大型連休中は家に閉じこもって草取りをして過ごそうと思っていたのに…
誤解が無いように言えば、自慢じゃないが「猫の額」のこじんまりした庭だ。。
その狭い額にも額に通じるウナジなどの通路にだって雑草ってやつは所かまわず、ケシ粒ほどの遠慮もなく繁茂する。
…とまぁ粋がっては見るのだが、やっぱり10連休に耐えうるかと言えば、さに非ず。
デレデレやったって3日も地面に這いつくばれば雑草は1本残らず引っこ抜かれ、見違えるほどきれいな庭に蘇るはずで、そうなったら残りの7日間は〝完全失業〟になってしまい、どうして時間をつぶそうか心配していたところなのだ。
大型連休も残り6日。
既に4日が過ぎてしまったわけだが、「もう4日も過ぎた」のか「まだ6日も残っている」と捉えるかは、それぞれの人生観に寄るんだろうが、「も」という単語にはそんな意味合いが込められていて、今回のボクの場合は「もう」が勝っている。あっという間に過ぎ去った感じ。
多分、ボォ~ッと過ごしているからだと思う。
振り返ってみれば初日の土曜日から雨に降りこめられて庭には出られず、仕方なく急に思い立って椅子の修理に半日を費やして過ごし、日曜日は夕方まで雨こそ落ちてこなかったが曇り空。
朝から出かけた円覚寺の日曜説教坐禅会は連休中にもかかわらず大勢の人が集まったが、肝心の説教を垂れる坊主が10分も遅刻して善男善女をシラケさせたりもした。
月曜日は日中どんよりと曇ったまま夕方から雨。昨日の火曜日は朝から土砂降り。そして今朝もまだ雨は落ちてきている。
仮に今日はこれから雨が止んだとしても、草が濡れていては草取りは無理だ。第一午後からはしっかり雨マークが並んでいる。
ってなわけで、少なくとも連休の半分は草取りが「出来ない! 」ってことになり、手ぐすね引いていたのにとんだ肩透かしを食わされたものである。
ならば晴耕雨読かと言えばこれまたさに非ず。
机の上にほこりをかぶって積んどく状態になっていた本の山は以前と変わらぬ状態のまま、まったく変化なし!
ホコリを払う訳でもなく、指1本触れていない。
だって肌寒い日ばかりが続くし、冬物のフリースなんか引っ張り出してきて縮こまっているんだ。とても集中する気分になんかなれない。
前にも書いたことあるけど、気分屋なんだ。
何をするにも太陽が明るく輝いていないと気分が悪いのさ。
地面にはいつくばってする草取りも然り、楽な椅子に腰かけて読書するにしても然り。
理屈じゃないんだ、こういうものは。
それにしてもテレビってやつは1日中ナニやってんだ。
行く年くる年じゃあるまいし。
ホント平和ボケのノー天気。お祭り騒ぎじゃないの。見識を疑うね。
今日も続くんだろ、きっと。バカバカしい。
大騒ぎの陰に隠れてしまっているものを見落とさないようにしなければ。
なんか散漫になっちゃったけど…
「空蝉」はこの状態が開き切った爛熟の境地
その手前
「オハヨ」の時
つぼみが開きかける時