2018.02.17
MA→甥→長男と親族渡りついで働いてきたフリーウェイ(MF-03)号
実走行距離4.6万km
今月末で自賠責が切れるにあわせて、前後タイヤとブレーキパッドも交換時期です。
結婚した1991年に通勤用として購入し、今年で27歳(長男より先輩です)
機械は細胞自己修復できないのであちこちガタ出てます。
写真では一見綺麗に映ってますが、メータは留め爪が折れてカウル内で宙に浮いている状態。
(スポンジで挟み込んであります)
ハンドル回りの樹脂部品もハゲハゲ。
カウル関係部品は一昔前に廃盤となり、補修できなくなった箇所は鉄板ビス止めやインシュロックでつなぎ合わせてあります。
懸命の修復にも関わらず補修必要個所は増すばかり
オイルは定期的に交換していたのでエンジン自体はまだ元気ですが、最近は燃費悪化の兆候。
(エアクリーナとプラグかな?)
エンジンユニットを吊しているハンガーに軽くガタがあるようなのでリアが少し振れている模様。
(走行中は気が付きませんが押し引きしていると判る)
交換出来るか新品純正部品検索してもらうと残念な事にこちらも廃盤。
こんな老体車にもかかわらず長男は乗ってました。
コンパクトな車体とフットブレーキがお気に入り。
とは言っても自分で何かカスタムするとかは一切なく、単なる使い勝手の良いゲタ代わり。
(このあたりがバイクに興味がない証拠)
自賠責代、前後タイヤとブレーキ、エアクリ交換、ハンガーリビルトなど整備費あわすと諭吉10人招集必要。
想い出詰まった単車ですが今後の耐久性や維持費を考えると新車の125ccに乗り換えた方が賢明。
お気に入りのフットブレーキ仕様は国産市販車から消え去っているので諦めるしかありません。
2月に入って選定開始
安定した性能で走ってくれるであろう水冷エンジン車で候補とした国産3機種はこちら
(写真はメーカHPより借用いたしました)
・HONDA LEAD125(2017末発売の最新型)
・HONDA PCX(2018.04に型落ちする最終型)
・YAMAHA NMAX(2018.01マイナーチェンジ後最新型)
あくまで使うのは長男。
通勤や新婚夫婦ダンデムで近所にお出かけするための足です。
そのためリア居住性と,どっさり荷物が入るメットインスペースも大切です。
フリーウェイの大容量に慣れてるので容量が小さくなると不満が出るでしょうね。
(次男はPCXのメットインBOXに荷物を無理矢理詰め込みんで見事に破壊した過去歴あり)
これら3機種の寸法比較(長さ順)
MF-03諸元
全長:1840mm/全幅:730mm/シート高:760mm/質量:145kg
タイヤ径:F・R共に10inch
LEAD諸元
全長:1840mm/全幅:680mm/シート高:760mm/質量:114kg
タイヤ径:F-12/R-10inch
PCX諸元
全長:1930mm/全幅:740mm/シート高:760mm/質量:130kg
タイヤ径:F・R共に14inch
NMAX諸元
全長:1955mm/全幅:740mm/シート高:765mm/質量:127kg
タイヤ径:F・R共に13inch
大きさで比べるとフリーウェイとLEADがほぼ同寸
タイヤ径が大きいPCXとNMAXは約100mm長いです。
つづいてWEBサイトスペック表で3車を比較
①新しさ
LEAD>NMAX>PCX
②メットインスペースの容量
LEAD(37L)>PCX(25L)>NMAX(24L)
(参考:フリーウェイは32L)
③後席座面の大きさ(見た感じで)
LEAD>NMAX>PCX
④乗りやすさ(足もとスペース・またぎやすさ)
LEAD>PCX>NMAX
⑤ブレーキ性能や走りのイメージ
NMAX>PCX>LEAD
⑥外観とカラーリング
NMAX>PCX>LEAD
⑦タンク容量
PCX(8.0L)>NMAX(6.6L)>LEAD(6.0L)
(参考:フリーウェイは9.2L)
⑧巷で見かける確率
LEAD>PCX>NMAX
⑨車両価格
NMAX>PCX>LEAD
⑩原産国
LEAD:VIETNAM
PCX :VIETNAM
NMAX:INDONESIA
こうやって比較すると各車のコンセプトが明確。
NMAXとPCXは車輪径が大きくツーリング向き。
LEADはリア10インチでメットイン容量を稼ぐタイプ。
外寸共に造りでフリーウェイとLEADがよく似ているのが判ります。
リアブレーキ動作構造違いはありますが違和感なく乗り換えるならLEADかな?
