2日目の訪問地は広島県の宮島(厳島神社)と原爆公園がメインです。
走行距離は地点移動となるので約50km。
温泉宿では皆さん何回お風呂に入られますか?
到着後/夕食前/就寝前/朝飯前の4回が一般的でしょうかね。
せっかくの温泉宿なので朝風呂入ってそのあと散歩も楽しみましょう。
昨晩おなか一杯ご飯頂いたのに朝になったら腹が減る。
名所を真ん前にした特等席の朝ご飯はこんな感じ。
ゆっくりいただきましょう。
9:00
荷造りして錦帯橋を後にします。
お山のてっぺんにある岩国城には行けませんでしたのでこれは次回のお楽しみにしておきましょう。
その時もこのお宿でお世話になりたいです。
職場に広島メンバーさんが多いので事前に色々情報収集済。
唯一不安なのは夫婦揃ってガラケーですので、地図頼りでの散策になりますがそこは私の得意分野。
R2を宮島口に向かって走ります。
9:40
宮島口駐車場に到着。
駐車料金は0.1諭吉。高いか安いかは別にしてウロウロせずに停めれたのはラッキーでした。
桟橋が目に入るとフェリーがもうすぐ接岸。
乗り口には長蛇の列。
急げばこれに乗れるかも…。
15分間隔で出航してますが、この15分がきっと後で響いてくるので走って券を買いに行く嫁さん。
JR駅員さんに自販機より窓口の方が早いですよと教えてもらい往復券を買って滑り込みセーフ。
10分間の船旅を楽しみましょう。
JRと広島電鉄と2種類のフェリーがありますが、鳥居に近づいて航行するのはJRと聞いていたのでこちらを利用します。
その通り鳥居が見えてきましたね。
それにしても結構な人の数。
ここも倉敷同様外人さんが多いです。
(尾道・岩国はほとんど居なかった)
日本人も外国人も共通しているのは観光客だということです。
観光客らしくマナー守って静かに参拝しましょう。
日本三景の一つ宮島。
(残り2つは京都の天橋立と宮城県の松島)
では短時間ですが宮島で一番有名な厳島神社を参拝しましょう。
鹿があちこちで観光客におねだりしてます。
聞くところによると年々凶暴化しているそうですが、奈良公園の鹿に比べたらおとなしいと思います。
おや。よく見ると鳥居が引き潮で丸見えですぞ。
(満潮・干潮の調査してなかった)
皆さん干上がった浜辺を歩いてます。
我々も階段降りて近くまで行きましょう。
さすがに海水が引ききっていない所は歩くの憚りましたが、強者は靴脱いで裾めくって行ってました。
鳥居が2本柱でないのは片側3本で荷重分担するためだったのですね。
さらに柱が地中に潜っていないのと、この鳥居で8代目というのもガイドさんの話をコソッと聞いて判りました。
大きさ的には平安神宮大鳥居には負けるにしても結構な迫力。
近くまで歩いて行った記念写真も忘れずに撮っておきましょ。
それでは趣ある境内を見て参りましょう。
一方通行なので見逃しがないようにしないと…。
それにしてもどうして水の上に神社作りましたかね?
潮が引いた時にしか現れない手鏡だとか…
朱印帳も忘れず持ってきましたよ。
旅の足跡残しも兼ねてますが達筆でアート調に書いて頂けるのはうれしいです。
初厳島神社でしたが潮の満ち干を考えた想像力と実行力に感服でした。
偶然干潮時に訪れたので、ガイドブックで見る海面に浮かぶ鳥居と境内が見られなかったのはちょっと残念ですがそれはまた今度来たときに…
その後はお隣にある大願寺に参拝
参拝済ませてその近辺のおみやげ屋を観光客になりきって散策。
ここでしか売ってない頼まれ物の鹿を購入
他に観光地らしいお土産屋があり、あれこれと買い込みました。
MAの収集品は決まって当地の耳かき。
宮島と書かれた耳かきを探してGETしましたよ。
宮島土産と言えばもみじ饅頭。
もみじ饅頭屋が集まる境内入り口に戻りたいのですが厳島神社裏をぐるっとをまわっていくと結構時間がかかりそう。
ハタ と困っている嫁さん。
『じゃあ、干潮の海を横切りますか』
と手を引き無事対岸へ
もみじ饅頭が機械でドンドン作られていきます。
油を塗ってる刷毛の動きが愛らしい。
大箱1つお買いあげ。できたてなので箱が暖かい。
そのあともウロウロと…
揚げもみじ?
ここでしか食べられそうにないのでクリームひとつお願いしましょう。
これ、いけます!
牡蠣焼きや牡蠣うどんもありましたが夕食に広島で牡蠣釜飯を食べる予定にしているのでここは我慢。
宮島は穴子も有名なのですが、お昼は広島でお好み焼きと決めてたのでこちらもパス。
旅館での朝食がお腹に残っていたので入らなかったのが主要因ですが…。
12:15
一通りの観光を終えたので宮島から船で本土に渡りましょ。
帰り時に 揚げもみじ 看板発見。
R2で広島市内を目指します。
事前に聞いてたとおり高速使わず岩国-宮島口-広島市内は流れよい国道でした。
線路が2本へ移行してあるのでちょっと期待。
さてどんな電車に出会えるかな?
