南東の低い空に痩せた三日月が浮かび、それも「自分は月なのだ。ほかの星たちとは違う」とでもいうかのように、冴え冴えとした青白い光を家の中まで射しこんでくる。
今朝は確信犯で寝坊した。
4時の時報を聞きながらラジオのスイッチを切って、そのまま布団のぬくもりに身を委ねていた。
「寝入ってしまうだろうな」と思いつつ…
気がついてみると44分が過ぎていて、5:44という数字を見て「仕方ない。起きよう」と言う気になった。
今朝は寒いっ!
部屋の温度は見損なったが、わが家から8kmほど西の海辺にある気象庁のアメダスによれば、日にちが変わってからの最低気温は4:25の-1.2℃だそうだ。
氷点下になるのは今冬初めてじゃないかと思う。
寒い訳だ。
ガスストーブを焚き、熱い紅茶をすすり、昨夜は風呂上りに今冬初めて極暖の下着を身に着け、起きてからは「着るコタツ」とも呼ばれるのニクロム線入りベストまで着込んで暖を取っているのに、鼻水が垂れてくる。
やってられない気分だが、鼻腔を刺激しようとコアントローを生でやってやっと体の芯が何となくポカポカしてきたような気がする。
手間のかかることで、これだから寒いのは嫌いなのだ。
昨日もよく晴れたが、西風が冷たかった。
正直言えば家の中でヌクヌクしていたいのだが、グズグズしていると年が変わりかねないので庭に出てつるバラの誘引せん定作業の続きをやった。
腰を悪くしないよう、用心に「貼るカイロ」を腰に張って…
「ニュードーン」と「サハラ98」の2つ。
ニュードーンは古株だが、サハラ98は今年、ぶっ太く長いシュートが1本伸びてくれたおかげで、誘引した後の形がとても良くなった♪
多分咲いた時のボリューム感が去年までとは格段に勝り、見応えも出ると思うと楽しみである♪
これで6本のつるバラの誘引せん定作業は終了。
ネットで注文しておいた馬糞堆肥も届いたし、今日以降で根元にたっぷりの堆肥と肥料を施せば、後は来年初夏の開花を楽しみに待てばいい♪
この馬糞堆肥、サラサラで手触り抜群、しかも香りがとても良く、馬のうんちだとはとても思えない魔法の秘薬みたいなものである♪
つるバラ以外の株立ちのバラは年が明けてからせん定作業に着手しようと思う。
1月中旬くらいまでに終わらせればいい。
バラを育て咲かせる上での一番大切な作業だから、寒いことさえいとわなければすごく楽しくて好きな作業である♪
あと少し。
わが家のパンジー