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平方録

ジジイと赤毛のアン

きのう夕方、長湯をしながら防水ラジオを聞いていると"某国営放送"が「この週末は『赤毛のアン』を読んだらどうか」と、まことにおせっかいなことを言っているのを耳にした。

日曜日は関東でも雪が積もりそうだというので、こういう時はゆっくり家で読書もいい、ついては当放送局の「〇〇分で読む世界の名著」とか何とかいう番組のディレクターに何を読めばいいか"おすすめ"を聞いてきた、というのである。

それが『赤毛のアン』で、質問した側の男性キャスターは「あれは女の子の読みものかと思っていました」と意表を突かれたような口ぶりで、「どんなところがおすすめか」と質問を重ねた。

すると「私もそう思っていました。しかし仕事柄読んでみると、あの小説は今の時代を生きる我々にとても参考になる"多様性"というものについて考えるきっかけを与えてくれる好著だと思います」と、意外な説明をする。

どこかのポピュリズム大統領が就任早々まさにその多様性の否定を宣言し、世界に波紋を投げかけている今こそ、この問題を考えるヒントの一つが『赤毛のアン』に込められているのだという指摘は興味深い。

ボクも「この本は女の子が読むものだろう…」と思って避けてきた口である。

そういうことが書かれているなら、余計読んでみたくなった。

おせっかいには鬱陶しいものと役に立つものと、2種類あるようである。

今日さっそく図書館に行って借りてくるか、文庫本でも買ってこようという気になっている♪

 

近所の池と森の公園のロウバイが満開になった










奥にスイセンが見える


がけ際の傾斜地に植えられたスイセンは年々、面積を広げつつある


近づいて写真を撮っていると、いい香りがあたりに漂っている♪





 


 

この1枚は我が家で咲き出した1輪
雪が積もりそうだという明後日3日は待ちに待った「立春」だものな♪
 
 

コメント一覧

アミ
意外や意外!
殿方が、「赤毛のアン」だなんて…。
御多分に漏れず、私の愛読書です。(笑)
擦り切れるまで、読みました。
絶対、村岡花子氏の翻訳ものに限ります。
翻訳次第では、価値が下がりますから…。

ちなみに、私の初外国旅行は、カナダのプリンスエドワード島でした。(笑)
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