今朝も寝坊した。
何しろ開けっ放している枕もとの細窓から、時折とても心地よい風が吹き込むものだから…まさに天然のクーラー♪
これで安眠、熟睡できなければ体のどこか悪いと思わなくてはいけない。
というわけで、すでに明るくなっている部屋に「…⁉」と思いつつチラ見したデジタル時計が「4:55」と表示されていることを確認して事の次第を理解する。
夏大好き人間には受け入れたくない現実だが、夏が去ろうとしていることの表れだろう。
大自然がその摂理に従って絶え間なく、しかも正確に歩み続けている証拠の一端がちらっと垣間見えたというわけで、その大宇宙の営みに思いをはせるとき、とても厳粛な気分になるのはボク一人だけだろうか。
何をごちゃごちゃ川端柳…
ここまでの暑さで脳みそが溶け出しているのかもしれない…
今朝も南関東は朝から雲一つなく晴れ渡り、とても気持ちの良い朝を迎えている♪
午後4時を過ぎて涼しい風が吹き始めたのを確認して散歩に出る
マユミの実だろうか 目を凝らすと木々の枝間に様々な実が実っているのに気づくようになった
富士山を見晴らす高台に着いてみると…
光る海の奥は厚い雲に覆われ…
すぐ目の前の江ノ島も霞んで見える
クサギが咲き
道端にこんもりと茂っているのは
黄色のオシロイバナ
北方向を見渡せる道に出るとヨコハマのランドマークタワーが夕日を受けて光っていた
向かいの山は春になると白いベールをかけたようにヤマザクラの淡いピンク色に染まる
山裾の道をぐるっと回って西の方角が見渡せる場所に出るが、やはり富士山の姿はない
太陽の位置からすると、入日はまだ富士山より北側に沈んでいるようである
富士山頂に沈むダイヤモンド富士が見られるのは、当地では9月のいつ頃だろう
坂を下って運動公園方面に歩く
5人の少年が傾斜地の草むらの上で体を動かしている
何やら聖書の一節のような、あるいは呪文のようなものを唱えながらやっていたが聞き取れなかった
この連中はここから少し離れた未舗装の林の中の道でボクを追い越して走り去っていった
それにしても一人だけ逆方向を向いているし、呪文のような掛け声も含め、不思議な連中である
神経質そうな顔をした指導者とみられる男が少し離れたところからじっと見ていた
視界が良ければこの樹間のすき間からも富士山が見えるのだが…
夏の終わりの太陽
強烈な西日が降り注ぐ
近所の神社が夕日に照らされている
2、3年前までは巨木が林立して社は隠れて見えなかったが、倒木の恐れがあったようで、すべて伐採され手見通しが良くなってしまった