ハートウォーミングデイズ

ヴォーカリストAki詩音のブログです

声を出すのは声帯?

2010-08-07 01:20:37 | ちょっとワークショップ
今日は久々に

「ちょっとワークショップ」を・・・


声を出す・・
歌う・・・


これって声帯の役目でしょう・・

普通そう思いますよね。

歌っている人がちょっと声が出ない時
喉に手を当てて

えへん、えへん、、、ちょっと喉が・・・

なんて言っている光景をよく目にします。


歌うとすぐ喉が痛くなっちゃうんだよね。。

とかそんな台詞も聞きます。


歌・声=声帯 


一般的にはこんなイメージでしょうか。



声帯は声の大元ですからトレーニングをして鍛える事はとっても大事。


でも実は・・・

声帯は振動するのが仕事。
息が肺から上がってきて声帯を振動させる。

トランペットやトロンボーンといったいわゆる金管楽器のマウスピースってありますよね。
そのマウスピースだけで吹くと唇だけ使って吹くわけですから

ぶぶぶぶぶ・・・・

という音しかしない。
唇が振動して鳴らしているだけなので
音は勿論
ぶぶぶぶぶ・・・・

唇を細めたりして音階も出せますが
でも音は
ぶぶぶぶぶ・・・・


でも楽器をつけるとその楽器の美しい音色が出るわけです。


声も実は同じです!!!


声帯は振動しかしないんです。


あとは口の開け方、口の中(口腔)の形
喉を下げたり

いろんな事をして「共鳴」させるんです。


共鳴して初めていろんな音色が出る。

個々人の声がみんな違うのは
みんな骨格やらなにやらが違うから。


兄弟で声が似ているのは
頭蓋骨などの形が似ているからです。


だから・・・

歌うとき
声を出すときは

喉の力を抜かなくては駄目なんです。

その代わりその喉を支えるのに
腹筋とか背筋とか
たくさんのコントロールが必要になるんですね。


そして声帯はというと
一番きれいに共鳴するように振動できる
しなやかさが必要になってくるんです。

そこはまさにバイオリン。





そうやって考えると
体は声を出す楽器です。

大きくとらえて
優雅に歌ってくださいね



あっ、ちなみに

声帯を鍛える・・・というは
腕の筋肉を鍛えるみたいに
強~くする・・という事ではないのです。

それはまたいつか・・・



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2 コメント

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Unknown (にいたん)
2010-08-08 19:45:27
大きい楽器の持ち主です

今日も笑点は見ましたか?

元気そうで何よりです。

またご一緒しましょうね
返信する
にいたん様 (Aki詩音)
2010-08-09 03:17:34
コメント有り難うございます!

大きい楽器。。確かに(^^)
声を出す体も大きくていいなあ。共鳴しそう。。いつもいい声ですよね。
ライブではハモリを有り難うございます。

今日の笑点は先ほど録画したものを見ました。やっぱり小遊三師匠が最高に素敵です(笑)
いつかまた共演、宜しくお願いします!!
ライブ組まなくちゃ。。そうだそうだ。
返信する

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