残暑の季節だからと言えばそれまでだろうが、全国的には35℃以上の「猛暑日」がこれまでの連続記録を塗り替えながら、いまだに続いているようである。
「ようである…」などと、いかにも自身は埒外にいるのだという表現を使ったが、実際、猛暑日は1日くらいあったかどうかで、「ぎゃぁ~⁉ 35℃を超えたぁ~!」と感心した日の記憶がないから、たぶん暑くても34℃どまりだったのだと思う。
しかし、その34℃という数字を我が家の卓上時計のデジタル表示で目にした時は、これは歴史的な日だなと感心したものだった。
海辺の町の夏はほぼいつも海風が吹き抜けるから、特に夏の暑さに関してはヒートアイランド現象が重なるトーキョーやヨコハマの大都会と比べると確実に2~3℃低い。
だから「34℃」という数字を直に見、実際の暑さを肌で感じたた時、この暑さを上回る35℃以上の暑さというのは一体……と呆然とする思いがしたものだった。
今年は確かに暑い日が続く。
前述したように初めての34℃を経験したし、33℃の日が連続したのも初めてのことで、さすがに自転車でのパトロールはやめている。
昨日も昼前に青空が広がり、強烈な日の光が降り注ぎ始めると、てっきり暑さもぶり返すものだと思っていたら、豈はからんや、2階のベランダに面した扉をあけ放ち、ゴーヤの緑のカーテンの下で読書をしていると、どこか今までの暑さとは一味違っていて、「おやっ!」と思わせた。
例の温度計のデジタル表示を確かめると「31℃」という数字が光っている。
木陰にいて、しかも海風が適度に吹いているせいかと思ったが、試しに海辺のアメダス記録計を覗いてみると、やはり31℃台である。
「そうか、31℃なら普段の夏と変わらない…」と急に思い立って、パトロールに出ることにした。
行き先だが、暑いときは海辺に限る。
日差しを遮るものは何もない海辺だが、それを上回る涼感…というものが海辺にはある。
家を出たのは14:30。
16:30頃に戻ってきたが、アメダス記録計によればこの日は15:00に記録された31.5℃が最高気温で、同時刻の風は南から4.8mとなっていた。
14:00に5.9mあったから弱まる傾向にあったようだが、心地いい風ではあった。
ということは…
全国的に続く猛暑日の日々をしり目に、当地では暑さのピークが過ぎつつあり、一服の涼風が吹き始めたといっていいのではないか。
暑さがパタリと止むことはないにしろ、その兆候が顔をのぞかせ始めた…と言えると思う♪
湘南海岸・片瀬西浜から眺めた西の景色 相変わらず富士山は雲の中
箱根方面ではわき出す雲が頂を乗り越えてふもとへ流れ落ちている
まるで大河に出現した巨大な滝のよう
丹沢山塊
この日の片瀬西浜は波が打ち寄せ、「遊泳注意」の黄色い旗が出ていた
波打ち際では制服姿のJKがはしゃいでいた
登校日か何かで学校に集まって、勢いづいてやってきたのかも…
生徒指導のセンコーに見つかるとやばいんじゃネ?
海水浴場を離れると静かな夏の海辺が続いている
海水浴場を離れると静かな夏の海辺が続いている
群青色の海、明るい青い空、遠くに並ぶ真っ白な雲の峰…
♬海は広いな大きいな~ 行ってみたいなよその国~
はるか水平線のかなたに屹立する入道雲の峰々
お~い 富士山やぁ~い
さて、帰るとするか 平日ということもあり、人影はない
最近リニューアルされた引地川右岸河口にあるスケボーなどの施設
コンクリート張りだからこけると痛そう
おおっ!
ロス五輪ではここからメダリストが…
キミ、ロスの次は任せたぞっ!