寝冷えだろうか、目が覚めると喉がヒリヒリ痛む。
昨夜も前日に続いて蒸し暑い夜だった。
ボクは暖かくして寝たほうがぐっすり眠れるので、数日前から既に薄い掛布団を使っていたのだ。
でもさすがにそれでは暑すぎて、ここ2、3日は薄手の毛布をお腹にかけるだけで済ませていた。
こうやって寝ても夜が更けるにつれて気温が下がると一度目が覚め、というのも寒くなって尿意を感じるからだが、トイレを済ませると今度は掛布団にくるまって4時までの2、3時間をぬくぬく安心して過ごしていたしていたのに…
それがどうやら掛け布団をかけ直す以前に寝冷えしてしまったらしいのだ。
ヒリヒリしているのは喉全体ではなく、左奥の一部である。
唾を飲み込んでも痛むし、呼吸をしても違和感がある。
おまけにベッドを離れてベランダに通じる扉を開けた途端に鼻腔が感じた冷たい空気によって、連続してクシャミに見舞われてしまった。
鼻水も一緒に垂れてくる。
この時期はどうしたってやられてしまうのだ。
夏の暖かい空気が残っているところに忍び寄る北の冷たい空気はボクにとって不倶戴天の敵ともいうべき寒冷アレルギーの元凶なのだ。
冷えた空気というのは大っ嫌いで、身体も気持ちも同時に拒絶反応を起こすのだ。
一度このアレルギー反応に見舞われると、鼻水をかむティッシュによって鼻の両脇が真っ赤になってしまうほどで、笑い話ではなく〝赤鼻のトナカイ〟になってしまう。
クシャミと鼻水の嵐は相当にうっとおしいものなのだ。
こういう時に取るボクの対策はウイスキーのようなアルコール度数の高い酒をショットグラスに注いで、喉の奥に流し込んでヒリヒリとザラつく喉の奥や鼻腔に刺激を与えて鎮めることである。
従ってボクにとってのウイスキーは単なる嗜好品としての役割以外に、緊急避難的な医療対策に役立つ貴重な「気付けグスリ」としての役目を持った重要な品と言うことになる。
付け加えれば「抗アレルギー薬」と言ったところもあるかな。
でも今朝はウイスキーが切れてしまっていて、あるのは赤ワインのみ。
仕方なく赤ワインをグラスに注ぎ、今このブログを書いている所なのだ。
お陰で鼻水もごくたまに流れてくる程度で小康を得て、このブログを書く上でさしたる支障にはなっていないのは、ひとえに赤ワインの存在抜きには語れない。
おまけに少しいい気分である。
誤解しないでもらいたい !
ボクは医薬品の代用品として赤ワインを使ったのであって、それ以外の理由は全く存在しない。
ましてや夜明け間近の時刻である。
赤ワインはまだグラスに半分近く残っている。
ブログは既に書き終える寸前まで来ている。
さて、この残りをどうしたものか…
捨てるというのはボクの美学に適わない。
飲み干すべきか、それとも否か、それが問題だ。
とんだところでハムレットの悩みに遭遇してしまったゾ ♪
昨日の湘南海岸 目を凝らすと画面中央やや左に寄ったところに富士山の頂が薄っすらと見えているのだが…
見出し写真は茅ヶ崎海岸とボクの愛車
何だよ この雲
今朝05:27撮影の東の空 今日も晴れマークの1日のようだ