大雨で1日順延された孫息子の運動会を見物に行ってきた。
小学4年生の若にとって、運動会は入学して以来初めてのビッグイベント。
幼稚園時代は園庭に飾られた万国旗の下、軽やかで威勢のいいマーチに鼓舞されながら園児や父母の声援を受けて盛大に開かれていたが、何せ小学校に上がると同時に世の中はコロナ禍一色となり、4年生にして初めての全校運動会となった。
もちろん、孫たちの成長やいかにと楽しみにしていた爺さん婆さんどもにとっても、待ちに待った開催である。
しかも、若は応援団に手を挙げ、頭に特別な鉢巻きを締めて応援のリーダー役を務めるという。
2月生まれでしかもしばらくは病院の保育器の世話になった若はチビで、幼稚園でも入学しても、整列するときは決まって前から1,2番という小ささだった。
それが、サッカー教室や水泳教室に通ううち、背丈も徐々に伸び、骨格も以前と比べたらしっかりしてきた。
何より動きが俊敏になったことが成長ぶりをうかがわせている。
応援団に立候補するくらいだから、自分でもそれなりに自信がついてきた証かとも思う。
応援リーダーとしての動きを見ていたが、動きそのものは悪くはなかった。
何より、ようやく洟垂れ小僧から脱皮して少年っぽさが漂い始めた4年生の体が切れていて、一つ一つの動作にメリハリのようなものを感じたと言ったら、大甘なジジイだと笑われるか。
まぁ、孫たちに接する態度について笑われることなんてちっとも気にならないので笑わば笑え。
しかし、幼稚園と違って小学校の運動会には万国旗がなかったり、入場門なんていう盛り上げに一役買うはずの大道具の類がなかったのは時流だろうか。
軍艦マーチなんてのは論外だが、運動会につきものだと信じてきた軽やかな行進曲の類がほとんど流れず、威勢の良いショーワの運動会で育ってきたジジイのボクには物足りなかった。
きっと最近の傾向なんだろう。
4年生の白組応援団
5年生の徒競走を盛り上げる
久々の運動会だったためか、父母たちもたくさん応援に詰めかけた
声を張り上げる
騎馬戦とか棒倒し、ピラミッドを作る組み立て体操のよいうな下手をすればけが人が出かねない種目は消えていた
これ以上ない見事な秋晴れ♪