今更…だけど、それにしたってホトホト呆れる。
昨日のNHKテレビの午後7時のニュース。
「温室効果ガス46%削減」のニュースを読み上げるアナウンサーの言葉に思わず耳を疑い、のけぞった。
曰く「日本が率先して高い目標を掲げることで、世界の国々の先頭に立つという意気込みを示したものです」と。
よくもまぁこんな嘘っぱちをぬけぬけと公共放送で流すものだ。
日本政府は当初、削減に後ろ向きで欧州やアメリカが意欲的な削減目標を立てて、なんとか地球温暖化を食い止めようと躍起になっているところに、たかだか20%台半ばの目標数値しか示さなかった。
これにびっくりして顎を外しかけた欧米諸国から「いくらなんでも低すぎるだろう。日本はもっと真剣に削減努力をしてもらいたい」と苦情が寄せられ、渋々見直しを進めていたっていうのが真相だろ。
友人との電話でこの話題になったら、「そりゃそうだろ。嘘八百であろうが政府の言う通りに伝えないと飛ばされちゃうからな」とのたまう。
まさにその通りで、テレビ画面に出ているキャスターがこれまで何人姿を消していったことか。
ましてや、画面に登場しない取材記者たちがどんな風圧を日々受けているか容易に想像がつくというものだ。
アベなんちゃらの長期政権時代、アベなんちゃらと番頭のガースの2人にすっかり恫喝され、以来すっかり借りてきた猫になっちまった。
最近は自分から忖度のてんこ盛りをしながらスリスリもしているようで、なおさら始末が悪い。
だからこんな嘘っぱちの原稿を書いてきて、それが堂々とまかり通って公共の電波に乗って全国の津々浦々まで流れるって寸法さ。
まったく独裁国家並みじゃん、いやっ、「並み」は余計で、「そのもの」と言っていいだろう。
アジアってこんな国ばっかりだな。
受信料返してくれよっ!
空気が乾燥しているらしく、視界がクリアカットで富士山がとてもきれいに見える ♪
普段はほとんど近づかない鎌倉湾の東側、材木座海岸から隣町の小坪にかけての細道をたどって久しぶりに和賀江島越し、稲村ケ崎越しの富士山を眺めてみる。
和賀江島は鎌倉幕府が築いた港で日本全国から様々な物資がここを通じて持ち込まれた。
中国・南宋との間の貿易船がここに出入りした可能性も高い。
今は国の史跡として一部が残されている。
写真は和賀江島の背後に広がる鎌倉の街並と周囲をぐるりと取り囲む城壁のような山並。
この光景を見ながら思い出したのが「目には青葉山ほととぎす初ガツオ」。
もう少しするとこの景色の中にホトトギスの「トーキョートッキョキョカキョク」という甲高い鳴き声が鳴り響くことなにる ♪
初音はいつになるだろう。
いつも富士山と江ノ島を眺める稲村ケ崎の遠景と富士山。
小坪からはこんな光景も…
さて、さっき眺めていた稲村ケ崎に到着。(見出し写真も)
台風2号の影響と思われる波が七里ヶ浜に打ち寄せる。ボクにはこの光景が一番しっくりくるね ♪
松の鳥居? 次は江ノ島に向かおう。
五輪のヨット競技の拠点となるヨットハーバーが江ノ島にある。1964年の五輪に使われた施設をそっくりそのまま使うが、テントなどが設営され、準備作業が進んでいる。
情勢を正しく見極められない政府のお陰で湯水のように税金が垂れ流され、ささやかな駐車場もつぶされて観光客は締め出される羽目に…
平日も太公望で賑わう突堤は閉鎖され、釣り人の姿も消えた。
防波堤の上だけは今のところ立ち入りは自由のようである。
本土と江の島を結ぶ橋の上から見る富士山。
片瀬西浜はもう夏景色。
ビキニのオネーサンが体を焼いていた。もっと増えるとイイ ♪