自転車を新しいものに買い替えた♪
7、8年乗った自転車の後輪の車軸のあたりに不具合が生じ、止むを得ず近くの自転車屋を物色したらちょうど待っていてくれたかのように適当なものがあり、色も気に入って即決めた。
ネットなどで見てみると売れ筋の人気車種でもあり、「すぐにお渡しできます」というのも即決の決め手になった。
これがカタログでも広げて目星をつけたとしても、手元に届くのに時間がかかったり、メーカーそのものにも在庫がないことがあり、"目の前にあるもの"を選ぶのが賢明だろうという判断だった。
それよりなにより子供と一緒で、ほしい時に適当なものがあればそれが"世界で一番"なのである。
恥ずかしながら、そういう気持ちは馬齢を重ねた今もほとんど変わっていない。
だからボクは今"世界で一番気に入った自転車"を手に入れたのだった♪
新品はさすがに快適で、これまでやや難渋してきた近所の坂道もすいすい上る。
ピッカピカの自転車にボクの太ももの筋肉が欣喜雀躍して、爆発的な力が発揮されるようになった、ということもないではないかもしれないが、どう考えたってこれは自転車の性能のたまものというほかない。
平坦なところを走る場合も、これまで通りの力加減で漕ぐのと比べて20%くらい速い速度で走れる。
これには驚いた。
まるで魔法の自転車を手に入れた気分♪
そこで以前の自転車の名誉のために付言しておくと、わがパトロールエリアは海辺であり、四六時中あっちにフラフラこっちをノロノロ走っているので、車体のあちこちは錆びだらけである。
最悪なのは湘南海岸自転車道のような超お気に入りに道路に至っては、道路の表面に薄っすら積もった海砂を巻き上げて走るものだから、ペダルのクランク部分や車軸、ギアなどは砂まみれになる。
それが動きをスムーズにするために注している機械油と一緒になってこびりつくものだから、積み重なればこれがブレーキになっていることは想像に難くない。
掃除するなど手入れをすればいいじゃないか……
そんなところを走らなければいいじゃないか……
いちいちごもっともなご指摘だが、残念ながらそういう几帳面さも持ち合わせていなければ、海辺の気持ちの良い景色と空気を捨てるつもりも毛頭なく、ならば砂まみれ、錆まみれも甘んじて受け入れよう、そのリターンの方がどれだけ大きくボクの心身に利益をもたらしてくれていることか、というのがボクの答え。
ということで、ほしいものを手に入れたばかりの子供のように、誇らしげな気持ちで胸を膨らませつつ、ときめく胸の鼓動に合わせるように、軽々とペダルを漕ぐのであります♪
7日にダイヤモンド富士を見た片瀬西浜と新調の自転車
片瀬漁港
ブルーは好きな色で、車もブルー
腰越漁港の赤灯台 今回のお気に入り写真の一つ
昨日はこういう空と雲の様子だった
江ノ島の南側の大岩壁
江ノ島・湘南港灯台
この日は雲が良い演技をしてくれた
この日は風が弱くヨットはお手上げで、カヌーやSUPのように人力を動力とする遊具の独壇場
江ノ島の目の前に流れ込む境川河口の片瀬橋の上で