右腰、左腰と続いた腰痛がそれぞれ4日づつくらいで収まり、やれやれと思っていたら痛みが左足に移ってしまった。
ただ、歩くと激痛が走るとはいえ、自転車にまたがってペダルを踏む分には全く支障はなく、あちこちパトロールを繰り返していたことはすでに何度か書いてきた。
しかし、寒川神社に寄った(5月25日)ころから歩く際の激痛がひどくなり、大袈裟に言えば激痛に耐えて涙を浮かべて頑張ってもカタツムリのような速度でしか歩けなくなってしまった。
これまで何度も腰痛に見舞われてきたが、痛みが足に移ったのは初めてである。
それから1週間余りが過ぎ、「このままでは日常生活が立ちいかなくなってしまいかねない…」という切実感も加わり、整形外科の門を叩いた。
MRIなどの検査の結果、下された診断は思いもかけなかった「椎間板ヘルニア」。
5番目と6番目の椎骨の間が狭くなっていて、そこに神経が触れているのだろうという診断だった。
幸いなことに背骨全体はきれいなもので、しかも発症間もないことから軽症だという。
「症状が軽いので安静にしていればよくなる。しばらくじっと横になっているのが一番」と言われ、痛み止めと神経に作用するというビタミン剤を処方された。
軽いというのは何よりだが、じっと寝ていろと言うのは「活動的」を自認するジジイにとっては苦痛以外の何物でもない。
診察の翌日から庭に出てバラの花柄摘みはするは黒点病などの予防液を散布するは、句会もあるはでじっとしているどころか、動き回っていた。
動き回っていたせいか、痛み止めは大した効果がなく、相変わらず脚は痛む。
そんなことで、さすがに反省して一昨日から始まった円覚寺の夏期講座のオンライン配信をタブレットで見聞きしながら、ベッドに横になっている。
1度ならず眠ってしまったが、そこは見逃し配信ってやつがあるので、重宝である。
今日は3日目だが、三日坊主という言葉があるくらいだから、せめてそれくらいは続けようとは思っている。
ネットで調べたところ、椎間板ヘルニアの権威だという大学教授が言うことには「例外を除いてほとんどの場合、半年ほどで自然に治癒する」ものだという。
なぁ~んだ、という思いで喜んだのだが、如何せん痛いことは痛い。それが問題なのだ。
痛みと半年も付き合えるわけがない。
ということは、やはり、じっと安静を保って1日でも早く痛みが取れることを期待するしかないのかも。
そろそろ梅雨入りだし、そうなれば出歩きたくっても出歩けない。
そういう意味からすれば、じっとしているにはちょうど良い時期なのかもしれない。
やはり年貢の納め時のようでもある。
やれやれ…
「空蝉」の二番花が咲いた♪
本来なら二番花は6月下旬から7月に咲くはずだが、この場合は春に折れた枝の再生枝に咲いたので早いのだ
艶やかさも香りも一番花と変わりない♪
パンジーもまだまだ元気♪