ラフマニノフと言えばピアノ協奏曲第2番ハ短調で、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番とくればマリリン・モンロー主演の「七年目の浮気」で、とにかく、あの映画では歩道に設置された地下鉄の送風口の上に立ったモンローのスカートが地下鉄が通るたびにブアァ~ッとめくれ上がって、その奥から形の良い太ももがあらわになる超有名なシーンがラフマニノフに重なる。
とにかく、マリリン・モンローを象徴するあの名シーンを思い起こすたびに、ラフマニノフの旋律が蘇るし、ラフマニノフのピアノ協奏曲を聞くたびにマリリン。モンローのスカートがめくれ上がるのだ。
もうこれは理屈ではなく条件反射であって、マリリン・モンロー教の敬虔な教徒としては宗教上の重要なしきたり以上の意味を持っていると言って過言ではなく、身体に刻印された宗教手形みたいなものなのだ。
(なんのこっちゃ?)
5、6日前に雨に降りこめられてやることが無くなり、録画してあった件の映画「七年目の浮気」を見たのだが、その残像が鮮明なところに持ってきて、昨夜、やはりテレビでラフマニノフを特集した番組を見て、またぞろマリリン・モンローとラフマニノフががっちりと絡み合ってしまった。
それで、昨夜は寝る時にCDでピアノ協奏曲第2番をかけてベッドにもぐりこんだのだが、ボクはベッドに入るとすぐに寝てしまうので、最後まで聞けた記憶がない。
天気はぐずつき気味だという予報だから、今日はラフマニノフデーにしてピアノ協奏曲第2番以外にも確か「パガニーニの主題による狂詩曲」なんてのもあったはずだし、ほかの作品も探し出して‶三昧の日〟にしてやろうと思っている。
余談だが昨晩見たラフマニノフの番組で知ったのだが、ラフマニノフってのは190cmを超す大男だったそうで、お陰で手指がとても大きく、その大きな手指を目いっぱい生かして作曲したピアノ作品の多くは演奏さえ難しいらしい。
普通の体格の人では指が届かないんだそうな。
まったく、なんて作曲家だ。
で、これは別の知識だが、そんなわけだからラフマニノフのピアノ曲全曲をレコーディング出来たピアニストはアシュケナージやルービンシュタインらたった7人しかいないんだと !?
日本では大嶺未来さんが2013年から6回の連続演奏会をひらいて全曲を演奏したらしいが、レコード化はまだらしい。女性の手指で弾けたってんだから、大嶺さんも大したものだと思う。
そんなわけで、今日はバラとラフマニノフだ ♪
(マリリンはどうしたって? 彼女はいつだって胸の奥にいて、ボクの一部さ。改めて書くまでもないだろ)
庭のバーガンディ・アイスバーグ(見出し写真も)がそろそろ見ごろになってきた ♪
バーガンディ・アイスバーグとブラッシング・アイスバーグ
門柱のバレリーナとクレマチスのアフロディーテ・エレガフミナ
やっと5分咲きくらいになってきた
アーチの伽羅奢はまだチラホラ 乞うご期待 ♪