「69.9」
見出し写真にも掲げたこの数字こそ2021年10月1日のボクの体重である。
実は昨日、起きた時に何気なく体重計に乗ったところ、現れたデジタル表示を慌ててスマホで撮っておいた。
表示そのものは消えてしまうかもしれないが、体重そのものが消えてなくなるわけでなし、何も慌てなくてもいいのだが、とにかくこの数字を見てビックリするとともに、「おぉ~っ♪」とキンキジャクヤクしたためである。
どうして欣喜雀躍したのか…
ボクは50代の半ばまで60キロ台の体重を維持してきた。
これは高校時代にサッカー部に入って走り回っていた当時から変わらない体重で、さすがに10代は60㎏台前半だったものが、その後の不摂生とともに60㎏台後半になっていたとはいえ、なんとか60㎏台は維持し続けられた。
身長173cmで外観はスマートそのものに映るから、女性にモテたかどうかは自分の口からは言えないが…
そういうことはさておき、仕事で責任が増すにつれて様々なところでストレスが生じ、それが次第に増していくのは世の習い。ボクもその例外に漏れず付き合い酒は増えるし、食べたくもない料理を口にしなければいけない機会も増えた挙句、身体に不要な脂肪がたまっていったのである。
休みの日には出来るだけ身体を動かすようにしたりして気を付けてはいたのだが抗しきれず、50代半ばにしてついに70㎏台に突入してしまい、以来一度も60㎏台に戻ることなく今日に至っているという訳なのだ。
それでも外見からは痩せてもいなければ太ってもいないフツーのヒトと見られていたようだが、ボクにとってこの70㎏台突入の意味は小さくなく、70㎏台になってからは、まるで体中に砂袋をぶら下げているかのように身体全体が重く感じられるようになって、身体が重いなぁ~と感じる日々だった。
以来15年余り。
そしておぞましいことに、近年はさらに体重増が垣間見られるようになり、一時など74㎏などという数字を見て卒倒しそうになった。
そうした経緯を重ねての「69.9」という数字なのである。
しかも、70㎏台からたったの100gだけ下回ったという、この数字の魔力と言うか、魅力というか…絶妙な数字ではないか。
一夜明ければまた元の木阿弥だろうなと思って、ならば証拠写真をと言うのが慌てた理由である。
とにかく、一時の幻であっても、数字こそが真実を物語っているってことだからね ♪
そして今朝またハカリに乗ってみましたよ。
ジャ~ン ♪
ナントナント…昨日よりさらに300gも減って69.6㎏!
そして基礎代謝が1550もあって、これは年齢別平均値で30歳~49歳までの層の平均1530を上回っているのだから自分でも納得である。
とにかく、15年ぶりのわが適正体重に戻ったからにはいつまで維持できるか、維持する楽しみが新たに加わったと喜びたいのだ。
冒頭に写真を掲げ、今朝のテーマに選んだ理由である ♪