箱根連山のすぐ向こう、駿河の国まで一気に梅雨入りしたそうな。
そもそも、まだ風薫る5月だっていうのに…
お隣の東海地方の梅雨入りは去年と比べて16日も早いんだそうだから「♫何を慌てて川端柳…」だが、箱根連山のこちら側だって今朝も雨がシトシト。
わが庭ではバラが遅ればせながら盛りを迎えていて、しかもまだ全部咲き切ってはいないのに…、切ないなぁ。
早い梅雨入りは梅雨明けも早く、結果、長~い夏が待っていてくれる♪ ってんなら、夏大好きニンゲンにとって大歓迎だけど、長~~い梅雨ってのだけは御免こうむりたい。
話は代わって、昨日はわが俳句結社「二合会」の例会日。
今回は足元が悪いことも影響したか、集まりが良くなく、それでもいそいそと集まったメンバー6人だったが、ビックリ仰天の知らせが舞い込んだ。
独身の息子と2人で暮らしていた仲間の大切な息子が脳疾患で突然死した、という。
メンバーの脳裏にすぐさま去来したのは、この仲間がコロナ禍の一昨年、長年連れ添った奥さんを病気で亡くしたばかりだったこと。
ようやく元気を取り戻して来たかなぁ、と思っていた矢先だったのに…
心中は察するに余りある。
一同、重なる不幸に言葉も出ず、ただただ驚くことしかできなかった。
ご冥福を祈るばかりである。
雨に濡れる「バーガンディー アイスバーグ」
句会の兼題は「紫陽花」
以下はわが提出句
紫陽花のバラを追い越す立夏かな
「我思う故に我あり」バラ昂然
吸血鬼ヒトの血に飽き薔薇求む
静けさを羽音切り裂くまだ五月
フーテンめどこを道草ホトトギス