土日の天気は雨模様の予報が出ているのだが、なぜか南関東の海沿い一帯の地方には午前中の晴が約束されているらしい。
しかし昨日、実に美しい夜明けの景色をたっぷり味わってきたので、さすがに柳の下にそうそう都合よくドジョウなんかいるはずがない…と、出かけるつもりはなかったのだ。
それが起きて空気を吸ううち、夜のとばりがだんだん後退していくにつれて、やはり晴れている日の夜明けのころの景色の美しさに思わず「空気だけでも吸ってくるか」という気になった。
という訳で昨日の二番煎じでいささか気が引けるが、まったくの二重写しなんてことがあるわけもなく、微妙な差でもお汲み取り戴ければと言い訳をしつつ厚顔にも同じような写真を並べる次第です。
5:06 鎌倉・由比ガ浜海岸 今朝も東の空から天使の梯子ともレンブラント光線とも呼ばれる「光芒」がかすかに現れていた
5:06 由比ガ浜 さすがに土曜日だけあって早朝からサーファーが繰り出している
5:11 稲村ケ崎と月 台風10号の余波だろうか、昨日に比べると比較的大きな波が届くようになった
5:14 稲村ケ崎に寄せる波 歩道の一番海側にっつと時々飛沫がかかる
5:16 稲村ケ崎の東側から西側に移動 富士山がかすかに見えている
5:16 稲村ケ崎 ここは20年に一度の台風によってもたらされるという伝説の大波(ジェーン)が立つと言い伝えられていて、サーファーたちの聖地的なスポットになっている
5:19 サザンオールスターズの桑田佳祐が監督して「稲村ジェーン」という映画まで作られている
サーファーでここのビッグウエーブを知らなければモグリと言われるはずである
何人か上級者たちははるか沖まで出て行ってビッグウエーブを待つ姿が時折みられる 特に日本近海に大きな台風が出現するとその数は増すようだ
そういう意味では今、ビッグウエーブが生まれる絶好の機会かもしれない
今朝も豆粒のような人影がはるか沖の海上にいくつか見えた
5:22 富士山の山頂には太陽の光が直接届いているはずだが、昨日ほどには赤くならない いつも赤富士が現れるってことでもないようである
5:36 江ノ島入り口の国道134号片瀬橋に朝日が昇る
5:37 片瀬漁港越しに見る富士山 先ほどより少し赤く染まり出したが、やっぱり昨日ほど赤くならない
5:38 山体が薄っすらと赤く染まっては見えるが…
6:00 片瀬西浜 土曜日曜になると西浜から鵠沼、辻堂、茅ケ崎にかけての海には大勢のサーファーが繰り出す
6:06 まだ彼らには稲村ジェーンには太刀打ちできない
6:10 富士山の左手は箱根連山、右手は丹沢山塊