昨日夕方、東京と埼玉を襲ったゲリラ豪雨は相当激しいものだったらしい。
一方で、なかなか夕立がやってこなくて、干からびた庭を眺めながら昔ながらの牧歌的な夕立が来ないかなぁと待ち望んでいたら、昨日も一昨日に続いて2度にわたって穏やかな夕立があった。
まことに結構、猫灰だらけ…で、これで稲光とゴロゴロがそこそこの演技をしてくれれば完璧だなと思ったものだ。
ところで、こうした雷雨をもたらす積乱雲は、なんといっても夏の風物詩の一つと言ってよく、スイカや蚊取り線香、すだれの類と一緒で夏に欠かせないアイテムである。
今時の小学生が夏休みの宿題に絵日記を書かされるのかどうか知らないが、ボクらの小学生時代は絵日記にモクモク湧き上がる入道雲さえ書いておけば,様になったものである。
早くも7月が去り、今日から8月だが、海辺に暮らしながら今年はまだ雄大な入道雲を見た記憶がない。
"もどき"さえほとんど見かけない。
関東地方は7月18日に梅雨明けしているから、それからほぼ2週間も経っている。
今年は連日の猛暑にやや腰が引けて、パトロールや日中の出歩きを控えているから、その分目に入りにくいということもあるだろう。
しかし、例年は家にいたってむくむくと湧き上がる巨大な入道雲は窓から見えたものだ。
多分、北関東の山沿いでは気温の上昇に伴う激しい上昇気流の出現で積乱雲ができ、それが首都圏方面に南下してゲリラ豪雨の元になっているのだろうが、こちらの海辺の空気は水蒸気が多く、霞んだ空の夏である。
これでは入道雲も湧き立てないだろう。
太平洋高気圧が安定しないのだろうか?
はるか水平線の奥に行儀よく並んでそびえ立つ、大きな入道雲の整列を見たいものだ。
7月26日の湘南・片瀬西浜 彼方に富士山が見えるはずだが、ちょうどその位置に入道雲もどきが現れ、おッと思わせたが…
湘南海岸自転車道
これも26日
7月20日 猛暑の横浜を歩いたが、珍しく澄み切った青空が広がった
雲にも夏雲の片りんが…
7月18日 関東地方の梅雨が明けた♪ しかし、湘南海岸の空気感は水蒸気のベールをまとったまま
18日 これじゃ「明けた」と言われても、半信半疑
7月15日 梅雨明け前の稲村ケ崎からに眺望
7月13日 雨の心配ななさそうだが… 湘南海岸自転車道・茅ケ崎市南湖付近
7月13日 相模川左岸河口
13日 富士山は梅雨空の奥深く…
13日 片瀬西浜から西を見る
13日 ヒマワリの背景の空も透き通った青空には程遠い
7月3日 梅雨の晴れ間の雲
7月3日 やっぱりこれも梅雨空
6月19日 梅雨ど真ん中だが、この光景は真夏のそれに近い=相模川左岸河口