散歩道の途中に、いつまでたっても色づかないイチョウの木があった。
それがここ数日の寒さが引き金になったのかどうか知らないが、急に色づいて黄金色に染まり、周囲の冬ざれの光景の中でその木だけが一段と明るく輝いて異彩を放っている。
わが道を行く…というのか、足並みをそろえられない…というべきか。
ヒトの世界でもよく見かけるが、画一的ではなく、幅があり、個性豊か…というのも、むしろ必要なことなのかもしれない。
流行の言葉でいえば「多様性」ってやつだろう。
確かに、モノトーンや画一的な世界より、様々な濃淡や形状にあふれた世界の方が変化に富んでいて楽しそうだ…
などと当たり前のことを頭に思い浮かべながら、界隈でも珍しい未舗装の砂利道を歩いて行く。
冬至を前に今を盛りときれいに色づいている
"冬至銀杏"とでも呼びましょうか
そう言やぁ、あのイチョウはどうなった…?
運動公園の1本イチョウ
すっかり葉を落とし、見事な骨組みをシルエットにして見せてくれていた♪
足元にはふかふかの黄金色をしたじゅうたんが広がる
12月8日に撮影したころがピークだったよう
昨日の富士山 薄雲が広がっていてこれまでのような抜けるような青空ではなかったが、視界はよかった
伊豆大島もよく見え、大島の右手に小さくピラミッド型をした利島も見えた
鎌倉からは大島まで60㎞、富士山まで70㎞、利島まで90㎞
ちょっと高いところからなら、歩く先々で富士山が見える
今日は冬至 ユズ湯に浸かって一陽来復を寿ぐとしよう♪
近所の寺でもらったユズもある