獣医学部新設を巡ってアベなんちゃらが長年の友人に便宜を図ったのではないかと思わせる文書の存在が明らかになった。
大学の設置認可を所管する文部科学省の役人が書いたメモの類のようだが「総理のご意向」などと書かれているというのだから、生々しい。
本物なのかどうかについては、きちんとした精査が必要なんだろうが、どっちにしたって火のないところに煙は立たないんである。
逃げ切りに必死な森友問題も含めて、アベなんちゃらの周りには鼻を突く饐えた匂いが立ち込め、その濃度も強まっているのではないか。
こうした権力をかさに着るような、あるいはおごり高ぶったとしか言いようのない態度から生じてくる疑惑の数々を目の当たりにするにつけ、在任期間が延びるにつれ、いかに傲慢に好き勝手なことをし始めているかがうかがい知れるというものである。
憲法を無視して戦争法を成立させても支持率は下がらない。共謀罪を提案しても世間はわれ関せずの知らんぷりである。
こんなことじゃぁ、アベなんちゃらが「何やってもいいんだ」「何でも好きにできるんだ」と思い込むのも無理はない。
今回のことだって、のらりくらりとしっぽを捕まえられないように立ち回っていれば、時間切れで逃げ切れる、へっちゃらさ、と背中でアッカンベェーをしているはずである。
テンモウカイカイ ソニシテ モラサズ(天網恢恢疎にして漏らさず)っていうことわざがあって、天の網は目が粗くて、網に入る悪事はぽろぽろとこぼれてしまうように見えるけれど、肝心なものは漏らさずに網にかけるものだよ、と言っている。
もしこのことわざ通りなら、ぼちぼち網にかかってもよさそうなものだが、もしかして天の網が破れてしまっているか、消滅してしまっていれば、話は違ってくるのだ。
東に向かって海を越えたところの大陸の45代大統領の足元からも、何やら一筋結構太そうな煙が立ち上り始めた。
火元はまだ良く見えず、定かではないが、もしかしたらとてつもなく大きな火が燃え盛り始めているのかもしれない。
何せ特別検察官が登場して火元の調査を始めるというのだから、大事になりつつあるのだ。
この2人は仲がいいんだそうだから、太平洋を挟んだ両岸で討ち死にするというのも見ものである。
稀有な出来事として歴史に名を残すぜ。どうよ? アベなんちゃらちゃん!
いずれも横浜イングリッシュガーデンのバラ
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