琵琶湖湖畔までのお出かけならLEADでも大丈夫、日本海までならPCXかNMAXですね。
私ならメットインスペースを多少犠牲にしてもブレーキ重視でNMAXを選びます。
同構造の三男愛機Bw's125は前後独立ディスクブレーキで抜群の効きです。
次男お下がりのPCXはフロントディスク、リアドラム。
さらにコンビブレーキに大きな違和感があったのでシステム解除済。
リアドラムでも十分効きます。
燃費はどうかな?
PCXが市内でも40km/L前後なので水冷125ccならどれもこの程度になると思います。
ちなみに空冷のBw'sは2割ほど燃費が悪く30km/L程度
フリーウェイは倍の排気量+老体なので20km/L程度です。
それではMA家で使用しているスクータの不具合内容を振り返ってみましょう。
フリーウェイ
27年間で3件
初年にメータケーブル破断
数年後にCDI不良(ここで主治医に出会う)
20年目にレギュレータ不良
と主に電気系。
メカ的な不具合は一切ありませんでした。
主なメンテは甥に渡す前の2万km位でベルト・クラッチ関係を一式交換
甥から戻ってきた20年目にラジエータ回りとスイッチ関係部品を交換(2.8万km)
フロントブレーキディスク板は3.3万kmで交換
タイヤは前後数回(フロント1回に対しリア2回)
PCX(JF28)
5年間で2件
1.7万kmでクラッチ付近から異音出たのでベルト・クラッチ回りのベアリング部品をオーバーホール
4年目でチェーンテンショナーが破壊し交換
Bw's
2年間で1件
1年目に信号待ちでのエンストが続き、インジェクターの無料交換
今のところそれ以外の不具合は起こってません。
最終的に次機種決めるのは長男です。
さてどれを選ぶのでしょう。
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バレンタイン前の3連休
現車確認の為、長男連れて近くの専門店におじゃまします。
『選定条件最大のポイントは?』
と尋ねると
『お買い物にも使うので、メットインBOXの大きさがMAST!』
この条件は必須のようでスタイルや性能は三の次の様子。
となるとLEADが一番大容量
早速展示車にまたがり、リア居住性を確認。
不在の新妻に代わりフリーウェイ・PCX・Bw'sとリアに座った経験を生かしてお供してきたMA嫁が
『座りやすいよ』
と太鼓判
MAは主に運転席に座ってポジション確認。
足もと広く、膝もフロントカウルに当たらないので及第点
センタフロアがないので乗り降りも楽です。
ということであまりにもあっさり車種が決まったあとは色選び。
まずは単色かツートンか
単色はホイルがシルバー。
ツートン車はホイルがブラックでシートに赤のステッチ入り。
追加でリアスプリングとフロントキャリパーも同じく赤色になってアクセント効いてます。
(性能上の差はありません)
色の価格差は0.3諭吉なら質感良いツートンに決まり
赤色ツートンが気になりましたが近畿圏で在庫あるのは奈良に1台のみ。
取り寄せますので見て下さいとのことでしたが、意外に展示車の白が気に入った様子。
ではとりあえず商談。ネゴはMAの仕事。
部活動メンバーFUさんのお名前も拝借して店長決裁で押印。
(入れ替わりになるフリーウェイ引取り込み)
納車日までにしなければいけないことは任意保険の準備。
これはこちらで用意します。
車を所有していない長男は新規契約になるので、弁護士+自転車特約を追加して1.3諭吉/年。
書類が色々いるので長男にお店まで取りに行ってもらうとしましょう。
それにしても保険の家族範囲ってよく判りませんね。
結婚した長男は、同居してないので 『他人扱い』
結婚してなかったら同居してなくても 『家族扱い』
1等親は家族扱いにして欲しいですね。
そして本日納車。
その前にフリーウェイから外す部品を朝から自宅前で作業。
①バッテリー充電用延長ケーブル
②NAGバルブ
①は新車、②はPCXに移植予定です。
平昌冬季オリンピックフィギュアスケート男子シングルで羽生・宇野選手が金銀メダルを獲得したのを
TVで見た後お店に出発。
店頭で交代式
フリーウェイ号お疲れ様でした。
長い間家族を支えてくれてありがとう。
所有したバイクの中でここまで使い込んだバイクは初めてです。
長男が生まれる前から奉公し、無事に3人の息子達は成人式を済ます事が出来ました。
LEAD(JF45)くん。
早速実家で入念にワックス掛けてあげます。
この先長男夫婦の足となってください。
四半世紀近くは働かされますぞ!
活躍期待しています。
実家までLEADを運転した長男の一言は
『とっても静か』
排気量1/2で騒音規制の掛かっているマフラーと、割れカウルのビリビリ音が無いからね。
ブレーキ掛けるときに 『右足がブレーキ探してた』 とも言ってました
(フリーウェイ君が聞いたら涙流しますね)