平方録

しまなみ海道を行く

何はともあれ、四国今治側からしまなみ海道にレンタカーを乗り入れる ♪
取り付け道路のゲートをくぐるとすぐに巨大な吊り橋が3つ連続する来島海峡大橋にさしかかる。
橋の下にはもちろん瀬戸内海の海が広がり、車は海の上を翔ぶが如く進む。
制限速度は70kmなので、それより若干早い速度で走る。
いきなりのハイライト出現にいささか戸惑う。

通行料は少ないのでハンドルを握りながらスマホでシャッターだけ押すと、マァそこそこに写っていたのが上の写真。
助手席の妻に怒られたので写真は1枚だけ。

車道と区別された側道を自転車に乗ってサイクリングする人々の姿の方が目立ち、いずれ近いうちにボクも…と決意を新たにする。
車で橋を渡るよりもよっぽど大自然を感じられるんじゃないか? 土木工学の技術力の高さを実感できるんじゃないか? などと想像する。

あっという間に最初の島・大島で降りる。
観光ポスターで有名なこの展望が見られる亀老山展望台に登ってみたらナルホド!
もうっちょっと近づいたのが次の写真。
この展望台まで登ってきている元気印のサイクリストも何人か見かけたが、流石に急勾配で自転車を降りて押して登っていた。
それでもボクには無理だね。

村上水軍博物館に立ち寄る。
歴史好きには外せないだろうが、展示は文字パネルが中心でいささか肩透かし。
博物館の目の前の食堂で「水軍カレー」を食べる。
軍船に見立てているんだろうか、開いたエビフライが載っていた。アジフライ、カボチャとレンコンの天ぷらが乗っていた意味はなんだろう?

多々羅大橋でまた運転中にパシャリ…

伯方島、大三島は通過し、多々羅橋を降りて生口島へ。

日光の陽明門を真似た「孝養門」

宇治の平等院を模した「本堂」。ここは昭和11年から30年かけて作られた浄土真宗の耕三寺。初代の耕三寺耕三という住職が母親の菩提寺として立てたそうだが、その意思の力と財力に感心する。

寺の裏山にもまた変わったものが…


「未来心の丘」と名付けられた白大理石のモニュメントが並んでいる⁈
行ったことないけどエーゲ海とかアドリア海の沿岸に行くとこんな光景が見られるんじゃないか?
でもここは瀬戸内。面白い光景ではある。

国宝の向上寺三重塔は耕三寺から遠くないところにある。

塔の裏手に登ると瀬戸内の海が見え、この島出身の日本画家平山郁夫がここで描いたスケッチの写真を張ったモニュメントがあった。
ボクはこういう景色の方が好きだな。


因島と向島はパスして尾道に。
今日は尾道の坂と階段に取り付く。足腰の鍛錬じゃぁ〜

コメント一覧

heihoroku
20年以上も前のことになりますが、四万十川をカヌーで下った時もその2、3年前に下見に行っているのです。
今回も、姫の運動会にかこつけて絶好の下見の機会と捉えたことはいうまでもありません。
自転車で実際にどう走るか、帰ったらよく考えて、体力があるうちに実行したいと思っています。
1つ実感したことは、橋は海抜30m医女の高い位置にあることです。
しかし島の道路も集落も波打ち際にありますからね。高低差の克服は大きな課題です。
ひろ
あこがれのしまなみ海道・・・
https://blog.goo.ne.jp/hirotosaiseikai
憧れのしまなみ街道、先ずは車で下見ってとこでしょうか。
島々に寄りながら風景や空気を楽しみゆっくり自転車で走りたいですね。
そんな日が早く来てブログ拝見するのを待っています。
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