貨物列車を見て旅してると情緒感じますなぁ。
気持ちいいので窓を開けて走っているのでガタンゴトンとジョイント音が入ってきます。
このリズムがたまらない。
寝付けない夜はタブレットでYouTubeで検索してジョイント音聞くと気持ちよくなって寝入れます。
(時折汽笛で目が覚めますが…)
13:20
宿泊先の広島リーガロイヤルホテルに車を入れてアーリーチェックイン
市内移動は車を置いて電車が便利と云うことで広電一日乗車券をホテルで購入。(0.86諭吉)
さて広島観光準備は整いました。
いざ出発!
14:00
まずは早速電車利用して原爆公園へ…
そして原爆ドームへ…。
27日は米国大統領も来られるので警備が始まってますが、昨日の倉敷G7のような物々しさはまだありませんでした。
静かに原爆ドームを眺めます。
見ているだけですが悲しくなり吸い込まれそうになります。
この残骸を見ることで平和の大切さを感じとり、二度とこのようなことが起ってはならないと思います。
全世界の人に写真ではなく実物をご自身の目で見て感じて頂きたいです。
折り鶴で有名な原爆の子の像では一礼
そのあとは修学旅行生に交じって広島平和記念資料館を見学しました。
電車の1日券で一般料金が団体料金に少し割引されます。
この地を訪問された方は観光・ビジネスに係わらず時間を作って訪れて頂きたい資料館です。
原爆とはこれほど恐ろしいことを起こすのかを全身で感じとれます。
15:30
重く悲しい気持ちを心の引き出しにしまい原爆公園を後にして平和な現代の街中を暫く歩きます。
ふと目に入った市電。
京都市マーク入りでカラーリングも当時のまま。
子供の頃よく乗った市電がここで現役として活躍しているのはとてもうれしい。
ちょっと重たかった気持ちが軽くなってきました。
2人ともお腹が空いてきたので広島名物お好み焼きを食べに行きましょう。
地図頼りにどんどん歩いてお好み村まで行きましたがちょうどお店の休憩時間でめぼしいお店が閉店中。
その前で警備していたおじさんにお勧めの所を聞くと みっちゃん と教えてもらい場所確認。
某百貨店10階にあるとガイドブックで確認し暫く歩くも腹が減り疲れ果て…
三駅分は電車のお世話に。
16:30
ようやくたどり着いた みっちゃん雅
ちょっとおしゃれなお店です。
メニューはこちら
雅マーレ・ディップソース(そば)とスペシャル(うどん)を注文
これがお好み焼き?と云うような珍しいお好み焼きでしたが 旨い美味い でシェアしながらペロッと完食
マーレなかなかいけましたよ。
そば か うどん かと言われるとやっぱり そば ですね。
カリッとした麺がソースに合いました。
店を出たのが17:15
広島城に行き、夜の街を散策し、牡蠣釜飯食べてホテルに戻る予定ですが…
出ました!
気まぐれ銀婚旅行
『水に浮き上がっていない厳島神社ってあまりガイドブックに載ってないなぁ』
この一言がその後の予定を瞬間的に変えました。
『神社の社務所に満潮夕刻ってあったし、今から行ったらちょうどかも』
広電一日乗車券は都合の良いことに宮島フェリーもパス対象。
思い立ったらすぐ行動。
電停行くと宮島行きが見計らったように来てくれました。
途中の五日市辺りまで満員立ち席でしたがその後ガラガラ。
座って楽々園辺りから意識なく宮島口に着きました。
今度は左側の乗船口から青いフェリーに乗りますよ。
朝歩いた道を再び神社方向へ。
確か『いつかもう一度』と言ってたのは、つい数時間前だったはずですが…
朝に気づかなかったこと。
こちらの狛犬笑ってる
こちらの狛犬は怒ってる?
鳥居が浮いて見えます。
浮いてる鳥居を石垣に座って見ていると一隻の船が鳥居に近づきくぐってく。
日没も近づき灯篭がともりオツな雰囲気。
満ちる潮が海面を波立たせ、ライトアップされた本殿が海面に映って幻想的。
これが本当に見たかった鳥居の姿だったのかも
2人で見とれているうちに鹿も寝付く夜になり広島市内に戻れる最終便1本前に滑り込みセーフ。
(最終便に乗り遅れたら宮島で鹿と一緒にネンネすることになったでしょう)
船と電車の連絡良く、ホテルに戻ったのが21:00
夕刻食べたお好み焼きが結構なボリュームだったので夜の牡蠣釜飯は次回に持ち越しとして軽い軽食共にして乾杯して2日目終了となりました。
広島城と夜の市内散策は出来ませんでしたが、宮島に魅了された一日になりました。
次回訪問時は宿代高くなりますが宮島でお泊りして島内散策と岩国城にチャレンジですかね?
時期は牡蠣のおいしい季節にしましょう。
(本日の計画表)
旅行記、楽しく拝見させていただいています。
この後も楽しみにしています。