それでも毎日続けていることだからと、何とかネタを見つけて書こうとパソコンの前であれこれ思いを巡らすのだが、そんなこちらの後ろ向きの姿勢が見透かされてしまっているのか、頭の回転そのものも止まってしまったように動かない。
パソコンのフリーズ状態とは少し違うようだが、活発に動いてくれないところは同じである。
書きたいことは思い浮かばず、それでも何か探し出して書こうという気持ちさえも起きてこない。
こうなってくると、ガラス戸の先の闇をどろんとした目でぼんやり眺めるだけ。
あっという間に午前5時の時報が鳴り、そういえば現役時代、締め切り間際になっても筆が進まずに焦りが生じてきて、やがて脂汗が垂れてくるような思いを何度も経験したものだが、そんな切羽詰まった思いも湧いてこない。
畢竟、弛緩しきっているようなのだ。
変な話だが、昨日友人から電話がかかってきて、少なからず愚痴をこぼさせてもらったらボクの気持ちが少しスゥ~っとして、重かった気分が随分と軽くなった。
軽くなった気持ちの変化と一緒に、なにがしかの緊張感までどこかに行ってしまったのではないかと、今思う。
一か所緩むと、本人の意思とは無関係に周辺にも緩みの連鎖が伝わり、さまざまな影響を及ぼすのが年を食ったジジイの特徴なのかしらん。
そうだとすると、それも困りもので、おちおち気を緩めるわけにはいかないことになってしまう。それもシンドイことだなぁ。
若いころには思いもよらなかったことが生じてくるものだ。
……というような、まったく愚にもつかないことを書いてきたのは、これが現状ですという説明のふりをした言い訳です。
お茶を濁すとも言います。
いい加減にしておきましょう。今朝はこんなところで失礼いたします。ではまた。
円覚寺の居士林の庭で見つけたフクジュソウ
左側の芽? はほころび始めているのでそれほど遠くない頃に黄色い花びらがのぞくはず♪
固そうな地面を突き破って、よくぞ顔を現すものだ4
手前のフクジュソウからはかすかに黄色い花びらのようなものがのぞいているように見える♫
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heihoroku
高麗の犬
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