手違いで削除してしまった昨日の最初のブログが突如蘇って目の前に現れた時は眼を疑った。
書き直す気も失せてコンチクショウと思いながら「事故」の顛末を書き、それを「言い訳の2本目」としてアップして以降、忌々しいパソコンには指一本ふれなかった。
それが昨夜、ふとした弾みにパソコンを立ち上げてブログのアイコンをクリックしたら…
キツネにつままれたようとはこのことか、死んだはずのお富さんが見越しの松の奥でニッコリと微笑みながらこちらを見つめているじゃありませんか。
一体何が起きたのか…
パソコンにからかわれ、バカにされた気分だ。
しかし、お富さんが蘇ったとなれば、皆さんにおめもじさせてもらう方がいいに決まっている。
最初にアップした時にいつも訪問してくださる常連さんの幾人かの足跡が画面に残っていたから、その方たちには既読で同じものを見せてしまうという醜態を演じることになってしまうが、読んでもらえていない方たちが圧倒的なのは言うまでもない。
既に目を通されている方々には大変申し訳ありませんが、昨日の「言い訳の2本目」とこの拙文に掲げたこの「言い訳の能書き」をご覧いただくことでご理解を賜り、併せてお許しを願いたいと思います。
筆主謹白
ということで、以下、お富さんの亡霊の再掲でござぁ~い。
(数日前の湘南海岸・片瀬西浜海水浴場沖に浮かぶ警戒船が如何にも涼しげだった)
山形の友人が悲鳴を上げていた。
「連日36℃~37℃が続いていい加減うんざりしてきた」と。
それで家に熱がこもってしまっていて、朝6時に起きて2階の寝室から階下に降りるとリビングの気温は既に30℃にもなっているんだとか。
「こんなことはこれまで経験したことなかったんだけど、すぐにエアコンのスイッチを入れなければ過ごせないし、これまでは昼間がいくら暑くても夕方以降はぐっとしのぎやすくなるのに今年は夜になっても気温が下がらない。それで仕方なく寝室も一晩中エアコンを効かせたままにしている」と呆れ気味に言う。
さらに野菜作りに通っている20km北に位置する実家でも暑さは変わらず、昼ご飯を食べる時にはエアコンなしではいられず、その後はエアコンをつけたまま2時間ほど昼寝してから農作業の続きをやるらしい。
実家は蔵座敷のある立派な造りで、一列に並んだ部屋を開け放しておくと田んぼからの気持ちのいい風が吹き抜け、ご飯を食べたり昼寝をするにしたってエアコンなんか必要ないと思っていたのだが…
我が家の夏はと言えばせいぜい31℃~32℃で、よほどのことがない限り海風が吹き抜けていくのでエアコンいらずで過ごしている。
どうしても暑い時には扇風機を回す。それで十分♪
ただ山の神が暑さに弱くなってエアコンなしではいささかぐったりするようになってきて、見かねて今夏は夕食時以降はエアコンをつけっ放にしている。
寝室はさすがにエアコン嫌いのボクが「エアコンをつけるなら別の部屋でどうぞ」と譲らない。
家庭内別居の勧め…ってやつである。
唯一の例外は台風接近時など雨風が激しく、窓を開けて寝られないような場合は仕方なくエアコンを使う。
昨日と一昨日は台風10号の接近でエアコンを使ったが、通過してしまった昨夜は空気がすっかり入れ替わったように涼しくなってしまい、外気導入だけでグスリ眠れた。