「非日常」の世界に4泊5日も漂っていたせいか、なかなかいつもの生活に戻り切れないでいる。
外国に半月とか1か月とか旅に出ていたというなら、だれもが「ムベなるかな」と納得もするだろうが、たかだか孫娘のところプラスちょこっと寄り道しただけのことなのに、何と大袈裟な…と自分でも少々呆れる。
やはり3年半ぶりに「禁」を解いたということが微妙に影響しているのだと思う。
自由な行動を奪い続けてきた「くびき」が重苦しくのしかかっていた証拠で、まだ完全とは言えないまでも、そのくびきが緩んだ意味は小さくない。
ヒトは…と言うか、分け方は一通りではないが、ここでいう場合は2種類に分けられるのではないか。
一か所に根を張って何があっても「ココ」と定めた場所を離れようとしない人、他方で一か所に留まれず常に何かを求めてフラフラと見知らぬ土地に行きたがる人…
まぁ、多くの場合、一か所にとどまった方が日々の糧を得るのに都合がいいということで、ココと定めた場所に根付く。
しかし、身体の中にはもう一方の血も流れていて、時々その血が疼き始める。
そうした双方の血の折り合いをつけるために思いついたのが定住しつつ、たまには他の見知らぬ土地を尋ねてみる行為…つまり「旅」ってやつなんじゃないだろうか。
いわば本能に近いそうした行為を取り戻すことができた余韻に、今まだぐずぐずと浸っている未練たらしさ…
そんなところだ。
余韻もまた楽し。
青春18きっぷでも買って早く「次」をやりたい。
風が弱く、天気が良かったのでほぼ2週間ぶりのパトロールに出かける♪
19日に姫のところに向かう車窓から見た富士山にはほとんど雪は無かったが…
砂浜に寝そべっているとポカポカとても気持ち良い♪
言葉はいらない…青と白の世界
伊豆大島の島影
片瀬漁港の赤灯台
江ノ島・湘南港の灯台