「そうだっ、充填豆腐ってのがあった♪」
昨日、夕飯の献立をどうするか考えていて、久しく口にしていなかったこの豆腐の存在を思い出した。
国営放送のためしてガッテンという番組で、だいぶ前だが紹介していて、調理法はパックに入ったままの充填豆腐を熱湯で5分間ゆでるだけ。
ゆで上がったら取り出して水分を切り、後は削り節やら塩昆布を乗せたりして普通の豆腐と同じように食すが、わけても美味しかったのが、ご飯の上に乗せて豆腐を崩しながらワシワシとご飯ごとかきこむ食べ方。
で、久しぶりに食卓=晩酌に登場させた。
冷ややっこや湯豆腐のように、酒の肴にもするつもりでいたのだが、期待が大きすぎたのか、食べ方が中途半端だったせいもあって、ちょっと肩透かしの結果に終わってしまった。
と言うのも、「ワシワシ」と「酒の肴」を両立させようと二兎を追ったのがそもそもの失敗。
加えて、冷えた日本酒にでもすればよかったが、何をどう思ったか自分のことながらショーチューのお湯割りなんかにしてしまったのが敗因その2。
しみじみ飲るのかぐびぐび飲るのか、それすら曖昧になってしまい、お湯割りを飲みつつワシワシとかき込んでも、お互い足を引っ張るだけになってしまった次第。
下戸の人にはわかるまいが、冷や奴と来れば冷えた日本酒でもいいし燗酒でもどちらでもござれのつまみの王道♪
これでしみじみ、チビチビやるのが酒のみの楽しみと言うものなのだ。
湯豆腐もまた然り。
酒は静かに飲むべかりけり…かつ、よくぞ日本人に生まれけり…を心底実感する取り合わせなのである♪
熱してよし、冷やしてよし、値段も庶民の味方、のこれ以上望むべくも無いフレンドリーな好意を無駄にしてしまった。欲張りが過ぎ、食い意地が先に出てしまった自業自得。
冷蔵庫にはもう1個残っている…
地植えの株は二番花が終わったばかりだが、この鉢植えの「ブラッシング・アイスバーグ」には三番花が咲き出している
さすがに一番花はもちろん二番花よりも小振りな花しか咲かないが、株一杯に花を咲かせる健気さは「愛い奴♪」
先初めに雨に打たれていたので痛んでいる花が少なくないのが痛々しいけれど…
スッキリした上品な香りは健在♪
風のない早朝に株に近づくと周囲に良い香りが立ち込めていて「三文の徳」を実感したりする♪