2階のベランダに鉢植えのバラやミニトマト、ナスなどいくつかの植物を育てている。
それらの葉の上や茎に生まれてまだそれほど時間が経っているとは思えないカマキリが住み着いているのを見つけた。
今のところ2匹いる。
もっといるのかもしれないが…とりあえず目にしたものが2匹。
ベランダカマキリに気付いたのはもう数年前からで、以来、特にゴーヤを茂らせて緑のカーテンを作るとボクの目の高さや頭の位置にいることが多く、よく目が合った。
かくして夏の間中、目が合いさえすれば「やぁ」とか「おぅ」とか声をかける間柄になり、台風でも接近すれば大揺れのゴーヤを見て「奴は大丈夫か」と気をもみ、はたまた秋の色が濃くなってくると、そろそろゴーヤを片づけるが、どこか安全なところに避難しておけよ、などと声をかけたりもする。
そして、ゴーヤの片づけが終わって別の場所で元気な姿を見かけると、あぁ無事に生き延びてくれたかと安堵したものだ。
そんなことが何年も続いたのだが、どういうわけか、去年は姿を現さなかった。
寂しい思いを味わったのだが、これまたどういうわけか復活し、しかも去年姿を見せなかった穴埋めのつもりか、2匹も…
かくなる上はお互いにテリトリーを守りつつ、仲良く共存してくれないかと願うばかりである。
「カマキリ男爵」と「バロン・カマキリ」とそれぞれを呼ぼうと思うが、まだどちらがどちらか区別がつかない。
ナスの葉の上に子どものカマキリが居るのを見つける
上からばかりではなく、横からも撮ろう位置を変えると…
気付かれてジロッとにらまれた「なんだっお前 なんか用かっ!」
カマキリが立派なのはコソコソ逃げ出したりせず、その場で毅然と相手の目を見据え、睨み返すところ
こんなちっちゃいくせにカマを胸の前で臨戦状態で構え、「やるならかかってこい」のポーズを崩さない
数日前に見かけた時は、今よりもっと小さな"ウリ坊"だった
しかし、こんな小さくとも姿勢や雰囲気は完全にカマキリ
近くのルドベキア・ヘンリーアイラーズの株にも別のカマキリが…
餌になる獲物を待ち構えているんだろうな
まだ羽は生えていないから、移動は徒歩何だろう
んっ!? 気付かれたかっ