッコリのように見える木々です。
(丼&うどんでもまだお腹が満たされなかったのでブロッコリに見えたのでしょうかね?)
新宮を抜けて無料バイパスの那智勝浦新宮道路で一路那智の滝へ・・・。
暫く走ると・・・。
『アレが那智の滝?』と初めて見るMAは興奮気味。
飛竜神社の直前までバイクで上がれます。
駐車料は無料。
ここまで来る道は対向1車線ですがご覧のように観光バスもドンドン上がってきます。
鳥居をくぐって境内に入ります。
200段ほどの石段を下りる途中から見える滝。
滝の音は大きくありません。
滝を描いている画家さんと暫し懇談。
最初の目的地到着時刻は14:30。
約8時間でここまで来れました。
距離は約300km。ちょうど半分手前といったところです。
まだまだ元気な中高年。
境内に巨大なおみくじがあったので・・・。
中央と左手の人だかりの所にあります。
0.01諭吉を納めてNo.14中吉をGET。
この先いいことがありそうです。
(ちなみにTKさんは大吉でした)
境内を出て土産街に足先を向けます。
那智といえば名物『那智黒』。飴ちゃんです。
とりあえず買い込みます。
飴ちゃんが苦手なMAは黒飴ソフトでクールダウン。
とろっと甘くで美味しかったです。(看板通り甘さ控えめで良かったです)
那智の滝を後にして、再びR42で串本を目指します。
時計回りのコースを取ったので、左手はすぐに海。
海沿い走る場合はコース取りも大切ですね。
16:00 橋杭岩に到着。
弘法大師ゆかりの名所です。
タイミング良く引き潮だったので下まで歩けました。
伝説的には下記参照。
地学的には下記ご参照。
図解するとこんな感じ・・・。
自然の力を今に残す名所です。
お決まりの記念写真をパチリ。
串本を抜けて左手に見えるループ橋の くしもと大橋 を渡って紀伊大島に向かいます。
空に向かって走る感じがとても気分良いです。
これは乗用車では味わえませんね。
16:40 樫野崎灯台に到着。
一月前の第20回ツーリングでは近畿北端の経ヶ岬灯台に行きました。
今日は近畿南端の灯台巡りです。
まだまだ元気な中高年。
駐車場(無料)から歩いて約10分ぐらいの所にあります。
日本最古の石造灯台です。
少し小振りなところが愛らしいです。
僅かに円弧を描いている太平洋が望めます。
とても綺麗で雄大な海です。
17:00 樫野崎を後にして向かったのは、ほぼ反対側へ10km離れた所にある潮岬灯台。
でも、残念なことにTIME UP
16:30で閉館され中に入れることが出来ませんでした。
我々と同じくして到着した数名のバイカーも残念至極。
お疲れの表情が出始めた中高年の1ショットです。
『いつかまた!』と心に秘めて帰路に就きます。
自宅入門証のお土産を買うために白浜に立ち寄ることにします。
夕陽を見ながら走るのは気分が引き締まりますね。
19:00 白浜温泉街を3台のバイクでウロウロ。
見つけたお土産屋で皆大枚を支払いました。
夕食は質素に大衆食堂。
MAの献立です。
白浜を出た後『腹が減った・・・』を連発していた大食漢のTKさんは、MAが写真を撮るまもなく完食。
20:47 阪和道南紀田辺ICをくぐります。
目指すは京都!温かいお風呂と〆のビール。
ウエアは防寒兼ねて合羽を着込んでいます。
0:10 曜日が変わって午前様になっちゃいました。
今日の終点コンビニです。
阪和道で自然渋滞に遭遇しましたが、二輪車の機動性を活かして立ち止まることなく走行。
近畿・名神はスムーズに流れてましたが、降り口大山崎ICより先は20km程の渋滞が始まってました。
意外と元気な中高年。
しかしバイクのタフさには負けています。
18時間の旅はバイクの勝ちです。
ひんやりした京都の夜でした。
恒例の〆のワンショット。
楽しい旅をありがとう。
白く見える部分は黄砂です。
ウエアもバイクもそこたらじゅう真っ白け。
細かい砂なので空気の流れに沿って模様が出来ていました。
今日は夜も遅いので洗車するとご近所迷惑になるので、明けの日中に行うことに決めました。
とにかくやってみよう!で始めたこの企画。
全走行距離は660km
晴天に恵まれ、中高年3人で完走できたことに喜びを感じました。
『チョット日帰りは無理なんじゃない?』との意見もありましたが、どうしても走りたいという気持ちが支えになってくれました。
GW中日の関係もあり道路の混みも少なく予定時刻+3時間で完走できたのには大満足です。
また、来年もGW中日ツーリングに行きたいです。
今度はどこにしようか今から1年先の事を考えるとします。
『行きたいけど・・・。』とお悩みの中高年さんがおられましたらご心配なく。
必ず完走できます。是非お供を誘って実行して下さい。
(一人では精神的に厳しい時があるかも知れません)
今回のCB燃費は21.3km/リットル。淡々と走った高速道での燃費が良かったのでしょう。
TKさんのKLXはCBのほぼ倍40km/リットルでした。